TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025105959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025076763,2023566251
出願日2025-05-02,2022-11-28
発明の名称基板検査方法、基板検査プログラム、及び基板検査装置
出願人東京エレクトロン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 21/956 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約【課題】基板表面における異常を精度良く検出する。
【解決手段】基板検査方法は、参照用の基板の表面を撮像した画像に基づく参照入力画像を取得することと、入力された画像の認識結果を出力するように予め構築されたニューラルネットワークに参照入力画像を入力したときに、ニューラルネットワークの中間層で生成される参照中間情報を取得することと、参照中間情報に基づいて、参照入力画像の特徴を示す参照特徴画像を生成することと、検査対象の基板の表面を撮像した画像に基づく検査入力画像を取得することと、ニューラルネットワークに検査入力画像を入力したときに、ニューラルネットワークの中間層で生成される検査中間情報を取得することと、検査中間情報に基づいて、検査入力画像の特徴を示す検査特徴画像を生成することと、参照特徴画像と検査特徴画像とを比較した結果に基づいて、検査対象の基板の表面における異常の有無を判定することと、を含む。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
参照用の基板の表面を撮像した画像に基づく参照入力画像を取得することと、
入力された画像の認識結果を出力するように予め構築されたニューラルネットワークに前記参照入力画像を入力したときに、前記ニューラルネットワークの中間層で生成される参照中間情報を取得することと、
前記参照中間情報に基づいて、前記参照入力画像の特徴を示す参照特徴画像を生成することと、
検査対象の基板の表面を撮像した画像に基づく検査入力画像を取得することと、
前記ニューラルネットワークに前記検査入力画像を入力したときに、前記ニューラルネットワークの中間層で生成される検査中間情報を取得することと、
前記検査中間情報に基づいて、前記検査入力画像の特徴を示す検査特徴画像を生成することと、
前記参照特徴画像と前記検査特徴画像とを比較した結果に基づいて、前記検査対象の基板の表面における異常の有無を判定することと、を含む基板検査方法。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載の基板検査方法をコンピュータに実行させるための基板検査プログラム。
【請求項3】
参照用の基板の表面を撮像した画像に基づく参照入力画像を取得する第1入力画像取得部と、
入力された画像の認識結果を出力するように予め構築されたニューラルネットワークに前記参照入力画像を入力したときに、前記ニューラルネットワークの中間層で生成される参照中間情報を取得する第1中間情報取得部と、
前記参照中間情報に基づいて、前記参照入力画像の特徴を示す参照特徴画像を生成する第1特徴画像生成部と、
検査対象の基板の表面を撮像した画像に基づく検査入力画像を取得する第2入力画像取得部と、
前記ニューラルネットワークに前記検査入力画像を入力したときに、前記ニューラルネットワークの中間層で生成される検査中間情報を取得する第2中間情報取得部と、
前記検査中間情報に基づいて、前記検査入力画像の特徴を示す検査特徴画像を生成する第2特徴画像生成部と、
前記参照特徴画像と前記検査特徴画像とを比較した結果に基づいて、前記検査対象の基板の表面における異常の有無を判定する異常判定部と、を備える基板検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基板検査方法、基板検査プログラム、及び基板検査装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板を撮像して得た検査対象である撮像画像に基づいて、基板に発生している欠陥を分類する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-124591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、基板表面における異常を精度良く検出するのに有用な基板検査方法、基板検査プログラム、及び基板検査装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る基板検査方法は、参照用の基板の表面を撮像した画像に基づく参照入力画像を取得することと、入力された画像の認識結果を出力するように予め構築されたニューラルネットワークに参照入力画像を入力したときに、ニューラルネットワークの中間層で生成される参照中間情報を取得することと、参照中間情報に基づいて、参照入力画像の特徴を示す参照特徴画像を生成することと、検査対象の基板の表面を撮像した画像に基づく検査入力画像を取得することと、ニューラルネットワークに検査入力画像を入力したときに、ニューラルネットワークの中間層で生成される検査中間情報を取得することと、検査中間情報に基づいて、検査入力画像の特徴を示す検査特徴画像を生成することと、参照特徴画像と検査特徴画像とを比較した結果に基づいて、検査対象の基板の表面における異常の有無を判定することと、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、基板表面における異常を精度良く検出するのに有用な基板検査方法、基板検査プログラム、及び基板検査装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る基板処理システムを模式的に示す斜視図である。
