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公開番号2025104254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024191500
出願日2024-10-31
発明の名称ペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法およびこのような方法を行う装置
出願人シンクウェア コーポレーション,THINKWARE CORPORATION
代理人弁理士法人IPX
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250702BHJP(信号)
要約【課題】本発明は、ペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法およびこのような方法を行う装置に関する。
【解決手段】本発明の例示的な実施形態によるカメラ部、通信部、制御部、記憶部、入力部および急発進判断部を含むペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法において、前記カメラ部により、前記車両のペダル部の周辺を撮影した動画データを得るステップと、前記制御部により、前記動画データを前記記憶部または前記ペダルブラックボックスと独立して備えられる外部記憶装置のうち少なくともいずれか一つに格納する第1モードを行うステップと、前記急発進判断部により、前記車両の急発進状況有無を判断するステップと、前記車両の急発進状況有無の判断ステップで前記車両が急発進状況であると判断した場合、前記制御部により、前記第1モードを終了し、前記動画データを前記記憶部および前記外部記憶装置にすべて格納する第2モードを行うステップとを含むことができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
カメラ部、通信部、制御部、記憶部、入力部および急発進判断部を含むペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法であって、
前記カメラ部により、前記車両のペダル部の周辺を撮影した動画データを得るステップと、
前記制御部により、前記動画データを前記記憶部または前記ペダルブラックボックスと独立して備えられる外部記憶装置のうち少なくともいずれか一つに格納する第1モードを行うステップと、
前記急発進判断部により、前記車両の急発進状況有無を判断するステップと、
前記車両の急発進状況有無の判断ステップで前記車両が急発進状況であると判断した場合、前記制御部により、前記第1モードを終了し、前記動画データを前記記憶部および前記外部記憶装置にすべて格納する第2モードを行うステップとを含むことを特徴とする、ペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップは、前記通信部により、前記車両から車両情報を受信するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項3】
前記車両情報は、前記車両のリアルタイム走行速度を示す第1速度、前記車両のリアルタイムGPS(Global Positioning System)速度を示す第2速度、前記車両のリアルタイム加速度を示す第1加速度、運転者の足ポジション状態および前記車両のリアルタイム加速持続時間を含むことを特徴とする、請求項2に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項4】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップは、前記通信部により受信した前記第1加速度を予め設定された第2加速度と比較して、前記車両の急発進状況有無を判断するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項5】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップにおいて、
前記急発進判断部は、前記第1加速度が前記第2加速度以上である場合、前記車両が急発進状況であると判断することを特徴とする、請求項4に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項6】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップは、前記通信部により受信した前記第1速度と前記第2速度との差の値を予め設定された値と比較して、前記車両の急発進状況有無を判断するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項7】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップにおいて、
前記急発進判断部は、前記第1速度と前記第2速度との差の値が前記予め設定された値以上である場合、前記車両が急発進状況であると判断することを特徴とする、請求項6に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項8】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップは、
前記通信部により受信した前記車両の運転者の足ポジション状態情報を確認するステップと、
前記通信部により受信した前記車両のリアルタイム加速持続時間を予め設定された第1臨界時間と比較して、前記車両の急発進状況有無を判断するステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項9】
前記車両の運転者の足ポジション状態は、前記運転者の足がブレーキと所定の間隔で離隔して位置する第1状態および前記運転者の足が前記ブレーキを加圧しながら位置する第2状態を含むことを特徴とする、請求項8に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
【請求項10】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップにおいて、
前記急発進判断部は、前記車両の運転者の足ポジション状態が前記第1状態であり、前記車両のリアルタイム加速持続時間が前記第1臨界時間以上である場合、前記車両が急発進状況であると判断することを特徴とする、請求項9に記載のペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法およびこのような方法を行う装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
最近、多数の自動車事故において、急発進が疑われる事故動画や状況を接しており、運転者が自動車の急発進を主張しているが、急発進疑惑事故が、実際急発進であるかを証明する確実な方法が存在しない状況である。そのため、社会的に原因究明の責任を誰が負うかに関する法率的な接近のみ論議されている。
【0003】
自動車には、事故の状況を動画で記録するブラックボックスがある。しかし、ブラックボックスは、運転者の自動車操作の状況を記録しない。その他、事故当時の道路のcctvなども運転者の自動車操作の状況を把握することは難しい。そのため、急発進疑惑事故の時に、事故現場にあった他の自動車のブラックボックス格納動画により、運転者がブレーキを踏んでいたか、事故自動車の尾灯の点灯有無を確認することもある。
【0004】
しかし、実質的に、運転者が意図したとおりに自動車が作動したかを確認することができる記録を確保することが困難な状況である。
【0005】
したがって、上述の社会的な安全問題に対する解決案として、最近、ブレーキペダルとアクセルペダルを撮影および録画するペダルブラックボックスが徐々に普及している。
【0006】
従来のペダルブラックボックスは、走行中のすべての瞬間を撮影し、内部記憶装置に格納していたが、内部記憶装置のエラーによって格納されていない場合、あるいは事故の衝撃によって内部記憶装置がペダルブラックボックスから分離した場合などの理由で、ペダルブラックボックスの撮影動画が内部記憶装置にまともに格納されていない場合がしばしば発生する。
【0007】
ペダルブラックボックス撮影動画が内部記憶装置にまともに格納されていない場合、急発進の事実を立証することは非常に難しく、運転者は、自動車の急発進事故に対する証拠を適切に提示することができない場合、自動車の急発進事故に対する損害賠償を実質的に受けることができない問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の様々な課題の一つは、急発進が疑われる状況が発生する場合、動画データを記憶部と外部記憶装置にすべて格納することで、動画データの消失を防止することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の例示的な実施形態によるカメラ部、通信部、制御部、記憶部および急発進判断部を含むペダルブラックボックスを用いた車両の急発進を記録する方法であって、前記カメラ部により、前記車両のペダル部の周辺を撮影した動画データを得るステップと、前記制御部により、前記動画データを前記記憶部または前記ペダルブラックボックスと独立して備えられる外部記憶装置のうち少なくともいずれか一つに格納する第1モードを行うステップと、前記急発進判断部により、前記車両の急発進状況有無を判断するステップと、前記車両の急発進状況有無の判断ステップで前記車両が急発進状況であると判断した場合、前記制御部により、前記第1モードを終了し、前記動画データを前記記憶部および前記外部記憶装置にすべて格納する第2モードを行うステップとを含むことができる。
【0010】
前記車両の急発進状況有無の判断ステップは、前記通信部により、前記車両から車両情報を受信するステップを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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