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公開番号
2025103497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220926
出願日
2023-12-27
発明の名称
構造方程式モデリング支援装置、該方法および該プログラム
出願人
マツダ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06N
7/01 20230101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、構造方程式モデリングにおけるパス図の作成を支援できる構造方程式モデリング支援装置、該方法および該プログラムを提供する。
【解決手段】本発明の構造方程式モデリング支援装置1000は、構造方程式モデリングにおけるパス図の作成を支援する装置であって、グラフにおける複数のノードを1個に纏めてグループ化するための規則であるグループ化規則を記憶する規則情報記憶部51と、規則情報記憶部51に記憶されているグループ化規則に基づいて、所定のグラフから、グループとなるノードを抽出するグループ処理部14と、グループ処理部14で抽出した抽出結果を出力する出力部3とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
構造方程式モデリングにおけるパス図の作成を支援する構造方程式モデリング支援装置であって、
グラフにおける複数のノードを1個に纏めてグループ化するための規則であるグループ化規則を記憶する規則情報記憶部と、
前記規則情報記憶部に記憶されているグループ化規則に基づいて、所定のグラフから、グループとなるノードを抽出するグループ処理部と、
前記グループ処理部で抽出した抽出結果を出力する出力部とを備える、
構造方程式モデリング支援装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記グループ化規則は、起点のノードから、エッジを介して順次に連結される所定の個数までのノードを1個に纏めてグループ化する規則を含む、
請求項1に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項3】
前記グループ化規則は、さらに、1個のノードが複数のエッジを備える場合、前記複数のエッジの中から所定の個数のエッジを選択する規則を含む、
請求項2に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項4】
前記グラフにおける複数のノードそれぞれは、文章を備え、
前記グループ化規則は、さらに、1個のエッジの両端に連結されている2個のノードそれぞれに備えられている各文章が互いに類似している場合に、前記2個のノードを1個に纏めてグループ化する規則を含む、
請求項2に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項5】
前記グラフにおける複数のノードそれぞれは、文章を備え、
前記グループ化規則は、起点のノードおよび前記起点のノードにエッジを介して連結されている連結先のノードそれぞれに備えられている各文章が互いに類似している場合に、前記起点のノードおよび前記連結先のノードを1個に纏めてグループ化する類似グループ化処理を、グループ化できなくなるまで、前記連結先のノードを新たな起点のノードとして繰り返し実行する規則を含む、
請求項1に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項6】
前記グラフにおける複数のノードそれぞれは、文章を備え、
前記グループ化規則は、前記グラフにおける複数のノードの中から、起点のノードに備えられている文章に類似する文章を備えるノードを抽出し、前記起点のノードおよび前記抽出したノードを1個に纏めてグループ化する類似グループ化処理を実行する規則を含む、
請求項1に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項7】
前記グループ処理部で抽出した抽出結果に基づき前記グラフから作成されたパス図の適合度指標を求める適合度指標処理部をさらに備え、
前記出力部は、さらに、前記適合度指標処理部で求めた前記パス図の適合度指標を出力する、
請求項1に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項8】
前記グラフを複数の生成方法で生成するグラフ生成部と、
前記複数の生成方法のうちのいずれかの生成方法を受け付ける入力部とをさらに備え、
前記グラフ生成部は、前記複数の生成方法のうち、前記入力部で受け付けた生成方法で前記グラフを生成する、
請求項7に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項9】
前記グラフをベイジアンネットワーク生成方法で生成するグラフ生成部をさらに備える、
請求項1に記載の構造方程式モデリング支援装置。
【請求項10】
互いに異なる複数の変数それぞれに、複数のデータ値を備える第1データから、前記複数のデータ値それぞれについて、当該データ値を多水準系に離散化することによって、前記複数の変数それぞれに、複数の、前記離散化したデータ値を備える第2データを生成する離散化処理部をさらに備え、
前記グラフ生成部は、前記離散化処理部で生成した第2データから前記グラフを生成し、
前記出力部は、さらに、前記離散化処理部で生成した第2データを出力する、
請求項9に記載の構造方程式モデリング支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造方程式モデリングにおけるパス図の作成を支援する構造方程式モデリング支援装置、構造方程式モデリング支援方法および構造方程式モデリング支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
構造方程式モデリング(Structural Equatio Modeling、SEM)は、共分散構造分析(Covariance Structure Analysis、CSA)とも呼ばれ、仮説として設定した多数の変数間の関係を、有向グラフのいわゆるパス図で表現できる線形結合方程式でモデル化して分析する手法である。この構造方程式モデリングは、仮説の妥当性の検証に有用な手法であり、例えば潜在変数と呼ばれる直接には観測できない因子を含めて分析できる点や、1つの分析で複数の従属変数を設定できる点等の長所がある。このような構造方程式モデリングは、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6743934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、構造方程式モデリングでは、潜在変数をモデルに組み込めるが、どのような因子を潜在変数に設定し、どのようなモデルを設定して、モデルを表す有向グラフのパス図(構造方程式)を生成すべきか、という点が、モデル(パス図、構造方程式)を生成するユーザ(分析者)にとって難しい。
【0005】
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、構造方程式モデリングにおけるパス図の作成を支援できる構造方程式モデリング支援装置、構造方程式モデリング支援方法および構造方程式モデリング支援プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる構造方程式モデリング支援装置は、構造方程式モデリングにおけるパス図の作成を支援する装置であって、グラフにおける複数のノードを1個に纏めてグループ化するための規則であるグループ化規則を記憶する規則情報記憶部と、前記規則情報記憶部に記憶されているグループ化規則に基づいて、所定のグラフから、グループとなるノードを抽出するグループ処理部と、前記グループ処理部で抽出した抽出結果を出力する出力部とを備える。好ましくは、上述の構造方程式モデリング支援装置において、前記グループ処理部は、前記グラフにおける複数のノードのうち、未処理のノードの中から、起点となるノードをランダム(無作為)に1個選定し、前記選定した起点のノードに対し、前記規則情報記憶部に記憶されているグループ化規則に基づいてグループとなるノードを抽出するグループ化処理を、前記未処理のノードが無くなるまで繰り返し実行する。
【0007】
このような構造方程式モデリング支援装置は、1個に纏められる複数のノードを抽出結果として出力する。よって、モデル(パス図、構造方程式)を作成するユーザ(分析者)は、前記抽出結果を参照し、1個に纏められる複数のノードに、1個の新たなノードを割り当てることで、所定のグラフから、パス図の元となる新たなグラフを作成できるから、構造方程式モデリングにおけるパス図の作成を支援できる。
【0008】
他の一態様では、上述の構造方程式モデリング支援装置において、前記グループ化規則は、起点のノードから、エッジを介して順次に連結される所定の個数までのノードを1個に纏めてグループ化する規則を含む。
【0009】
このような構造方程式モデリング支援装置は、起点のノードから、エッジを介して順次に連結される所定の個数までのノードを抽出結果として出力する。よって、ユーザは、前記抽出結果を参照することで、所定のグラフから、起点のノードからエッジを介して順次に連結される所定の個数までのノードを1個に纏めてグループ化した新たなグラフを作成できる。
【0010】
他の一態様では、上述の構造方程式モデリング支援装置において、前記グループ化規則は、さらに、1個のノードが複数のエッジを備える場合、前記複数のエッジの中から所定の個数のエッジを選択する規則を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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