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公開番号
2025100064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217156
出願日
2023-12-22
発明の名称
情報管理システム、経路最適化方法、およびプログラム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 塵芥車が巡回する経路の最適化を図ること。
【解決手段】 実施形態による情報管理システムは、ごみ収集所を巡回する複数のルートの候補と、各ルートの少なくとも距離および勾配とを示す経路情報を取得する経路情報取得部と、前記経路情報と各ごみ収集所のごみ収集量を示す情報とから、ルート毎に、塵芥車の少なくとも架装の動作および走行において消費するエネルギーを予測する消費エネルギー予測部と、各ルートのうち、前記消費するエネルギーが最も小さいルートを選択する経路選択部とを具備する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
各ごみ収集所を巡回する複数のルートの候補と、各ルートの少なくとも距離および勾配とを示す経路情報を取得する経路情報取得部と、
前記経路情報と各ごみ収集所のごみ収集量を示す情報とから、ルート毎に、塵芥車の少なくとも架装の動作および走行において消費するエネルギーを予測する消費エネルギー予測部と、
各ルートのうち、前記消費するエネルギーが最も小さいルートを選択する経路選択部と、
を具備する、情報管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記消費エネルギー予測部は、
ルート毎に、各ごみ収集所のごみ収集量から得られるごみ重量を算出し、前記架装の動作において消費するエネルギーを予測する、
請求項1に記載の情報管理システム。
【請求項3】
前記消費エネルギー予測部は、
ルート毎に、前記塵芥車が各ごみ収集所を巡回する過程で変化する車重、車速、および勾配の各要素を含む走行抵抗を算出し、当該走行抵抗を用いて、前記走行において消費するエネルギーを予測する、
請求項1に記載の情報管理システム。
【請求項4】
前記消費エネルギー予測部は、
ルート毎に、各ごみ収集所のごみ収集量から得られるごみ重量を示す情報を用いて、前記塵芥車が各ごみ収集所を巡回する過程で変化する前記車重を算出する、
請求項3に記載の情報管理システム。
【請求項5】
前記消費エネルギー予測部は、
ルート毎に、交通量もしくは渋滞の程度、工事の有無、および車線規制の有無を示す交通情報を用いて、前記塵芥車が各ごみ収集所を巡回する過程で変化する前記車速を算出する、
請求項3に記載の情報管理システム。
【請求項6】
前記消費エネルギー予測部は、
ルート毎に、各部の緯度、経度、および標高を示す情報を用いて、前記塵芥車が各ごみ収集所を巡回する過程で変化する前記勾配を算出する、
請求項3に記載の情報管理システム。
【請求項7】
経路情報取得部により、各ごみ収集所を巡回する複数のルートの候補と、各ルートの少なくとも距離および勾配を示す経路情報を取得することと、
消費エネルギー予測部により、前記経路情報と各ごみ収集所のごみ収集量を示す情報とから、ルート毎に、塵芥車の少なくとも架装の動作および走行において消費するエネルギーを予測することと、
経路選択部により、各ルートのうち、前記消費するエネルギーが最も小さいルートを選択することと、
を含む、経路最適化方法。
【請求項8】
1つ又は複数のコンピュータに、
各ごみ収集所を巡回する複数のルートの候補と、各ルートの少なくとも距離および勾配を示す経路情報を取得する機能と、
前記経路情報と各ごみ収集所のごみ収集量を示す情報とから、ルート毎に、塵芥車の少なくとも架装の動作および走行において消費するエネルギーを予測する機能と、
各ルートのうち、前記消費するエネルギーが最も小さいルートを選択する機能と、
を実現させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報管理システム、経路最適化方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、塵芥車(ごみ収集車ともいう)は、一日に1回もしくは複数回、事業所の拠点となる場所から、複数のごみ収集所を所定の順序で巡回してごみを回収し、回収したごみをごみ焼却所にて排出した後、再び事業所の拠点に戻る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-303033号公報
特開2022-180251号公報
特開2014-182310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
今後、塵芥車は、ガソリンを用いるガソリン車,軽油を用いるディーゼル車に限らず、電気を用いる電気自動車(EV)が増えてくることが予想される。いずれの場合も、塵芥車が各ごみ収集所を巡回するに際し、塵芥車の架装の動作や走行において消費されるエネルギーができるだけ小さくなるようにすることが望まれる。
【0005】
塵芥車の消費エネルギーを小さくするためには、各ごみ収集所を巡回する経路を変えることも考えられるが、いずれの経路が最適なのかを判別することは容易なことではない。例えば、最短の経路であっても、多量のごみを積んだ状態で急な坂道を登ることになる場合は、消費エネルギーが増大するので、最適な経路とは言えないことがある。
【0006】
本発明は上記事情を鑑みて成されたものであり、塵芥車が巡回する経路の最適化を図ることを可能にする情報管理システム、経路最適化方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1態様による情報管理システムは、各ごみ収集所を巡回する複数のルートの候補と、各ルートの少なくとも距離および勾配とを示す経路情報を取得する経路情報取得部と、前記経路情報と各ごみ収集所のごみ収集量を示す情報とから、ルート毎に、塵芥車の少なくとも架装の動作および走行において消費するエネルギーを予測する消費エネルギー予測部と、各ルートのうち、前記消費するエネルギーが最も小さいルートを選択する経路選択部とを具備する。
【0008】
本発明の第2態様による経路最適化方法は、経路情報取得部により、各ごみ収集所を巡回する複数のルートの候補と、各ルートの少なくとも距離および勾配を示す経路情報を取得することと、消費エネルギー予測部により、前記経路情報と各ごみ収集所のごみ収集量を示す情報とから、ルート毎に、塵芥車の少なくとも架装の動作および走行において消費するエネルギーを予測することと、経路選択部により、各ルートのうち、前記消費するエネルギーが最も小さいルートを選択することとを含む。
【0009】
本発明の第3態様によるプログラムは、1つ又は複数のコンピュータに、各ごみ収集所を巡回する複数のルートの候補と、各ルートの少なくとも距離および勾配を示す経路情報を取得する機能と、前記経路情報と各ごみ収集所のごみ収集量を示す情報とから、ルート毎に、塵芥車の少なくとも架装の動作および走行において消費するエネルギーを予測する機能と、各ルートのうち、前記消費するエネルギーが最も小さいルートを選択する機能と、を実現させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、塵芥車が巡回する経路の最適化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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