TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025103437
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220834
出願日
2023-12-27
発明の名称
制御回路
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H04B
1/44 20060101AFI20250702BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線装置の送信状態と受信状態とを切り替えるのにコストを低減する。
【解決手段】無線装置の送信状態と受信状態とを切り替えるための電子回路100であって、送信信号又は受信信号の周波数を変換するための周波数コンバータ3と、周波数コンバータ3を動作させるためのバイアス電圧を発生させるD/Aコンバータ102と、バイアス電圧に基づく電圧が周波数コンバータ3に供給される第1状態と、所定電圧が周波数コンバータ3に供給される第2状態とを切り替える切替スイッチと、無線装置が送信状態であるか受信状態であるかに応じて第1状態と第2状態とを切り替えるように切替スイッチを制御する制御回路1と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無線装置の送信状態と受信状態とを切り替えるための電子回路であって、
送信信号又は受信信号の周波数を変換するための周波数コンバータと、
前記周波数コンバータを動作させるためのバイアス電圧を発生させるD/Aコンバータと、
前記バイアス電圧に基づく電圧が前記周波数コンバータに供給される第1状態と、
所定電圧が前記周波数コンバータに供給される第2状態とを切り替える切替スイッチと、
前記無線装置が送信状態であるか受信状態であるかに応じて前記第1状態と前記第2状態とを切り替えるように前記切替スイッチを制御する制御回路と、
を備える、電子回路。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記切替スイッチと前記周波数コンバータとの間に設けられた増幅器と、
前記増幅器の入力段に設けられたプルアップ抵抗と、
をさらに有し、
前記制御回路は、前記第1状態において、前記バイアス電圧が入力される前記切替スイッチの第1入力端子が前記増幅器に接続され、前記第2状態において、開放された前記切替スイッチの第2入力端子が前記増幅器に接続されるように前記切替スイッチを切り替えるための制御信号を発生する、
請求項1に記載の電子回路。
【請求項3】
前記制御回路は、
前記制御信号を発生する制御信号発生部と、
前記電子回路に電源が投入されてから所定の時間にわたってリセット電圧を発生するリセット信号発生部と、
前記リセット信号発生部が前記リセット電圧を発生している状態、又は、前記制御信号発生部がオープンイネーブル電圧を発生していない状態において前記切替スイッチを前記第2状態にするための電圧を発生し、前記リセット信号発生部が前記リセット電圧を発生していない状態であり、且つ前記制御信号発生部が前記オープンイネーブル電圧を発生している状態である場合に前記制御信号が前記切替スイッチに入力されるようにする3ステートバッファと、
を有する、
請求項2に記載の電子回路。
【請求項4】
前記電子回路は、前記D/Aコンバータの複数の出力端子に対応する複数の前記切替スイッチを有し、
前記制御信号発生部は、所定のシーケンスで複数の前記切替スイッチを制御するための複数の前記制御信号を発生するシフトレジスタを有する、
請求項3に記載の電子回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイアス電圧を発生させる制御回路に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
無線伝送において送信回路と、受信回路とを時分割で動作させることが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-158184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明では、送信回路又は受信回路をバイアスする回路には、高速なスイッチング動作性能が求められる。特許文献1に記載の発明では、このようなバイアス電圧の制御に対応可能な複数の出力端子を有するD/Aコンバータを用意する必要があるため、コストが増大するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、無線装置の送信状態と受信状態とを切り替えるのに要するコストを低減することができる制御回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の電子回路は、無線装置の送信状態と受信状態とを切り替えるための電子回路であって、送信信号又は受信信号の周波数を変換するための周波数コンバータと、前記周波数コンバータを動作させるためのバイアス電圧を発生させるD/Aコンバータと、前記バイアス電圧に基づく電圧が前記周波数コンバータに供給される第1状態と、所定電圧が前記周波数コンバータに供給される第2状態とを切り替える切替スイッチと、前記無線装置が送信状態であるか受信状態であるかに応じて前記第1状態と前記第2状態とを切り替えるように前記切替スイッチを制御する制御回路と、を備える。
【0007】
前記電子回路は、前記切替スイッチと前記周波数コンバータとの間に設けられた増幅器と、前記増幅器の入力段に設けられたプルアップ抵抗と、をさらに有し、前記制御回路は、前記第1状態において、前記バイアス電圧が入力される前記切替スイッチの第1入力端子が前記増幅器に接続され、前記第2状態において、開放された前記切替スイッチの第2入力端子が前記増幅器に接続されるように前記切替スイッチを切り替えるための制御信号を発生してもよい。
【0008】
前記制御回路は、前記制御信号を発生する制御信号発生部と、前記電子回路に電源が投入されてから所定の時間にわたってリセット電圧を発生するリセット信号発生部と、前記リセット信号発生部が前記リセット電圧を発生している状態、又は、前記制御信号発生部がオープンイネーブル電圧を発生していない状態において前記切替スイッチを前記第2状態にするための電圧を発生し、前記リセット信号発生部が前記リセット電圧を発生していない状態であり、且つ前記制御信号発生部が前記オープンイネーブル電圧を発生している状態である場合に前記制御信号が前記切替スイッチに入力されるようにする3ステートバッファと、を有してもよい。
【0009】
前記電子回路は、前記D/Aコンバータの複数の出力端子に対応する複数の前記切替スイッチを有し、前記制御信号発生部は、所定のシーケンスで複数の前記切替スイッチを制御するための複数の前記制御信号を発生するシフトレジスタを有してもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、無線装置の送信状態と受信状態とを切り替えるのに要するコストを低減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
店内配信予約システム
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
11日前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
1か月前
電気興業株式会社
無線中継器
2か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
1か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
6日前
株式会社ニコン
撮像装置
21日前
キヤノン株式会社
通信システム
2か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
シート材搬送装置
7日前
DXO株式会社
情報処理システム
18日前
パテントフレア株式会社
水中電波通信法
15日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
2か月前
株式会社オーディオテクニカ
受光器
1か月前
テックス通信株式会社
電話システム
1か月前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
2か月前
キヤノン株式会社
移動体
2か月前
サクサ株式会社
ダウンロード支援装置
7日前
八重洲無線株式会社
無線中継システム
1か月前
あけび動作の学校株式会社
端末保持具
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
7日前
住友建機株式会社
表示システム
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
17LIVE株式会社
サーバおよび方法
6日前
17LIVE株式会社
サーバおよび方法
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
学校法人立命館
情報埋め込み方法
13日前
株式会社エクシング
双方向通信システム
11日前
株式会社ダイフク
搬送設備
1か月前
株式会社JVCケンウッド
音響システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る