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公開番号
2025101982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219118
出願日
2023-12-26
発明の名称
電極装置、水質測定装置及び水質測定方法
出願人
株式会社 堀場アドバンスドテクノ
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
G01N
27/333 20060101AFI20250701BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 比較内極が比較内部液へ溶出することを抑制することができる電極装置を提供する。
【解決手段】 電極装置は、比較電極を備える電極装置であって、比較電極は、第1成分を含む比較内極と、比較内極を内部に収容する比較収容部と、比較収容部の内部に収容され、比較内極を浸漬させる比較内部液と、第1成分を含み、比較内部液の内部に固体で配置される溶解材と、を備える。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
比較電極を備える電極装置であって、
前記比較電極は、
第1成分を含む比較内極と、
前記比較内極を内部に収容する比較収容部と、
前記比較収容部の内部に収容され、前記比較内極を浸漬させる比較内部液と、
前記第1成分を含み、前記比較内部液の内部に固体で配置される溶解材と、を備える、電極装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記溶解材が前記比較内部液に接する表面積は、前記比較内極が前記比較内部液に接する表面積よりも、大きい、請求項1に記載の電極装置。
【請求項3】
前記比較内極の前記第1成分の質量は、前記溶解材の前記第1成分の質量よりも、大きく、
前記比較電極は、前記比較内極の表面を被覆する被覆材を備える、請求項2に記載の電極装置。
【請求項4】
前記比較電極は、対象液と前記比較内部液とを電気的に接続させる液絡部を備え、
前記比較収容部は、
前記液絡部が配置される第1収容部と、
前記比較内極及び前記溶解材がそれぞれ内部に配置される第2収容部と、を備え、
前記第2収容部は、第1端部から第2端部まで筒状に延び、
前記第2収容部は、前記第2端部に開口を備え、前記開口のみで、前記第1収容部と通じる、請求項1~3の何れか1項に記載の電極装置。
【請求項5】
前記比較内極及び前記溶解材は、それぞれ前記第2収容部の中心よりも前記第1端部側に配置される、請求項4に記載の電極装置。
【請求項6】
前記溶解材は、前記第2収容部の前記第1端部に配置され、
前記比較電極は、前記比較内極の表面を被覆する被覆材を備え、
前記被覆材は、前記比較内極の表面のうち、前記比較内極の中心よりも前記第2収容部の前記第2端部側の表面の全部を被覆する、請求項5に記載の電極装置。
【請求項7】
前記比較内極の表面の一部は、前記溶解材の表面の一部に接する、請求項5又は6に記載の電極装置。
【請求項8】
前記溶解材は、粒状に形成される複数の粒材を備え、
前記複数の粒材は、前記第2収容部の前記第1端部に貯留される、請求項4~7の何れか1項に記載の電極装置。
【請求項9】
前記比較内部液は、
前記第1収容部の内部に収容される第1内部液と、
前記第2収容部の内部に収容される第2内部液と、を備え、
前記第1内部液のゼリー強度は、前記第2内部液のゼリー強度よりも、大きい、請求項4~8の何れか1項に記載の電極装置。
【請求項10】
前記比較内部液は、
前記第1収容部の内部に収容される第1内部液と、
前記第2収容部の内部に収容される第2内部液と、を備え、
前記第1内部液は、ゲルであり、
前記第2収容部は、前記第1内部液によって、前記第1収容部に対する位置を保持される、請求項4~9の何れか1項に記載の電極装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、電極装置、水質測定装置及び水質測定方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、電極装置は、比較電極を備えており、比較電極は、比較内極と、比較内極を内部に収容する比較収容部と、比較収容部の内部に収容され、比較内極を浸漬させる比較内部液とを備えている(例えば、特許文献1)。ところで、比較内極が、液状体に浸漬されると分解する成分を含んでいる場合に、比較内部液の温度が上昇することによって、比較内部液に対する当該成分の溶解度が大きくなるため、比較内極が比較内部液へ溶出する虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-215313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、課題は、比較内極が比較内部液へ溶出することを抑制することができる電極装置、水質測定装置及び水質測定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電極装置は、
比較電極を備える電極装置であって、
前記比較電極は、
第1成分を含む比較内極と、
前記比較内極を内部に収容する比較収容部と、
前記比較収容部の内部に収容され、前記比較内極を浸漬させる比較内部液と、
前記第1成分を含み、前記比較内部液の内部に固体で配置される溶解材と、を備える。
【0006】
水質測定装置は、前記の電極装置を備える。
【0007】
水質測定方法は、前記の電極装置を用いて、対象液の水質値を測定する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る水質測定装置の概略図
同実施形態に係る電極装置の要部斜視図であって、一部を内視させた図
同実施形態に係る電極装置の底面図
図3のIV-IV線の要部断面図
図3のV-V線の要部断面図
図5のVI領域拡大図
【発明を実施するための形態】
【0009】
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
【0010】
第1、第2等の序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、構成要素は、この用語によって特に限定されるものではない。なお、序数を含む構成要素の個数は、特に限定されず、例えば、一つでもよい場合がある。また、以下の明細書及び図面で用いられる序数は、特許請求の範囲に記載された序数と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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