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公開番号2025103049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025066853,2023062848
出願日2025-04-15,2023-04-07
発明の名称気泡濃度調節装置、及びタンクシステム
出願人株式会社ビジサー
代理人個人
主分類B01F 35/83 20220101AFI20250701BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】 気泡混合液に含まれる気泡濃度を調節することを可能とする気泡濃度調節装置及びタンクシステムを提供する。
【解決手段】 気泡濃度調節装置は、液体を流す複数の流路を有し、少なくとも1つの前記流路に、前記液体に気泡径が1μm未満の気泡を生成可能な気泡発生部を備え、複数の前記流路から流出する前記液体を混合することによって前記気泡の濃度の調節が可能になるように、複数の前記流路を流れる前記液体の流量比を変更するための流量比制御部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体を流す複数の流路を有し、
少なくとも1つの前記流路に、前記液体に気泡径が1μm未満の気泡を生成可能な気泡発生部を備え、
複数の前記流路から流出する前記液体を混合することによって前記気泡の濃度の調節が可能になるように、複数の前記流路を流れる前記液体の流量比を変更するための流量比制御部を有する、
気泡濃度調節装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
請求項1に記載の気泡濃度調節装置において、
前記気泡の前記濃度を示す目盛り表示部を備え、
前記流量比制御部は、前記目盛り表示部に表示された前記気泡の前記濃度に応じて前記流量比を変更する、
気泡濃度調節装置。
【請求項3】
請求項2に記載の気泡濃度調節装置において、
前記液体を受け入れる流入口を有し、
前記流量比制御部は、前記流入口から受入れられた前記液体の圧力、流速及び流量の少なくとも1つに応じて、前記流量比を変更する、
気泡濃度調節装置。
【請求項4】
請求項3に記載の気泡濃度調節装置において、
前記流入口は、複数の前記流路に共通しており、
前記流量比制御部は、前記流入口から供給された前記液体のうち複数の前記流路のそれぞれに分配される前記液体の分配比を変更することにより、前記流量比を変更する、
気泡濃度調節装置。
【請求項5】
請求項1に記載の気泡濃度調節装置と、
前記液体を貯留するタンクと、を備え、
前記液体が前記気泡濃度調節装置を経由した後に前記タンクに供給されるように前記気泡濃度調節装置と前記タンクとが配置されている、
タンクシステム。
【請求項6】
液体を貯留するタンクと、
前記液体を流す流路と、を有し、
前記流路は、前記液体に気泡径が1μm未満の気泡を生成する気泡発生部を備え、
前記流路の上流端と下流端のいずれも前記タンクに接続されており、
前記液体が前記流路を流れる時間を定めるタイマーが設けられている、
タンクシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、気泡濃度調節装置、及びタンクシステムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
液体中に気泡径が1μm以下の気泡を含む気液混合液を生成する気泡発生装置を様々な産業分野で使用することが要請されている。特許文献1には、空調システムの循環系に設けられたタンクに気泡発生装置を設け、タンク内に貯留される気液混合液で循環系内の汚染物質を除去することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-190754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に提案された技術では、タンクに貯留される気泡混合液に含まれる気泡濃度を調整する観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、気泡混合液に含まれる気泡濃度を調節することを可能とする気泡濃度調節装置及びタンクシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、次の(1)から(6)に記載された発明を要旨とする。
【0007】
(1)液体を流す複数の流路を有し、
少なくとも1つの前記流路に、前記液体に気泡径が1μm未満の気泡を生成可能な気泡発生部を備え、
複数の前記流路から流出する前記液体を混合することによって前記気泡の濃度の調節が可能になるように、複数の前記流路を流れる前記液体の流量比を変更するための流量比制御部を有する、
気泡濃度調節装置。
(2)上記(1)に記載の気泡濃度調節装置において、
前記気泡の前記濃度を示す目盛り表示部を備え、
前記流量比制御部は、前記目盛り表示部に表示された前記気泡の前記濃度に応じて前記流量比を変更する、
気泡濃度調節装置。
(3)上記(2)に記載の気泡濃度調節装置において、
前記液体を受け入れる流入口を有し、
前記流量比制御部は、前記流入口から受入れられた前記液体の圧力、流速及び流量に応じて、前記流量比を変更する、
気泡濃度調節装置。
(4)上記(3)に記載の気泡濃度調節装置において、
前記流入口は、複数の前記流路に共通しており、
前記流量比制御部は、前記流入口から供給された前記液体のうち複数の前記流路のそれぞれに分配される前記液体の分配比を変更することにより、前記流量比を変更する、
気泡濃度調節装置。
(5)上記(1)に記載の気泡濃度調節装置と、
前記液体を貯留するタンクと、を備え、
前記液体が前記気泡濃度調節装置を経由した後に前記タンクに供給されるように前記気泡濃度調節装置と前記タンクとが配置されている、
タンクシステム。
(6)液体を貯留するタンクと、
前記液体を流す流路と、を有し、
前記流路は、前記液体に気泡径が1μm未満の気泡を生成する気泡発生部を備え、
前記流路の上流端と下流端のいずれも前記タンクに接続されており、
前記液体が前記流路を流れる時間を定めるタイマーが設けられている、
タンクシステム。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、気液混合液に含まれる気泡量を調節することを可能とする気泡濃度調節装置及びタンクシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明にかかる気泡濃度調節装置の一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
図2Aは、気泡発生装置の一実施例の構成を説明するための断面図である。図2Bは、上流端から下流端に向かう方向を視線方向とした場合の気泡発生装置の気泡発生機構の一実施例の状態を示す図である。図2Cは、気泡発生装置についての図2AのA-A線縦断面に対応する概略断面図である。図2Dは、図2Cの破線で囲まれた領域SPの部分を拡大した状態を示すための概略拡大断面図である。
図3Aから図3Dは、本発明にかかる気泡濃度調節装置の一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
図4Aから図4Cは、本発明にかかる気泡濃度調節装置の一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
図5A、図5Bは、操作部の一実施例を説明するための図である。
図6は、第1の実施形態にかかるタンクシステムの一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
図7は、第1の実施形態の変形例1にかかるタンクシステムの一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
図8は、第2の実施形態にかかるタンクシステムの一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
図9は、第3の実施形態にかかるタンクシステムの一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
図10は、第3の実施形態の変形例にかかるタンクシステムの一実施例の構成を説明するための概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態について、[1.気泡濃度調節装置]、[2.タンクシステム]の順序で説明する。[2.タンクシステム]では、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態の順序で説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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