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公開番号2025100531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025021245,2024225528
出願日2025-02-13,2024-12-20
発明の名称ノイズ処理方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラム
出願人チョーチアン ヘンイー ペトロケミカル カンパニー,リミテッド
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G10K 11/178 20060101AFI20250626BHJP(楽器;音響)
要約【課題】本開示はノイズ処理方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラムを提供する。
【解決手段】第一期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第一ノイズ信号を取得することと、第一ノイズ信号に基づいて第一期間の将来期間である第二期間内の複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、現在のパラメータ予測結果を取得することと、現在のパラメータ予測結果に基づいて、複数の信号発信器から第二期間内に動作する必要がある一つ又は複数の対象発信器を確定し、各対象発信器の第二期間内におけるパラメータ予測値を取得することと、第二期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第二ノイズ信号を弱めるように、各対象発信器を制御して対応するパラメータ予測値に従って第二期間内にノイズ干渉信号を発信することと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子機器に適用されるノイズ処理方法であって、
前記電子機器は、対象作業場に配置された複数の信号発信器と通信し、前記複数の信号発信器の前記対象作業場における配置方式は、前記対象作業場におけるリアルタイムノイズ音場に相関し、
前記ノイズ処理方法は、
第一期間内の前記対象作業場における対象スタッフの所在位置の第一ノイズ信号を取得することと、
前記第一ノイズ信号に基づいて、前記第一期間の将来期間である第二期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、現在のパラメータ予測結果を取得することと、
前記現在のパラメータ予測結果に基づいて、前記複数の信号発信器から前記第二期間内に動作する必要がある1つ又は複数の対象発信器を確定し、各前記対象発信器の前記第二期間内におけるパラメータ予測値を取得することと、
前記第二期間内の前記対象作業場における対象スタッフの所在位置の第二ノイズ信号を弱めるために、各前記対象発信器が対応するパラメータ予測値に従って前記第二期間内にノイズ干渉信号を発信するように制御することと、を含む、
ノイズ処理方法。
続きを表示(約 3,200 文字)【請求項2】
前記第一ノイズ信号に基づいて、第二期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、現在のパラメータ予測結果を取得することは、
前記第一ノイズ信号と、前記第一期間の履歴期間である第ゼロ期間内の前記対象作業場における対象スタッフの所在位置の第ゼロノイズ信号に応じて前記第一期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測して得られた履歴パラメータ予測結果とに基づいて、第一特徴シーケンスを構築することと、
前記履歴パラメータ予測結果と、前記現在のパラメータ予測結果に対応する入力シーケンスである将来パラメータシーケンスとに基づいて、第二特徴シーケンスを構築することと、
対象時系列モデルを利用し、前記第一特徴シーケンス及び前記第二特徴シーケンスに基づいて、前記第二期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、前記現在のパラメータ予測結果を取得することと、を含む、
請求項1に記載のノイズ処理方法。
【請求項3】
前記第一ノイズ信号と、履歴パラメータ予測結果とに基づいて、第一特徴シーケンスを構築することは、
前記第一ノイズ信号に基づいて、時間順に配列されたノイズ信号シーケンスを取得することと、
前記履歴パラメータ予測結果に基づいて、時間順に配列された既知パラメータシーケンスを取得することと、
前記ノイズ信号シーケンスに前記既知パラメータシーケンスをスプライシングし、第一初期シーケンスを取得することと、
前記対象作業場のリアルタイムタスク情報に基づいて、第一付加特徴を取得することと、
前記第一初期シーケンス及び前記第一付加特徴に基づいて、前記第一特徴シーケンスを構築することと、を含む、
請求項2に記載のノイズ処理方法。
【請求項4】
前記履歴パラメータ予測結果と、将来パラメータシーケンスとに基づいて、第二特徴シーケンスを構築することは、
前記履歴パラメータ予測結果に基づいて、時間順に配列された既知パラメータシーケンスを取得することと、
前記既知パラメータシーケンスに未知パラメータシーケンスをスプライシングし、第二初期シーケンスを取得することと、
前記対象作業場のリアルタイムタスク情報に基づいて、第二付加特徴を取得することと、
前記第二初期シーケンス及び前記第二付加特徴に基づいて、前記第二特徴シーケンスを構築することと、を含む、
請求項2に記載のノイズ処理方法。
【請求項5】
