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公開番号
2025104899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223068
出願日
2023-12-28
発明の名称
信号処理装置及び信号処理方法
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01N
29/06 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約
【課題】検査対象のイメージング処理を高速に行う。
【解決手段】信号処理装置は、複数の送受波素子から検査対象の界面の法線方向に対して傾いた傾斜方向に発信される平面波が検査対象の内部を伝搬し焦点で反射して送受波素子に到達する場合の平面波の伝搬経路及び伝搬時間を示す伝搬モデルを読み込む読み込み処理と、複数の送受波素子が検査対象に対して傾斜方向に平面波を発信した場合に複数の送受波素子で受信される平面波の受信データを取得する取得処理と、読み込んだ伝搬モデルと、取得した受信データとに基づいて、圧縮センシングにより検査対象のイメージングデータを生成するイメージング処理と、を行う処理部を備え、処理部は、イメージング処理において、検査対象のイメージング範囲を複数の部分画像に区画し、圧縮センシングにおいては、平面波の受信時刻毎の受信データである単位時刻データを用いて受信データを部分画像毎に並列に処理する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の送受波素子から検査対象の界面の法線方向に対して傾いた傾斜方向に発信される平面波が前記検査対象の内部を伝搬し焦点で反射して前記送受波素子に到達する場合の前記平面波の伝搬経路及び伝搬時間を示す伝搬モデルを読み込む読み込み処理と、
複数の前記送受波素子が前記検査対象に対して前記傾斜方向に前記平面波を発信した場合に複数の前記送受波素子で受信される前記平面波の受信データを取得する取得処理と、
読み込んだ前記伝搬モデルと、取得した前記受信データとに基づいて、圧縮センシングにより前記検査対象のイメージングデータを生成するイメージング処理と、を行う処理部を備え、
前記処理部は、前記イメージング処理において前記検査対象のイメージング範囲を複数の部分画像に区画し、前記圧縮センシングにおいては、前記平面波の受信時刻毎の前記受信データである単位時刻データを用いて前記受信データを前記部分画像毎に並列に処理する
信号処理装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記処理部は、前記部分画像毎に前記平面波が通過したか否かを判定し、前記平面波が通過しない前記部分画像の処理結果を前記イメージングデータの生成に用いないようにする
請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、それぞれの前記部分画像に含まれる画素の数が同数になるように前記部分画像を設定する
請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、それぞれの前記部分画像に含まれる画素の数が閾値以下となるように前記部分画像を設定する
請求項3に記載の信号処理装置。
【請求項5】
複数の送受波素子から検査対象の界面の法線方向に対して傾いた傾斜方向に発信される平面波が前記検査対象の内部を伝搬し焦点で反射して前記送受波素子に到達する場合の前記平面波の伝搬経路及び伝搬時間を示す伝搬モデルを読み込む読み込みステップと、
複数の前記送受波素子が前記検査対象に対して前記傾斜方向に前記平面波を発信した場合に複数の前記送受波素子で受信される前記平面波の受信データを取得する取得ステップと、
読み込んだ前記伝搬モデルと、取得した前記受信データとに基づいて、圧縮センシングにより前記検査対象のイメージングデータを生成するイメージングステップと
を含み、
前記イメージングステップでは、前記検査対象のイメージング範囲を複数の部分画像に区画し、前記圧縮センシングにおいては、前記平面波の受信時刻毎の前記受信データである単位時刻データを用いて前記受信データを前記部分画像毎に並列に処理する
信号処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、信号処理装置及び信号処理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
圧縮センシングは、例えば磁気共鳴イメージング等のような様々な検査技術の分野において使用されている。圧縮センシングを用いたイメージング手法においては、可視化領域において高い強度分布がスパースであると仮定し、少数の観測結果を用いて検査対象のイメージ全体を復元したり、高い分解能で検査対象のイメージングを行ったりすることが可能である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6734270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような圧縮センシングを用いたイメージング手法においては、検査対象のイメージング処理を高速に行うことが求められている。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、検査対象のイメージング処理を高速に行うことが可能な信号処理装置及び信号処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る信号処理装置は、複数の送受波素子から検査対象の界面の法線方向に対して傾いた傾斜方向に発信される平面波が前記検査対象の内部を伝搬し焦点で反射して前記送受波素子に到達する場合の前記平面波の伝搬経路及び伝搬時間を示す伝搬モデルを読み込む読み込み処理と、複数の前記送受波素子が前記検査対象に対して前記傾斜方向に前記平面波を発信した場合に複数の前記送受波素子で受信される前記平面波の受信データを取得する取得処理と、読み込んだ前記伝搬モデルと、取得した前記受信データとに基づいて、圧縮センシングにより前記検査対象のイメージングデータを生成するイメージング処理と、を行う処理部を備え、前記処理部は、前記イメージング処理において、前記検査対象のイメージング範囲を複数の部分画像に区画し、前記圧縮センシングにおいては、前記平面波の受信時刻毎の前記受信データである単位時刻データを用いて前記受信データを前記部分画像毎に並列に処理する。
【0007】
本開示に係る信号処理方法は、複数の送受波素子から検査対象の界面の法線方向に対して傾いた傾斜方向に発信される平面波が前記検査対象の内部を伝搬し焦点で反射して前記送受波素子に到達する場合の前記平面波の伝搬経路及び伝搬時間を示す伝搬モデルを読み込む読み込みステップと、複数の前記送受波素子が前記検査対象に対して前記傾斜方向に前記平面波を発信した場合に複数の前記送受波素子で受信される前記平面波の受信データを取得する取得ステップと、読み込んだ前記伝搬モデルと、取得した前記受信データとに基づいて、圧縮センシングにより前記検査対象のイメージングデータを生成するイメージングステップとを含み、前記イメージングステップでは、前記検査対象のイメージング範囲を複数の部分画像に区画し、前記圧縮センシングにおいては、前記平面波の受信時刻毎の前記受信データである単位時刻データを用いて前記受信データを前記部分画像毎に並列に処理する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、検査対象のイメージング処理を高速に行うことが可能な信号処理装置及び信号処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る信号処理装置を備える計測システムの一例を示す模式図である。
図2は、本実施形態に係る信号処理方法の一例を示すフローチャートである。
図3は、伝搬モデルにおける送信波の伝播経路(往路)の一例を模式的に示す図である。
図4は、伝搬モデルにおける送信波の伝播経路(復路)の一例を模式的に示す図である。
図5は、計測システムによるイメージング範囲の一例を模式的に示す図である。
図6は、計測システムによるイメージング範囲の一例を模式的に示す図である。
図7は、演算部における処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、演算部における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る信号処理装置及び信号処理方法の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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