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公開番号
2025101984
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219120
出願日
2023-12-26
発明の名称
固体電解質層、及び、固体電池の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/0562 20100101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】抵抗の増加を抑制することができる、固体電解質層、及び、固体電池の製造方法を提供する。
【解決手段】固体電池用の固体電解質層であって、前記固体電解質層は、不織布と、固体電解質と、を含み、前記固体電解質は、前記不織布の内部に配置され、前記固体電解質層の体積に対する前記不織布の体積の比率が35%以上54%以下である、固体電解質層。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固体電池用の固体電解質層であって、
前記固体電解質層は、不織布と、固体電解質と、を含み、
前記固体電解質は、前記不織布の内部に配置され、
前記固体電解質層の体積に対する前記不織布の体積の比率が35%以上54%以下である、固体電解質層。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記不織布の空隙率が73%以上83%以下である、請求項1に記載の固体電解質層。
【請求項3】
前記不織布は、ポリエチレンテレフタレートで構成される、請求項1に記載の固体電解質層。
【請求項4】
前記固体電解質は、硫化物固体電解質を含む、請求項1に記載の固体電解質層。
【請求項5】
固体電池の製造方法であって、
負極層および正極層の間に請求項1~4のいずれか1項に記載の固体電解質層を配置して積層体を得る工程と、
前記積層体をプレスする工程と、を有する、固体電池の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、固体電解質層、及び、固体電池の製造方法に関する。
続きを表示(約 920 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1~3において開示されるような不織布を含む固体電解質層に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-031789号公報
特開2020-188026号公報
特開2023-515016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
不織布を含む固体電解質層においては、不織布の坪量が大きすぎると抵抗が増加し、不織布の坪量が小さすぎると、引張強度が低下してしまう。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、抵抗の増加を抑制することができる、固体電解質層、及び、固体電池の製造方法を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本開示には、以下の態様が含まれる。
<1> 固体電池用の固体電解質層であって、
前記固体電解質層は、不織布と、固体電解質と、を含み、
前記固体電解質は、前記不織布の内部に配置され、
前記固体電解質層の体積に対する前記不織布の体積の比率が35%以上54%以下である、固体電解質層。
【0007】
<2> 前記不織布の空隙率が73%以上83%以下である、<1>に記載の固体電解質層。
【0008】
<3> 前記不織布は、ポリエチレンテレフタレートで構成される、<1>又は<2>に記載の固体電解質層。
【0009】
<4> 前記固体電解質は、硫化物固体電解質を含む、<1>~<3>のいずれか1つに記載の固体電解質層。
【0010】
<5> 固体電池の製造方法であって、
負極層および正極層の間に<1>~<4>のいずれか1つに記載の固体電解質層を配置して積層体を得る工程と、
前記積層体をプレスする工程と、を有する、固体電池の製造方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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