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公開番号2025105896
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025075597,2022511638
出願日2025-04-30,2021-02-16
発明の名称音響再生装置、信号処理装置、信号処理方法
出願人ソニーグループ株式会社
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類G10K 11/178 20060101AFI20250703BHJP(楽器;音響)
要約【課題】複数のマイクロフォンを用いる場合を想定して、より適切なマイクロフォン配置状態を提案する。
【解決手段】音響再生装置について、ノイズキャンセル処理に用いられる第1のマイクロフォンと、ノイズキャンセル処理に用いられる第2のマイクロフォンと、ノイズキャンセル処理に用いられる第3のマイクロフォンと、第1のマイクロフォンにより集音された第1集音信号と第2のマイクロフォンにより集音された第2集音信号と第3のマイクロフォンにより収音された第3集音信号とを用いて生成されるノイズキャンセリング信号に基づいて音響出力を行うドライバユニットと、を備え、第1のマイクロフォンの集音面とされた第1の集音面は、ドライバユニットの放音方向とは異なる方向を向く面とされ、第2のマイクロフォンの集音面とされた第2の集音面は、ドライバユニットの放音方向と同じ方向を向く面とされ、第3のマイクロフォンの集音面とされた第3の集音面は、第1の集音面及び第2の集音面の何れとも異なる方向を向く面とされている。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】

イズキャンセル処理に用いられる第1のマイクロフォンと、
前記
ノイズキャンセル処理に用いられる第2のマイクロフォンと、
前記ノイズキャンセル処理に用いられる第3のマイクロフォンと、
前記第1のマイクロフォンにより集音された第1集音信号と前記第2のマイクロフォンにより集音された第2集音信号と
前記第3のマイクロフォンにより収音された第3集音信号と
を用いて
生成される
ノイズキャンセリング信号
に基づいて音響出力を行うドライバユニットと、を備え、
前記第1のマイクロフォンの集音面とされた第1の集音面は、前記ドライバユニットの放音方向とは異なる方向を向く面とされ、
前記第2のマイクロフォンの集音面とされた第2の集音面は、前記ドライバユニットの放音方向と同じ方向を向く面とされ、
前記第3のマイクロフォンの集音面とされた第3の集音面は、前記第1の集音面及び前記第2の集音面の何れとも異なる方向を向く面とされた
音響再生装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記ドライバユニットが配置されるハウジングを備え、
前記ハウジングの内部には、前記第1のマイクロフォンと前記第2のマイクロフォンが配置された
請求項1に記載の音響再生装置。
【請求項3】
前記第1のマイクロフォンは、前記第2のマイクロフォンよりも前記ドライバユニットに近接して配置された
請求項2に記載の音響再生装置。
【請求項4】
前記第1の集音面は、前記第2の集音面よりも前記ドライバユニットに近接して配置された
請求項2に記載の音響再生装置。
【請求項5】
前記第2の集音面は、前記第1の集音面と対向する方向とは異なる方向を向く面とされた
請求項1に記載の音響再生装置。
【請求項6】
前記ドライバユニットが配置されたハウジングを備え、
前記ハウジングの内部空間は、少なくとも第1音響空間が設けられ、
前記第1のマイクロフォンと前記第2のマイクロフォンは、それぞれ別の音響空間に配置された
請求項1に記載の音響再生装置。
【請求項7】
前記ハウジングの内部空間は、少なくとも第1音響空間と第2音響空間とが設けられ、
前記第1のマイクロフォンと前記第2のマイクロフォンは、一方が前記第1音響空間に配置され他方が前記第2音響空間に配置された
請求項2に記載の音響再生装置。
【請求項8】
前記ハウジングは、前記ドライバユニットからの出力音が放音される放音口を有し、
前記第2のマイクロフォンの集音面は、前記放音口を向く面とされた
請求項2に記載の音響再生装置。
【請求項9】
前記第1のマイクロフォンが配置される配置面と前記第2のマイクロフォンが配置される配置面は、それぞれ異なる部材上の面とされた
請求項1に記載の音響再生装置。
【請求項10】
前記第3の集音面は、前記ハウジングの外部空間の音を集音する集音面とされた
請求項2に記載の音響再生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、音響再生装置、信号処理装置、信号処理方法に関する。特にはノイズキャンセリング信号の生成に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1,2,3にも開示されているように、携帯型のオーディオプレーヤ等に用いるヘッドフォンやイヤフォンにおいて外部環境のノイズ(騒音)を低減して、リスナに対して、外部ノイズを低減した良好な再生音場空間を提供するようにしたノイズキャンセリングシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-122729号公報
特開2008-116782号公報
特開2008-250270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のノイズキャンセリングシステムの一例は、アクティブなノイズ低減を行なうアクティブ方式のノイズ低減システムで、基本的には、次のような構成を備える。
すなわち、音響-電気変換手段としてのマイクロフォンで外部ノイズ(騒音)を集音し、その集音したノイズの音響信号から、ノイズとは音響的に逆相のノイズキャンセリング信号を生成する。このノイズキャンセリング信号を、音楽等の本来の聴取目的たる音響信号と合成してスピーカで音響再生する。これにより外来ノイズが音響的に相殺されるようにしてノイズを低減するものである。
【0005】
このようなノイズ低減システムでは、複数のマイクロフォンを用いて集音し、適切なフィルタ処理でノイズキャンセリング信号を生成することでノイズキャンセル性能を向上させることができると考えられる。
【0006】
本開示では、このように複数のマイクロフォンを用いる場合を想定して、より適切なマイクロフォン配置状態を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の音響再生装置は、

