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公開番号
2025090515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2024189991
出願日
2024-10-29
発明の名称
レプリケーションログ再生のためのデータベースロードユニット
出願人
エスアーペー エスエー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
16/11 20190101AFI20250610BHJP(計算;計数)
要約
【課題】レプリケーションログ再生のためのデータベースロードユニットを提供する。
【解決手段】異なるロードユニットを使用するためのプロセスは、データベースオブジェクトをプライマリインメモリストアにロードし、所与の形式に従って再生ログにキャプチャして、セカンダリデータベースシステムに送信し、セカンダリデータベースシステムが、再生ログの受信に応答して、ログ再生構成パラメータの値をチェックし、構成パラメータが第1の値である場合、再生ログを再生して、第1の形式に従って対応するデータベースオブジェクトをセカンダリインメモリストアにロードし、構成パラメータが第2の値である場合、ログを再生して、第2の形式に従ってオブジェクトをロードし、構成パラメータが第3の値である場合、ログを再生して、オブジェクトをプライマリデータベースシステムによって使用されたのと同じ形式でロードする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
セカンダリデータベースシステムにより、プライマリデータベースシステムから複製されているデータを受信するステップと、
前記セカンダリデータベースシステムにより、第1の形式に従って前記プライマリデータベースシステムにおいてプライマリインメモリストアにロードされている少なくとも1つのデータベースオブジェクトをキャプチャした第1のログを受信するステップと、
ログ再生構成パラメータの値を決定するステップと、
前記ログ再生構成パラメータが第1の値を有することに応答して、前記セカンダリデータベースシステム上で前記第1のログを再生して、第2の形式に従って前記少なくとも1つのデータベースオブジェクトをセカンダリインメモリストアにロードするステップと
を含む、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
フェイルオーバ状態を検出するステップと、
前記フェイルオーバ状態の検出に応答して、前記セカンダリデータベースシステムにおいて第1のフェイルオーバリロードスクリプトを開始するステップと、
前記少なくとも1つのデータベースオブジェクトを前記セカンダリインメモリストアからアンロードするステップと、
前記第1の形式に従って前記少なくとも1つのデータベースオブジェクトを前記セカンダリインメモリストアにリロードするステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2の形式が前記第1の形式とは異なる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の形式が列ロード可能な形式である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2の形式がページロード可能な形式である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ページロード可能な形式の場合、対応するクエリに関連するページのみが前記インメモリストアにロードされる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記列ロード可能な形式の場合、対応するデータベースオブジェクト全体が前記インメモリストアにロードされる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記列ロード可能な形式が、単一のページチェーンにシリアル化された、対応するデータベースオブジェクトのデータサブコンポーネント、ディクショナリサブコンポーネント、およびインデックスサブコンポーネントを有することを含み、前記ページロード可能な形式が、第1のデータベースオブジェクトの前記データサブコンポーネント、前記ディクショナリサブコンポーネント、および前記インデックスサブコンポーネントの各々に対して個別のページチェーンを有することを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記ログ再生構成パラメータが第2の値を有することに応答して、前記セカンダリデータベースシステム上で前記第1のログを再生して、前記第1の形式に従って前記少なくとも1つのデータベースオブジェクトを前記セカンダリインメモリストアにロードするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ログ再生構成パラメータが第3の値を有することに応答して、前記セカンダリデータベースシステム上で第2のログを再生して、前記プライマリインメモリストアにおいて使用されたのと同じ形式に従って少なくとも第2のデータベースオブジェクトを前記セカンダリインメモリストアにロードするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般にデータベース処理に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)
【背景技術】
【0002】
データベースは、整理されたデータの集合である。データベースは通常、データの論理的な配置方法に対応するようにデータを整理する。これにより、データに対する動作、たとえば、データベース内の値の検索、データベースへのデータの追加、データベース内のデータの並べ替え、またはデータベース内の関連データの要約が容易になる。データベース管理システム(DBMS)は、データベース内のデータを整理、作成、更新、キャプチャ、分析、およびそれ以外に管理するために、データベース、ユーザ、およびアプリケーション間の対話を仲介する。
【0003】
クエリを効率的に処理するために、データベースは通常、データに対してインメモリ(in-memory)動作を実行するように構成される。インメモリデータベースにおいて、クエリの実行と応答に必要なデータがメモリにロードされ、そのインメモリデータに対してクエリが実行される。しかしながら、多くのアプリケーションは大規模なデータストアを有し、メモリの制限により、これらのアプリケーションにとって必要なすべてのデータをメモリにロードすることは困難な場合がある。データベースシステムによって処理されるデータの量は、より多くのデータを記憶するためにメモリデバイスが進化するよりも速いペースで増加し続けている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