前記対象時系列モデルは、エンコーダ及びデコーダを含み、
前記対象時系列モデルを利用し、前記第一特徴シーケンス及び前記第二特徴シーケンスに基づいて、前記第二期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、前記現在のパラメータ予測結果を取得することは、
前記第一特徴シーケンスを前記エンコーダに入力して、前記エンコーダにおける第一セルフアテンションモジュールおよび蒸留モジュールを含む特徴処理層を使用して前記第一特徴シーケンスを処理し、第一特徴マッピング結果を取得することと、
前記第二特徴シーケンスをエンコーダにおける第二セルフアテンションモジュールに入力して、前記第二セルフアテンションモジュールを利用して前記第二特徴シーケンスを処理し、第二特徴マッピング結果を取得することと、
前記第一特徴マッピング結果および前記第二特徴マッピング結果を前記エンコーダにおけるクロスアテンションモジュールに入力して、前記クロスアテンションモジュールを利用して前記第一特徴マッピング結果および前記第二特徴マッピング結果を処理し、前記第二期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測して得られた前記現在のパラメータ予測結果を含む特徴処理結果を取得することと、を含む、
請求項2に記載のノイズ処理方法。
【請求項6】
前記ノイズ処理方法は、
前記第一ノイズ信号における異常信号を除去し、新たな第一ノイズ信号を取得することをさらに含み、
前記第一ノイズ信号に基づいて、第二期間内の前記複数の信号発信器の現在のパラメータ予測結果を取得することは、
前記新たな第一ノイズ信号に基づいて、前記第二期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、前記現在のパラメータ予測結果を取得することを含む、
請求項1に記載のノイズ処理方法。
【請求項7】
前記第一ノイズ信号における異常信号を除去し、新たな第一ノイズ信号を取得することは、
前記第一ノイズ信号に対してウェーブレットパケット変換を行い、複数の初期ウェーブレットパケット係数を取得することと、
前記複数の初期ウェーブレットパケット係数における各初期ウェーブレットパケットに対して閾値処理を行い、前記複数の初期ウェーブレットパケット係数と一対一に対応する複数の対象ウェーブレットパケット係数を取得することと、
前記複数の対象ウェーブレットパケット係数に対して逆ウェーブレットパケット変換を行い、前記新たな第一ノイズ信号を取得することと、
を含む、
請求項6に記載のノイズ処理方法。
【請求項8】
前記ノイズ処理方法は、
前記対象作業場内のリアルタイムノイズ音場に基づいて、前記対象作業場内におけるノイズが最大である複数の強ノイズ点を選択することと、
前記対象作業場の頂部における、前記複数の強ノイズ点と一対一に対応する複数の対象点を選択することと、
前記複数の信号発信器が前記複数の対象点と一対一に対応して該複数の対象点に配置されるように、前記複数の信号発信器の前記対象作業場における配置方式を調整することと、
を含む、
請求項1に記載のノイズ処理方法。
【請求項9】
電子機器に適用されるノイズ処理装置であって、
前記電子機器は、対象作業場に配置された複数の信号発信器と通信し、前記複数の信号発信器の前記対象作業場における配置方式は、前記対象作業場におけるリアルタイムノイズ音場に相関し、
前記ノイズ処理装置は、
第一期間内の前記対象作業場における対象スタッフの所在位置の第一ノイズ信号を取得するための第一取得ユニットと、
前記第一ノイズ信号に基づいて、前記第一期間の将来期間である前記第一期間の将来期間である第二期間内の前記複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、現在のパラメータ予測結果を取得するための第二取得ユニットと、
前記現在のパラメータ予測結果に基づいて、前記複数の信号発信器から、前記第二期間内に動作する必要がある1つまたは複数の対象発信器を確定し、前記第二期間内の各前記対象発信器のパラメータ予測値を取得するための第三取得ユニットと、
前記第二期間内の前記対象作業場における対象スタッフの所在位置の第二ノイズ信号を弱めるために、各前記対象発信器が対応するパラメータ予測値に従って前記第二期間内にノイズ干渉信号を発信するように制御するための発信制御ユニットと、を含む、
ノイズ処理装置。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信接続されるメモリと、を含み、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサで実行可能な命令が記憶され、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の方法を実行させる、
電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はデータ処理分野に関し、特にノイズ処理方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
紡糸プロセスの工業環境において、プロセスフローの複雑さおよび長さは、機能的に異なる複数の生産作業場を設置する必要があることを意味する。さらに、各生産作業場に膨大な数のプロセス設備が設置され、これらのプロセス設備が動作する時に顕著なノイズ汚染が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、従来技術における1つ又は複数の技術的問題を解決又は緩和するためのノイズ処理方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第一態様は、本開示は電子機器に適用されるノイズ処理方法を提供し、電子機器は、対象作業場に配置された複数の信号発信器と通信し、複数の信号発信器の対象作業場における配置方式は、対象作業場内のリアルタイムノイズ音場に相関し、該方法は、
