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公開番号
2025105306
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223769
出願日
2023-12-29
発明の名称
磁気センサ及び位置検出装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
G01D
5/245 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約
【課題】磁気センサの小型化を図る。
【解決手段】磁気センサ1は、検出対象が所定方向D1に相対移動することで生じる磁界強度の変化に基づいて検出対象の位置を検出するように構成された磁気センサ1であって、検出対象の相対位置を検出するために所定方向D1に配列された相対位置検出用の磁気抵抗素子群2と、検出対象の原点を検出するために所定方向D1に配列された原点検出用の磁気抵抗素子群3と、を備える。相対位置検出用の磁気抵抗素子群2と、原点検出用の磁気抵抗素子群3と、がグランド端子61及び電源端子62の少なくとも一方を共有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
検出対象が所定方向に相対移動することで生じる磁界強度の変化に基づいて前記検出対象の位置を検出するように構成された磁気センサであって、
前記検出対象の相対位置を検出するために前記所定方向に配列された相対位置検出用の磁気抵抗素子群と、
前記検出対象の原点を検出するために前記所定方向に配列された原点検出用の磁気抵抗素子群と、を備え、
前記相対位置検出用の磁気抵抗素子群と、前記原点検出用の磁気抵抗素子群と、はグランド端子及び電源端子の少なくとも一方を共有している、
磁気センサ。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記原点検出用の磁気抵抗素子群を一対備え、
前記一対の原点検出用の磁気抵抗素子群の一方が、前記相対位置検出用の磁気抵抗素子群との間で前記グランド端子又は前記電源端子を共有している、
請求項1の磁気センサ。
【請求項3】
前記原点検出用の磁気抵抗素子群を一対備え、
前記一対の原点検出用の磁気抵抗素子群の一方が、前記相対位置検出用の磁気抵抗素子群との間で前記グランド端子を共有し、
前記一対の原点検出用の磁気抵抗素子群の他方が、前記相対位置検出用の磁気抵抗素子群との間で前記電源端子を共有している、
請求項1の磁気センサ。
【請求項4】
前記相対位置検出用の磁気抵抗素子群は、フルブリッジ回路を形成するように電気的に接続された4個の磁気抵抗素子で、構成されている、
請求項2又は3の磁気センサ。
【請求項5】
前記原点検出用の磁気抵抗素子群を一対備え、
前記所定方向に配列され、かつフルブリッジ回路を形成するように電気的に接続された8個の磁気抵抗素子で、前記相対位置検出用の磁気抵抗素子群と、前記一対の原点検出用の磁気抵抗素子群と、が構成されている、
請求項1の磁気センサ。
【請求項6】
前記8個の磁気抵抗素子は、それぞれミアンダ形状を有する、
請求項5の磁気センサ。
【請求項7】
前記フルブリッジ回路には、前記グランド端子が電気的に接続される1つの接地接続点と、前記電源端子が電気的に接続される1つの電源接続点と、が設けられている、
請求項6の磁気センサ。
【請求項8】
請求項1の磁気センサと、
N極及びS極が前記所定方向において交互に着磁された磁気スケールと、を備え、
前記磁気スケールが前記検出対象を構成する、
位置検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、磁気センサ及び位置検出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気センサと、磁気スケールと、を備えた位置検出装置が、従来公知である。特許文献1には、この種の位置検出装置において、磁気スケールの原点を検出するための磁気抵抗素子群を更に備えることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-151181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した磁気センサでは、原点検出用の磁気抵抗素子群を更に備えるので、チップサイズが大型化しやすい。そのため、磁気センサひいては位置検出装置の小型化を図ることが困難であるという問題があった。
【0005】
本開示が解決しようとする課題は、磁気センサひいては位置検出装置の小型化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一様態に係る磁気センサは、検出対象が所定方向に相対移動することで生じる磁界強度の変化に基づいて前記検出対象の位置を検出するように構成された磁気センサであって、前記検出対象の相対位置を検出するために前記所定方向に配列された相対位置検出用の磁気抵抗素子群と、前記検出対象の原点を検出するために前記所定方向に配列された原点検出用の磁気抵抗素子群と、を備える。前記相対位置検出用の磁気抵抗素子群と、前記原点検出用の磁気抵抗素子群と、はグランド端子及び電源端子の少なくとも一方を共有している。
【0007】
本開示の一態様に係る位置検出装置は、前記磁気センサと、N極及びS極が前記所定方向において交互に着磁された磁気スケールと、を備える。前記磁気スケールが前記検出対象を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、磁気センサひいては位置検出装置の小型化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは第1実施形態の位置検出装置の概略図であり、図1Bは同上の位置検出装置において相対位置が変更された概略図である。
図2は、同上の位置検出装置が備える磁気センサの概略的な回路図である。
図3は、比較例の磁気センサの概略的な回路図である。
図4は、第2実施形態の磁気センサの概略的な回路図である。
図5は、同上の磁気センサの斜視図である。
図6は、第3実施形態の磁気センサの概略的な回路図である。
図7は、同上の磁気センサが備える複数の磁気抵抗素子の形状を示す平面図である。
図8は、同上の磁気センサの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、第1実施形態の磁気センサ1及び位置検出装置9について、添付図面を参照して説明する。以下の実施形態等において参照する図は、いずれも模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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