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公開番号2025105021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223275
出願日2023-12-28
発明の名称風力発電の監視装置、再学習方法
出願人Arithmer株式会社,株式会社ユーラステクニカルサービス
代理人
主分類G06V 20/52 20220101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約【課題】監視負担を軽減する風力発電の監視装置を提供する。
【解決手段】監視装置20は、画像取得部24Aと、記憶部21と、判定部24Bと、入出力部22と、を備える。画像取得部24Aは、監視対象の画像を定期的に取得する。記憶部21は、所定のネットワーク構造と正常画像データとを用いて構築され、入力された画像が正常でない場合に異常と判定する「異常判定モデル」を実行するための情報を記憶する。判定部24Bは、異常判定モデル用いて、定期的に取得した監視対象の画像が異常であるか否かを判定する。入出力部22は、判定部24により異常であると判定された場合に注意信号を出力する。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
監視対象の画像を定期的に取得する画像取得部と、
所定のネットワーク構造と正常画像データとを用いて構築され、入力された画像が正常でない場合に異常と判定する異常判定モデルを実行するための情報を記憶する記憶部と、
前記異常判定モデル用いて、定期的に取得した監視対象の画像が異常であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により異常であると判定された場合に注意信号を出力する出力部と、
前記正常画像データを用いて前記異常判定モデルを構築する学習部と、
を備える、風力発電の監視装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記学習部による処理が実行されているときに、前記判定部による処理が実行される、請求項1に記載の風力発電の監視装置。
【請求項3】
画像データを表示し、正常であるか否かの設定の入力を受け付ける入出力部をさらに備える、
請求項1に記載の風力発電の監視装置。
【請求項4】
前記注意信号が所定期間に所定回数出力された場合、前記異常判定モデルの再学習を実行する、
請求項1に記載の風力発電の監視装置。
【請求項5】
前記異常判定モデルは、正常画像データを用いて前記ネットワーク構造を学習することにより構築される、
請求項1に記載の風力発電の監視装置。
【請求項6】
前記異常判定モデルは、前記ネットワーク構造を用いて正常画像データから所定の統計量を算出することで構築される、
請求項1に記載の風力発電の監視装置。
【請求項7】
請求項1に記載の風力発電の監視装置に用いられる、前記異常判定モデルを再学習する再学習方法であって、
再学習モードがオンのときに、第1枚数が蓄積されるまで第1時間間隔で画像データを蓄積し、
蓄積された画像データと前記ネットワーク構造とを用いて、入力された画像が正常であるか否かを判定する第1判定モデルを構築し、
前記第1判定モデルが正常と判定した第1判定後画像データを第2時間間隔で蓄積し、前記第1判定後画像データを表示し、正常であるか否かの設定を受け付け、
正常であると設定された第1判定後画像データが第2枚数分蓄積された場合、当該第1判定後画像データと前記ネットワーク構造とを用いて、入力された画像が正常であるか否かを判定する第2判定モデルを構築し、
前記第2判定モデルを新たな異常判定モデルとして設定する、再学習方法。
【請求項8】
前記第2判定モデルが正常と判定した第2判定後画像データを第3時間間隔で蓄積し、前記第1判定後画像データ及び/又は前記第2判定後画像データを表示し、正常であるか否かの設定を受け付け、
第3枚数分蓄積されるまでの間、正常であると設定された第2判定後画像データが第4枚数分蓄積される毎に前記第2判定モデルを再構築し、
再構築が所定回数実行された後の前記第2判定モデルを新たな異常判定モデルとして設定する、
請求項7に記載の再学習方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、風力発電の監視装置及び再学習方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、発電設備等の遠隔監視が行われている。例えば、特許文献1(特開2014-0 20250号公報)には、発電装置における主軸受、増速機および発電機を格納する筐体の内部の検査における作業負担を軽減する監視装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-020250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に記載の発電装置用監視装置では、施設の内部の画像を取得し、その画像により施設の内部の状態を目視確認できるようにしている。
【0005】
しかしながら、発電設備等の異常は比較的長期間の変化から判断されることが多く、必ずしも常時監視する必要があるわけではない。むしろ、監視頻度が多いと監視負担が増大することがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、監視負担を軽減し得る監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1観点に係る風力発電の監視装置は、画像取得部と、記憶部と、判定部と、出力部と、を備える。画像取得部は、監視対象の画像を定期的に取得する。記憶部は、所定のネットワーク構造と正常画像データとを用いて構築され、入力された画像が正常でない場合に異常と判定する異常判定モデルを実行するための情報を記憶する。判定部は、異常判定モデル用いて、定期的に取得した監視対象の画像が異常であるか否かを判定する。出力部は、判定部により異常であると判定された場合に注意信号を出力する。
【0007】
したがって、第1観点に係る風力発電の監視装置は、異常判定モデル用いて、定期的に取得した監視対象の画像が異常であるか否かを判定し、判定部により異常であると判定された場合に注意信号を出力するので、監視者は常時目視で監視する必要がなく、その監視負担を軽減することができる。
【0008】
さらに、正常画像データを用いて異常判定モデルを構築する学習部を備えるので、異常判定モデルの構築とその異常判定モデルを用いた処理とを単一の装置で実行できる。
【0009】
第2観点に係る風力発電の監視装置は、第1観点に係る監視装置であって、学習部による処理が実行されているときに、判定部による処理が実行されるものである。第2観点に係る監視装置であれば、学習が完了する前から異常判定が行われるので未監視時間を短くすることができる。
【0010】
第3観点に係る風力発電の監視装置は、第1観点に係る監視装置であって、画像データを表示し、正常であるか否かの設定の入力を受け付ける入出力部をさらに備えるので、監視者による正常及び異常の基準を反映させた異常判定モデルを構築することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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