いくつかの実装形態では、プライマリデータベースシステムは、プライマリデータベースシステムにおいて決定された所与の形式に従って、データベースオブジェクトをプライマリインメモリストアにロードする。プライマリデータベースシステムは、所与の形式に従って、データベースオブジェクトのロードを再生ログにキャプチャする。プライマリデータベースシステムは、再生ログをセカンダリデータベースシステムに送信する。再生ログの受信に応答して、セカンダリデータベースシステムはログ再生構成パラメータの値をチェックする。ログ再生構成パラメータが第1の値である場合、セカンダリデータベースシステムは、再生ログを再生して、第1の形式に従って対応するデータベースオブジェクトをセカンダリインメモリストアにロードし、第1の形式は、プライマリデータベースシステムによって使用される所与の形式と異なる場合もあり、異ならない場合もある。ログ再生構成パラメータが第2の値である場合、セカンダリデータベースシステムは、第1のログを再生して、第2の形式に従ってデータベースオブジェクトをセカンダリインメモリストアにロードし、第2の形式は、プライマリデータベースシステムによって使用される所与の形式と異なる場合もあり、異ならない場合もある。ログ再生構成パラメータが第3の値である場合、セカンダリデータベースシステムは、第1のログを再生して、少なくとも1つのデータベースオブジェクトをプライマリデータベースシステムによって使用されたのと同じ形式(すなわち、所与の形式)で、セカンダリインメモリストアにロードする。
【0005】
非一時的コンピュータプログラム製品(すなわち、物理的に具現化されたコンピュータプログラム製品)についても説明する。非一時的コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピューティングシステムの1つまたは複数のデータプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのデータプロセッサに、本明細書の動作を実行させる命令を記憶する。同様に、1つまたは複数のデータプロセッサと、1つまたは複数のデータプロセッサに結合されたメモリとを含み得るコンピュータシステムについても説明する。メモリは、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書に記載された動作のうちの1つまたは複数を実行させる命令を一時的に、または永続的に記憶し得る。さらに、方法は、単一のコンピューティングシステム内、または2つ以上のコンピューティングシステム間に分散された、1つまたは複数のデータプロセッサによって実装することができる。そのようなコンピューティングシステムは、ネットワーク(たとえば、インターネット、ワイヤレスワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、ワイヤードネットワークなど)を介した接続、複数のコンピューティングシステムなどのうちの1つまたは複数の間の直接接続を含む1つまたは複数の接続を介して接続して、データおよび/またはコマンド、あるいは他の命令などを交換することができる。
【0006】
本明細書に記載された主題の1つまたは複数の変形例の詳細は、添付の図面および以下の説明において説明される。本明細書に記載された主題の他の特徴および利点は、説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになるだろう。
【0007】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本明細書に開示された主題の特定の態様を示しており、説明とともに、開示された実装形態に関連付けられる原理のうちのいくつかを説明するために役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の主題のいくつかの例示的な実装形態による、データベースシステムの例を示す図である。
本発明の主題のいくつかの例示的な実装形態による、システムの別の例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、ロードユニット決定を実装するためのシステムの一例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、ロードユニット決定を実装するためのシステムの別の例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、プライマリデータベースとセカンダリデータベースを備えたシステムの例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、プライマリデータベースとセカンダリデータベースを備えたシステムの別の例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、データベースオブジェクトおよび/またはデータベースオブジェクトサブコンポーネントをメモリに取り込むためのロードユニットを動的に決定するためのプロセスの例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、プライマリデータベースシステムとセカンダリデータベースシステムにおけるメモリにデータベースオブジェクトをロードする際に、異なるロードユニットを使用するためのプロセスの例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、セカンダリデータベースシステムにおいてフェイルオーバリロードスクリプトを実行するためのプロセスの例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、システムの例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、システムの別の例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、セカンダリデータベースシステムにおいてデータベースオブジェクトをメモリにロードする際にロードユニットを決定するためのプロセスの例を示す図である。
本主題のいくつかの例示的な実装形態による、少なくともログ再生構成パラメータに基づいて、セカンダリデータベースシステムにおいてバッファキャッシュサイズを調整するためのプロセスの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
データ構造は通常、メモリ内で作成され、取り込まれるが、一旦取り込まれると、データ構造は永続性ストレージにおいて永続化される場合がある。永続性ストレージに入ると、データ構造は、不要になったときにメモリから削除され得る。次いで、将来そのデータ構造がメモリ内で再び必要になった場合、永続性ストレージにおいて永続化された情報からデータ構造を再構築することができる。データ構造のロードとは、永続性ストレージにおいて永続化された情報からメモリ内のデータ構造を再構築することを指す。永続性ストア内のデータ構造の表現はメモリ内の表現と一致しない場合があるが、永続性ストレージに記憶されている情報は、メモリ内のデータ構造を完全に再構築するために十分である。
【0010】
データベースにおいて、データベースオブジェクトは、データを記憶または参照するために使用されるデータ構造である。一般的なデータベースオブジェクトの種類はテーブルである。その他の種類のデータベースオブジェクトは、列、インデックス、ストアドプロシージャ、シーケンス、ビューなどを含む。データベースは、各データベースオブジェクトを、データベースオブジェクトをまとめて形成する、および表す複数のサブ構造として記憶し得る。本明細書では、「サブ構造」および「サブコンポーネント」という用語は互換的に使用され得る点に留意されたい。列の場合、サブ構造はディクショナリ、データベクトル、およびインデックスを含み得る。ディクショナリは、各一意のデータ値を対応する値識別子(ID)に関連付けてよい。値IDには、順番に番号が付けられてよい。データベクトルは、データベースオブジェクトの実際の値にマッピングする値IDを含み得る。インデックスは、各一意の値IDの連続リストと、値IDを含むデータベクトル内の1つまたは複数の位置とを含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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