図2は、塗布現像装置の一例を模式的に示す側面図である。
図3は、検査ユニットの一例を示す模式図である。
図4は、制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5は、制御装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図6は、基板検査方法の一例を示す模式図である。
図7は、準備フェーズでの検査処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、中間層から抽出される抽出画像の一例を模式的に示す図である。
図9は、マハラノビス距離の算出過程の一例を説明するための図である。
図10は、マハラノビス距離の一例を概念的に説明するためのグラフである。
図11は、生産フェーズでの検査処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、第2実施形態に係る基板検査方法の一例を示す模式図である。
図13は、第2実施形態に係る基板検査方法の一例を示す模式図である。
図14は、基板検査方法で実行される一連の処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、検査準備処理の一例を示すフローチャートである。
図16は、ワークに対する検査処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照していくつかの実施形態について説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。一部の図面には、X軸、Y軸、及びZ軸で規定される直交座標系が示されている。以下の説明では、Z軸が上下方向に対応し、X軸及びY軸が水平方向に対応する。
【0009】
[第1実施形態]
最初に、図1~図11を参照しながら、第1実施形態に係る基板処理システムについて説明する。図1に示される基板処理システム1は、ワークWに対し、感光性被膜の形成、当該感光性被膜の露光、及び当該感光性被膜の現像を施すシステムである。処理対象のワークWは、例えば基板、あるいは所定の処理が施されることで膜又は回路等が形成された状態の基板である。ワークWに含まれる基板は、一例として、シリコンを含むウェハである。ワークW(基板)は、円形に形成されていてもよい。処理対象のワークWは、ガラス基板、マスク基板、FPD(Flat Panel Display)などであってもよく、これらの基板等に所定の処理が施されて得られる中間体であってもよい。感光性被膜は、例えばレジスト膜である。
【0010】
基板処理システム1は、塗布現像装置2と露光装置3とを備える。露光装置3は、ワークW(基板)上に形成されたレジスト膜(感光性被膜)の露光処理を行う。具体的には、露光装置3は、液浸露光等の方法によりレジスト膜の露光対象部分にエネルギー線を照射する。塗布現像装置2は、露光装置3による露光処理の前に、ワークWの表面にレジスト膜を形成する処理を行い、露光処理後にレジスト膜の現像処理を行う。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
計器装置
15日前
株式会社東光高岳
計器
11日前
株式会社ミツトヨ
測定器
8日前
日本精機株式会社
液面検出装置
17日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
23日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
17日前
有限会社原製作所
検出回路
1か月前
大和製衡株式会社
組合せ秤
17日前
大同特殊鋼株式会社
疵検出方法
8日前
個人
フロートレス液面センサー
1か月前
株式会社リコー
光学機器
1か月前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
9日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
18日前
エグゼヴィータ株式会社
端末装置
9日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
18日前
ダイハツ工業株式会社
試験用治具
23日前
キヤノン株式会社
放射線撮像装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
9日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
29日前
株式会社クボタ
作業車
22日前
富士電機株式会社
エンコーダ
10日前
柳井電機工業株式会社
部材検査装置
9日前
バイオテック株式会社
容器設置装置
9日前
富士電機株式会社
エンコーダ
10日前
大同特殊鋼株式会社
座標系較正方法
1か月前
タカノ株式会社
試料分析装置
8日前
タカノ株式会社
試料分析装置
8日前
新電元メカトロニクス株式会社
位置検出装置
15日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
8日前
大同特殊鋼株式会社
ラベル色特定方法
1か月前
株式会社ノーリツ
通信システム
15日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
8日前
トヨタ自動車株式会社
歯車の検査方法
18日前
旭光電機株式会社
漏出検出装置
29日前
TDK株式会社
計測装置
16日前
株式会社フジキン
流量測定装置
24日前
続きを見る