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公開番号
2025100071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217168
出願日
2023-12-22
発明の名称
逆走判定装置及び逆走判定方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250626BHJP(信号)
要約
【課題】車両が逆走しているか否かを的確に判定することができる逆走判定装置を提供する。
【解決手段】画像解析部2は、車両の前方を撮影するカメラ1が撮影した車両が走行する道路の路面の撮影画像を取得し、撮影画像の色と輝度とのうちの少なくとも一方を解析する。逆走判定部4は、車両が路面に逆走警告構造が設けられている道路を走行しているとき、画像解析部2による解析結果に基づき、撮影画像が、少なくとも、逆走警告構造が有する、車両が道路を走行する方向に所定の間隔で形成されている複数の段差のうちの少なくとも1つの段差における、車両が前記道路を逆走しているときにのみ撮影される面に特有の色または輝度を含むという条件を満たすとき、車両が道路を逆走していると判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の前方を撮影するカメラが撮影した前記車両が走行する道路の路面の撮影画像を取得し、前記撮影画像の色と輝度とのうちの少なくとも一方を解析する画像解析部と、
前記車両が路面に逆走警告構造が設けられている道路を走行しているとき、前記画像解析部による解析結果に基づき、前記撮影画像が、少なくとも、前記逆走警告構造が有する、前記車両が前記道路を走行する方向に所定の間隔で形成されている複数の段差のうちの少なくとも1つの段差における、前記車両が前記道路を逆走しているときにのみ撮影される面に特有の色または輝度を含むという第1の条件を満たすとき、前記車両が前記道路を逆走していると判定する逆走判定部と、
を備える逆走判定装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記逆走判定部は、前記画像解析部による解析結果に基づき、前記撮影画像が、前記複数の段差のうちの2つまたはそれ以上の段差における前記車両が前記道路を逆走しているときにのみ撮影される面に特有の色または輝度がなす所定のパターンを含むという第2の条件を満たすとき、前記車両が前記道路を逆走していると判定する請求項1に記載の逆走判定装置。
【請求項3】
前記逆走判定部が、前記車両が前記道路を逆走していると判定すると、前記車両の運転者に対して音声または画像によって警告する警告部をさらに備える請求項1または2に記載の逆走判定装置。
【請求項4】
前記逆走判定部は、加速度センサによって検出される前記車両に加わる振動に基づいて、前記車両に、前記車両が前記逆走警告構造上を走行するとき特有の振動が加わっているか否かを判定し、
前記逆走判定部が、前記車両に、前記車両が前記逆走警告構造上を走行するとき特有の振動が加わっていると判定すると、前記車両を強制的に停止させるよう、前記車両の走行を制御する走行制御部に前記車両の停止を指示する指示部をさらに備える
請求項1または2に記載の逆走判定装置。
【請求項5】
車両の前方を撮影するカメラが前記車両が走行する路面を撮影し、
画像解析部が、前記カメラによる撮影画像の色と輝度とのうちの少なくとも一方を解析し、
前記車両が路面に逆走警告構造が設けられている道路を走行しているとき、逆走判定部が、前記画像解析部による解析結果に基づき、前記撮影画像が、少なくとも、前記逆走警告構造が有する、前記車両が前記道路を走行する方向に所定の間隔で形成されている複数の段差のうちの少なくとも1つの段差における、前記車両が前記道路を逆走しているときにのみ撮影される面に特有の色または輝度を含むという条件を満たすか否かを判定して、前記条件を満たせば、前記車両が前記道路を逆走していると判定する
逆走判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、逆走判定装置及び逆走判定方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
車両が反対車線に誤って侵入して反対車線を走行する、いわゆる逆走によって、交通事故が発生することがある。特許文献1及び2には、運転者に車両の逆走を認識させる道路上の構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-31637号公報
特開2019-85838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び2に記載のような道路上の構造のみでは、運転者が道路を逆走していると認識しないことがある。逆走を止めさせるため、車両が逆走しているか否かを的確に判定することが求められている。
【0005】
本発明は、車両が逆走しているか否かを的確に判定することができる逆走判定装置及び逆走判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両の前方を撮影するカメラが撮影した前記車両が走行する道路の路面の撮影画像を取得し、前記撮影画像の色と輝度とのうちの少なくとも一方を解析する画像解析部と、前記車両が路面に逆走警告構造が設けられている道路を走行しているとき、前記画像解析部による解析結果に基づき、前記撮影画像が、少なくとも、前記逆走警告構造が有する、前記車両が前記道路を走行する方向に所定の間隔で形成されている複数の段差のうちの少なくとも1つの段差における、前記車両が前記道路を逆走しているときにのみ撮影される面に特有の色または輝度を含むという第1の条件を満たすとき、前記車両が前記道路を逆走していると判定する逆走判定部とを備える逆走判定装置を提供する。
【0007】
本発明は、車両の前方を撮影するカメラが前記車両が走行する路面を撮影し、画像解析部が、前記カメラによる撮影画像の色と輝度とのうちの少なくとも一方を解析し、前記車両が路面に逆走警告構造が設けられている道路を走行しているとき、逆走判定部が、前記画像解析部による解析結果に基づき、前記撮影画像が、少なくとも、前記逆走警告構造が有する、前記車両が前記道路を走行する方向に所定の間隔で形成されている複数の段差のうちの少なくとも1つの段差における、前記車両が前記道路を逆走しているときにのみ撮影される面に特有の色または輝度を含むという条件を満たすか否かを判定して、前記条件を満たせば、前記車両が前記道路を逆走していると判定する逆走判定方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の逆走判定装置及び逆走判定方法によれば、車両が逆走しているか否かを的確に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る逆走判定装置を示すブロック図である。
図2は、車両による道路の逆走が発生する一例を示す図である。
図3は、逆走警告構造の好ましい構成例を示す図である。
図4は、逆走警告構造の好ましい構成例を示す拡大図である。
図5は、タイヤが逆走警告構造の凹部における傾斜面と立ち上がり面の上端部に接触している状態を示す図である。
図6は、逆走警告構造の凹部に代わる凸部を示す図である。
図7は、逆走警告構造における立ち上がり面に施す配色の第1の例を示す図である。
図8は、逆走警告構造における立ち上がり面に施す配色の第2の例を示す図である。
図9は、逆走警告構造における立ち上がり面に施す配色の第3の例を示す図である。
図10は、逆走警告構造における立ち上がり面に施す配色が第1の例であるとき、車両が逆走警告構造に近付いたときにカメラが生成する撮影画像の一例を示す図である。
図11は、一実施形態に係る逆走判定装置が備える逆走判定部の第1の構成例を示すブロック図である。
図12は、一実施形態に係る逆走判定装置が備える逆走判定部の第2の構成例を示すブロック図である。
図13は、一実施形態に係る逆走判定装置が備える警告部の構成例を示すブロック図である。
図14は、車両が逆走警告構造に近付いているときに、警告部が表示部に表示する警告画像の一例を示す図である。
図15は、車両が逆走警告構造上を走行しているときに、警告部が表示部に表示する警告画像の一例を示す図である。
図16は、一実施形態に係る逆走判定装置が実行する逆走判定方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、一実施形態に係る逆走判定装置及び逆走判定方法について、添付図面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係る逆走判定装置100を示している。逆走判定装置100は、カメラ1、画像解析部2、加速度センサ3、逆走判定部4、警告部5、指示部6を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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