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公開番号
2025099857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216811
出願日
2023-12-22
発明の名称
車載システム、案内プログラム
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
G08G
1/0962 20060101AFI20250626BHJP(信号)
要約
【課題】運転者にウインカの出し方を的確に案内する。
【解決手段】取得部(21)は、車両に設置されたセンサ(10)から、車両の周辺状況を示す検知データを取得する。認識部(22)は、検知データから道路標識又は路面標示の少なくとも一方を認識する。通知制御部(23)は、認識された道路標識又は路面標示の少なくとも一方をもとに、車線が合流、分岐、又は交差する道路接続地点の接続形態の種類を特定し、特定した接続形態の種類に応じた交通ルールに従ったウインカの出し方の案内を運転者に通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設置されたセンサから、前記車両の周辺状況を示す検知データを取得する取得部と、
前記検知データから道路標識又は路面標示の少なくとも一方を認識する認識部と、
認識された道路標識又は路面標示の少なくとも一方をもとに、車線が合流、分岐、又は交差する道路接続地点の接続形態の種類を特定し、特定した前記接続形態の種類に応じた交通ルールに従ったウインカの出し方の案内を運転者に通知する通知制御部と、
を備える車載システム。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記取得部は、前記車両の経路案内情報と前記車両の現在位置情報をさらに取得し、
前記通知制御部は、前記接続形態の種類に応じた交通ルールと、前記経路案内情報に基づく前記道路接続地点において前記車両が進行すべき方向をもとに、左ウインカを出すべきか右ウインカを出すべきかの案内を通知する、
請求項1に記載の車載システム。
【請求項3】
前記センサは、前記車両に設置された撮像部であり、
前記撮像部で撮像された前記道路接続地点を前記車両が通過する際の映像を、前記ウインカの出し方の案内に従ったウインカ操作がなされた場合は保存せずに破棄し、前記ウインカの出し方の案内に反するウインカ操作がなされた場合は保存するように制御する記録制御部を、さらに備える、
請求項1又は2に記載の車載システム。
【請求項4】
前記通知制御部は、前記道路接続地点が交差点である場合は右左折両方が可能である旨の案内を通知し、付加車線の合流である場合は車線変更のウインカを出す必要がある旨の案内を通知する、
請求項1又は2に記載の車載システム。
【請求項5】
車両に設置されたセンサから、前記車両の周辺状況を示す検知データを取得する処理と、
前記検知データから道路標識又は路面標示の少なくとも一方を認識する処理と、
認識された道路標識又は路面標示の少なくとも一方をもとに、車線が合流、分岐、又は交差する道路接続地点の接続形態の種類を特定し、特定した前記接続形態の種類に応じた交通ルールに従ったウインカの出し方の案内を運転者に通知する処理と、
をコンピュータに実行させる案内プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウインカの出し方を案内する車載システム、案内プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
運転者は、道路を走行中、交差点や合流地点で、どちらの方向にウインカを出していいか判断に迷うことがある。例えば、ロータリーやラウンドアバウト(環状交差点)において、どのタイミングでウインカを出していいか迷うことがある。
【0003】
これに対して、ウインカの出し方の案内を運転者に通知する方法が考えられる。例えば、カーナビゲーションシステムと連携し、交差点に接近した場合には、仮想車両にウインカやブレーキランプを点灯させて、運転者に曲がる方向や減速動作を行うべきことを案内する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-254764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の方法はカーナビゲーションシステムとの連携が必須となっている。また、道路交通法施行令では、ウインカを出すタイミングは、「交差点の30m手前」、「進路変更をする3秒前」と規定されている。GPS(Global Positioning System)の測位誤差により、ウインカを出す方向を指示する案内のタイミングが遅れる恐れがある。また、交差点の種類が変更になった場合において、地図情報の更新が遅れると、誤った交通ルールに従い、誤ったウインカの出し方を案内する恐れがある。
【0006】
本実施形態はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者にウインカの出し方を的確に案内する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本実施形態のある態様の車載システムは、車両に設置されたセンサから、前記車両の周辺状況を示す検知データを取得する取得部と、前記検知データから道路標識又は路面標示の少なくとも一方を認識する認識部と、認識された道路標識又は路面標示の少なくとも一方をもとに、車線が合流、分岐、又は交差する道路接続地点の接続形態の種類を特定し、特定した前記接続形態の種類に応じた交通ルールに従ったウインカの出し方の案内を運転者に通知する通知制御部と、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本実施形態の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本実施形態の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本実施形態によれば、運転者にウインカの出し方を的確に案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る車載システムの構成例を示す図である。
図2(a)、(b)は、側道から本線に合流する合流地点の種類が交差点の場合に表示される、ウインカの出し方の案内の一例を示す図である。
側道から本線に合流する合流地点の種類が付加車線の場合に表示される、ウインカの出し方の案内の一例を示す図である。
図4(a)は、「環状の交差点における右回り通行」の規制標識を示し、図4(b)は、「ロータリーあり」の警戒標識を示す図である。
図5(a)、(b)は、道路接続地点の種類がラウンドアバウトの場合に表示される、ウインカの出し方の案内の一例を示す図である。
図6(a)、(b)は、道路接続地点の種類がロータリーの場合に表示される、ウインカの出し方の案内の一例を示す図である。
図7(a)、(b)は、広路の優先道路が右方向にL字カーブしており、狭路の非優先道路がL字カーブの折り曲げ部分に接続されるT字路交差点が接近した場合に表示される、ウインカの出し方の案内の一例を示す図である。
実施形態1に係る車載システムによるウインカの出し方の案内処理1の流れを示すフローチャートである。
実施形態1に係る車載システムによるウインカの出し方の案内処理2の流れを示すフローチャートである。
実施形態2に係る車載システムの構成例を示す図である。
実施形態2に係る車載システムによるウインカの出し方の案内処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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