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公開番号2025101102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217700
出願日2023-12-25
発明の名称画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250630BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】加熱ユニットを定着ユニットに対してスムーズに接近または離隔させること。
【解決手段】傾斜面7aは、加熱ユニット5aに設けられ、第1方向に対し傾斜している。可動部材71は、コロ71aを有し、前記第1方向に沿って移動可能である。第1方向移動機構73は、操作部材103の移動に連動して前記可動部材71を前記第1方向に沿って移動させる。前記可動部材71が前記操作部材103の第1操作方向への移動に連動するときに、前記コロ71aは、前記傾斜面7aに転がることにより、付勢部材72の付勢力に抗して前記加熱ユニット5aを第2の側へ移動させる。前記可動部材71が前記操作部材103の第2操作方向への移動に連動するときに、前記コロ71aが前記傾斜面7aに転がるとともに、付勢部材72が前記加熱ユニット5aを前記第1の側へ移動させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
開口が形成された本体と、
操作されることにより第1操作方向または第2操作方向へ移動可能な操作部材と、
定着部材および前記定着部材へシートを付勢する加圧部材を有し、前記本体内に配置され、前記本体内から前記開口を通じて第1方向に沿って引き出し可能な定着ユニットと、
前記定着部材を加熱するヒーターを有し、前記本体内における前記定着ユニットに対し前記第1方向に交差する第2方向の第1の側に配置され、前記第2方向に沿って移動可能な加熱ユニットと、
前記操作部材の移動に連動して前記加熱ユニットを前記第2方向に沿って移動させる連動機構と、を備え、
前記連動機構は、
前記加熱ユニットに前記第1の側に面して設けられ、前記第1方向に対し前記第2方向の第2の側から前記第1の側へ傾斜した傾斜面と、
前記加熱ユニットを前記第1の側へ付勢する付勢部材と、
回転可能に支持され前記傾斜面に接触するコロを有し、前記第1方向に沿って移動可能な可動部材と、
前記操作部材の移動に連動して前記可動部材を前記第1方向に沿って移動させる第1方向移動機構と、を備え、
前記可動部材が前記操作部材の前記第1操作方向への移動に連動するときに、前記コロは、前記傾斜面における前記第2の側の部分から前記第1の側の部分へ転がることにより、前記付勢部材の付勢力に抗して前記加熱ユニットを前記第2の側へ移動させ、
前記可動部材が前記操作部材の前記第2操作方向への移動に連動するときに、前記コロが前記傾斜面における前記第1の側の部分から前記第2の側の部分へ転がるとともに、前記付勢部材が前記加熱ユニットを前記第1の側へ移動させる、画像形成装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記可動部材は、前記第2の側に面し、前記加熱ユニットの一部と接触可能な第1接触面を有し、
前記加熱ユニットは、
前記第1の側に面し、前記傾斜面における前記第1の側の端部に対し前記第1方向の隣に配置され、前記コロの一部を挿入可能な凹部と、
前記第1の側に面し、前記第1接触面と接触可能な第2接触面と、を有し、
前記可動部材が前記操作部材の前記第1操作方向への移動に連動するときに、前記コロが前記傾斜面における前記第2の側の部分から前記第1の側の部分へ転がった後に、前記コロの一部が前記凹部内に入るとともに前記第1接触面が前記第2接触面に当接し、
前記可動部材が前記操作部材の前記第2操作方向への移動に連動するときに、前記コロが前記凹部から離脱するとともに前記第1接触面が前記第2接触面から離隔した後、前記コロが前記傾斜面における前記第1の側の部分から前記第2の側の部分へ転がる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記本体は、
前記定着ユニットおよび前記加熱ユニットを下方から支える下支持部と、
前記定着ユニットの前記第2の側への移動範囲を規制する規制部と、を備え、
前記可動部材が前記操作部材の前記第1操作方向への移動に連動するときに、前記定着ユニットおよび前記加熱ユニットは、前記規制部と前記可動部材とに挟まれることにより前記第2方向において位置決めされる、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記開口を開閉可能であり、前記操作部材を兼ねるカバー部材を備え、
前記第1操作方向は、前記カバー部材が閉じられるときの前記カバー部材の移動方向であり、