第一期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第一ノイズ信号を取得することと、
第一ノイズ信号に基づいて、第一期間の将来期間である第二期間内の複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、現在のパラメータ予測結果を取得することと、
現在のパラメータ予測結果に基づいて、複数の信号発信器から第二期間に動作する必要がある一つ又は複数の対象発信器を確定し、各対象発信器の第二期間におけるパラメータ予測値を取得することと、
第二期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第二ノイズ信号を弱めるために、各対象発信器が対応するパラメータ予測値に従って第二期間内にノイズ干渉信号を発信するように制御することと、を含む。
【0005】
第二態様は、本開示は、電子機器に適用されるノイズ処理装置を提供し、電子機器は、対象作業場に配置された複数の信号発信器と通信し、複数の信号発信器の対象作業場における配置方式は、対象作業場内のリアルタイムノイズ音場と対応関係を有し、該装置は、
第一期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第一ノイズ信号を取得するための第一取得ユニットと、
第一ノイズ信号に基づいて、第一期間の将来期間である第二期間内の複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、現在のパラメータ予測結果を取得するための第二取得ユニットと、
現在のパラメータ予測結果に基づいて、複数の信号発信器から第二期間内に動作する必要がある1つ又は複数の対象発信器を確定し、各対象発信器の第二期間内におけるパラメータ予測値を取得するための第三取得ユニットと、
第二期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第二ノイズ信号を弱めるために、各対象発信器が対応するパラメータ予測値に従って第二期間内にノイズ干渉信号を発信するための発信制御ユニットと、を含む。
【0006】
第三態様は、電子機器を提供し、該電子機器は、
少なくとも1つのプロセッサと、
該少なくとも1つのプロセッサと通信接続されるメモリと、を含み、
該メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサで実行可能な命令が記憶され、該命令は、該少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、該少なくとも1つのプロセッサに、本開示の実施例のいずれかの方法を実行させる。
【0007】
第四態様は、本開示の実施例に係るいずれかの方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0008】
第五態様は、プロセッサによって実行されると、本開示の実施例に係るいずれかの方法を実行するためのコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の発明によれば、第一期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第一ノイズ信号を取得した後、第一ノイズ信号に基づいて、第二期間(第一期間の将来期間)内の複数の信号発信器の全体制御パラメータを予測し、現在のパラメータ予測結果を取得することができる。現在のパラメータ予測結果は、第一ノイズ信号に基づいて予測して得られたものであり、第二期間との強い関連性を確立することを目的とし、第一ノイズ信号を直接解析して得られたものではないので、現在のパラメータ予測結果に基づいて、複数の信号発信器から第二期間内に動作する必要がある1つ又は複数の対象発信器を確定し、各対象発信器の第二期間内におけるパラメータ予測値を取得した後、各対象発信器を制御して、対応するパラメータ予測値に従って第二期間内に発信するノイズ干渉信号は、第二期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第二ノイズ信号に対して良好な相殺効果を生成することができ、第二期間内の対象作業場における対象スタッフの所在位置の第二ノイズ信号を弱めることができることで、対象作業場におけるノイズ汚染を減少させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は本開示の実施例に係るノイズ処理方法の模式的フローチャート1である。
図2は本開示の実施例に係るノイズ処理方法の模式的フローチャート2である。
図3は本開示の実施例に係る対象時系列モデルの構成模式図である。
図4は本開示の実施例に係る異常信号の除去過程を説明するための図である。
図5は本開示の実施例に係る対象点の選択過程を説明するための図である。
図6は本開示の実施例に係る(対象作業場の俯瞰角度に基づく)信号発信器の配置方式の調整過程を説明するための図である。
図7は本開示の実施例に係るノイズ処理装置の模式的構成ブロック図である。
図8は本開示の実施例に係る電子機器の模式的構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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