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公開番号
2025104212
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024105004,2023221020
出願日
2024-06-28,2023-12-27
発明の名称
ガスセンサの診断方法
出願人
新コスモス電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
27/26 20060101AFI20250702BHJP(測定;試験)
要約
【課題】雰囲気によらず、ガスセンサの故障を精度よく診断することが可能なガスセンサの診断方法を提供する。
【解決手段】このガスセンサの診断方法は、作用極21aおよび対極21bを含むガスセンサ21に電荷を貯める充電状態とガスセンサ21に貯まった電荷を放出する放電状態とを切り替えた際のガスセンサ21からの出力に基づいて、ガスセンサ21の故障診断を行う。そして、ガスセンサ21の放電後に取得した出力と、ガスセンサ21を充電する前の出力に基づく所定のしきい値とに基づいて、ガスセンサ21が故障しているか否かを判断する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
作用極および対極を含むガスセンサに電荷を貯める充電状態と前記ガスセンサに貯まった電荷を放出する放電状態とを切り替えた際の前記ガスセンサからの出力に基づいて、前記ガスセンサの故障診断を行う診断方法において、
前記ガスセンサの放電後に取得した前記出力と、前記ガスセンサを充電する前の前記出力に基づく所定のしきい値とに基づいて、前記ガスセンサが故障しているか否かを判断する、ガスセンサの診断方法。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
作用極および対極を含むガスセンサに電荷を貯めて充電する前の前記ガスセンサからの出力を取得するステップと、
前記ガスセンサを充電する前の前記出力に基づいて、しきい値を決定するステップと、
前記ガスセンサに貯まった電荷を放出した放電後の前記出力を取得するステップと、
前記しきい値と前記ガスセンサの放電後の前記出力とに基づいて、前記ガスセンサが故障しているか否かを判断するステップと、を備える、ガスセンサの診断方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ガスセンサの診断方法に関し、特に、ガスセンサの故障診断を行うガスセンサの診断方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ガスセンサの故障診断を行うガス検知装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、検知極および対極を含むガスセンサと、ガスセンサに流れる電流を電圧に変換する電流/電圧変換回路と、電流/電圧変換回路の出力電圧に基づいてガスセンサの故障診断を行う自己診断手段とを備える警報器(ガス検知装置)が開示されている。この特許文献1の警報器では、自己診断手段は、ガスセンサの検知極および対極の間に電荷を貯めて充電してから、放電し、その際の電流/電圧変換回路の出力電圧に基づいて、ガスセンサの故障診断を行っている。また、自己診断手段は、ガスセンサの充電時および放電時の予め設定された時点における電流/電圧変換回路の出力電圧と予め設定されたしきい値とを比較してガスセンサの故障診断を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-085455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1では、自己診断手段は、ガスセンサの充電時および放電時の予め設定された時点における電流/電圧変換回路の出力電圧と予め設定されたしきい値とを比較してガスセンサの故障診断を行っている。このため、雰囲気に検知対象のガスが存在することにより、ガスセンサの充電時および放電時の出力電圧がばらつく場合に、予め設定されたしきい値に対する大小関係が異なってしまう。そのため、雰囲気の状態に応じて、ガスセンサの故障診断の結果が異なる場合があるので、ガスセンサの故障を精度よく診断することが困難である。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、雰囲気によらず、ガスセンサの故障を精度よく診断することが可能なガスセンサの診断方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面によるガスセンサの診断方法は、作用極および対極を含むガスセンサに電荷を貯める充電状態とガスセンサに貯まった電荷を放出する放電状態とを切り替えた際のガスセンサからの出力に基づいて、ガスセンサの故障診断を行う診断方法において、ガスセンサの放電後に取得した出力と、ガスセンサを充電する前の出力に基づく所定のしきい値とに基づいて、ガスセンサが故障しているか否かを判断する。
【0008】
この発明の第1の局面によるガスセンサの診断方法では、上記のように、ガスセンサの放電後に取得した出力と、ガスセンサを充電する前の出力に基づく所定のしきい値とに基づいて、ガスセンサが故障しているか否かを判断する。これにより、雰囲気に検知対象のガスが存在することにより、ガスセンサの充電時および放電時の出力電圧がばらつく場合でも、ガスセンサの充電する前の出力を基準として所定のしきい値を設定することができる。これにより、ガスセンサを充電してから放電した場合には、出力は充電前の値に戻るため、故障診断を行うための所定のしきい値を雰囲気に応じて適切な値に設定することができる。その結果、雰囲気によらず、ガスセンサの故障を精度よく診断することができる。
【0009】
この発明の第2の局面によるガスセンサの診断方法は、作用極および対極を含むガスセンサに電荷を貯めて充電する前のガスセンサからの出力を取得するステップと、ガスセンサを充電する前の出力に基づいて、しきい値を決定するステップと、ガスセンサに貯まった電荷を放出した放電後の出力を取得するステップと、しきい値とガスセンサの放電後の出力とに基づいて、ガスセンサが故障しているか否かを判断するステップと、を備える。
【0010】
この発明の第2の局面によるガスセンサの診断方法では、上記のように、ガスセンサを充電する前の出力に基づいて決定したしきい値とガスセンサの放電後の出力とに基づいて、ガスセンサが故障しているか否かを判断するステップを設ける。これにより、雰囲気に検知対象のガスが存在することにより、ガスセンサの充電時および放電時の出力電圧がばらつく場合でも、ガスセンサの充電する前の出力を基準としてしきい値を設定することができる。これにより、ガスセンサを充電してから放電した場合には、出力は充電前の値に戻るため、故障診断を行うためのしきい値を雰囲気に応じて適切な値に設定することができる。その結果、雰囲気によらず、ガスセンサの故障を精度よく診断することが可能なガスセンサの診断方法を提供することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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