前記第2操作方向は、前記カバー部材が開かれるときの前記カバー部材の移動方向である、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ヒーターは、電磁誘導加熱式の加熱装置である、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着ユニットおよび加熱ユニットを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、定着装置によってトナー像をシートに定着させる。
【0003】
前記定着装置は、定着部材および加圧ローラーを有する定着ユニットと、前記定着部材を加熱するヒーターを有する加熱ユニットと、に区分される場合がある。
【0004】
また、前記画像形成装置が、操作部材への操作に連動して前記加熱ユニットを加熱位置から退避位置へ移動させる機構を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。前記加熱ユニットが前記退避位置へ退避されているときに、前記定着ユニットを本体から引き出すことが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-86093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記加熱ユニットを前記定着ユニットに対してスムーズに接近または離隔させることができれば好適である。
【0007】
本発明の目的は、加熱ユニットを定着ユニットに対してスムーズに接近または離隔させることができる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、開口が形成された本体と、操作部材と、加熱ユニットと、定着ユニットと、連動機構と、を備える。前記操作部材は、操作されることにより第1操作方向または第2操作方向へ移動可能である。前記定着ユニットは、定着部材および前記定着部材へシートを付勢する加圧部材を有し、前記本体内に配置され、前記本体内から前記開口を通じて第1方向に沿って引き出し可能である。前記加熱ユニットは、前記定着部材を加熱するヒーターを有し、前記本体内における前記定着ユニットに対し前記第1方向に交差する第2方向の第1の側に配置され、前記第2方向に沿って移動可能である。前記連動機構は、前記操作部材の移動に連動して前記加熱ユニットを前記第2方向に沿って移動させる。前記連動機構は、傾斜面と、付勢部材と、可動部材と、第1方向移動機構と、を備える。前記傾斜面は、前記加熱ユニットに前記第1の側に面して設けられ、前記第1方向に対し前記第2方向の第2の側から前記第1の側へ傾斜している。前記付勢部材は、前記加熱ユニットを前記第1の側へ付勢する。前記可動部材は、回転可能に支持され前記傾斜面に接触するコロを有し、前記第1方向に沿って移動可能である。前記第1方向移動機構は、前記操作部材の移動に連動して前記可動部材を前記第1方向に沿って移動させる。前記可動部材が前記操作部材の前記第1操作方向への移動に連動するときに、前記コロは、前記傾斜面における前記第2の側の部分から前記第1の側の部分へ転がることにより、前記付勢部材の付勢力に抗して前記加熱ユニットを前記第2の側へ移動させる。前記可動部材が前記操作部材の前記第2操作方向への移動に連動するときに、前記コロが前記傾斜面における前記第1の側の部分から前記第2の側の部分へ転がるとともに、前記付勢部材が前記加熱ユニットを前記第1の側へ移動させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、加熱ユニットを定着ユニットに対してスムーズに接近または離隔させることができる画像形成装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る画像形成装置の構成図である。
図2は、一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の一部の構成を示す図である。
図3は、一実施形態に係る画像形成装置における本体フレームの斜視図である。
図4は、実施形態に係る画像形成装置における近接状態の定着装置の正面図である。
図5は、実施形態に係る画像形成装置における離隔状態の定着装置の正面図である。
図6は、実施形態に係る画像形成装置における定着ユニットの斜視図である。
図7は、実施形態に係る画像形成装置における定着装置および付勢状態の連動機構の平面図である。
図8は、実施形態に係る画像形成装置における定着装置および引き状態の連動機構の平面図である。
図9は、実施形態に係る画像形成装置における可動部材の一部を省略された斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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