イズキャンセル処理に用いられる第1のマイクロフォンと、
前記
ノイズキャンセル処理に用いられる第2のマイクロフォンと、
前記ノイズキャンセル処理に用いられる第3のマイクロフォンと、
前記第1のマイクロフォンにより集音された第1集音信号と前記第2のマイクロフォンにより集音された第2集音信号と
前記第3のマイクロフォンにより収音された第3集音信号と
を用いて
生成される
ノイズキャンセリング信号
に基づいて音響出力を行うドライバユニットと、を備え、前記第1のマイクロフォンの集音面とされた第1の集音面は、前記ドライバユニットの放音方向とは異なる方向を向く面とされ、前記第2のマイクロフォンの集音面とされた第2の集音面は、前記ドライバユニットの放音方向と同じ方向を向く面とされ、前記第3のマイクロフォンの集音面とされた第3の集音面は、前記第1の集音面及び前記第2の集音面の何れとも異なる方向を向く面とされた
ものである。

イズキャンセル処理に用いるためのマイクロフォンを複数備えた構成において、音響再生装置内の複数の音響空間において集音を行う状態にしやすい。
【0008】

響再生装置においては、前記第1のマイクロフォンの集音面は前記第2のマイクロフォンの集音面よりも前記ノイズキャンセリング信号に基づいて音響出力を行うドライバユニットの近くに位置されていてもよい。
これにより、ドライバユニットから第1のマイクロフォンの集音面までの空間の伝達関数が変化しにくくされる。
【0009】

響再生装置においては、前記第1のマイクロフォンの集音面は前記ノイズキャンセリング信号に基づいて音響出力を行うドライバユニットの放音方向に対向して位置されていてもよい。
これにより、ドライバユニットから第1のマイクロフォンの集音面までの空間の伝達関数が変化しにくくされる。
【0010】

響再生装置においては、前記ノイズキャンセリング信号に基づいて音響出力を行うドライバユニットが配置され前記ドライバユニットからの出力音が放音される放音口を有したハウジングを備え、前記第1のマイクロフォン及び前記第2のマイクロフォンは、前記ハウジング内に配置され、前記第2のマイクロフォンは前記第1のマイクロフォンよりも前記放音口に近い位置に位置されていてもよい。
これにより、第2のマイクロフォンは第1のマイクロフォンよりも耳の鼓膜に近い位置における集音を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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