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公開番号2025099196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215658
出願日2023-12-21
発明の名称地盤の性状決定方法
出願人ライト工業株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類E02D 1/02 20060101AFI20250626BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】地盤全体の性状をより正確に把握することができる地盤の性状決定方法とする。
【解決手段】縦方向Y及び横方向X並びに深さ方向Zに広がる地盤Gの性状を決定するにあたり、縦方向Y及び横方向Xにそれぞれ複数、深さ方向Zに関する地盤Gの性状を調査し、次いで、相互に隣接する前記調査を行った調査ポイントPにおいて、所定の条件を満たす地盤をそれぞれ特定し、この特定地盤N,N同士を繋ぎ合わせることを特徴とする地盤の性状決定方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
縦方向及び横方向並びに深さ方向に広がる地盤の性状を決定するにあたり、
縦方向及び横方向にそれぞれ複数、深さ方向に関する地盤の性状を調査し、
次いで、相互に隣接する前記調査を行った調査ポイントにおいて、所定の条件を満たす地盤をそれぞれ特定し、この特定地盤同士を繋ぎ合わせる、
ことを特徴とする地盤の性状決定方法。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記特定地盤同士の繋ぎ合わせは、
一方の調査ポイントにおける特定地盤の深度範囲内に、他方の調査ポイントにおける特定地盤が2層以上存在する場合と、その他の場合とに分けて行う、
請求項1に記載の地盤の性状決定方法。
【請求項3】
前記所定の条件が、地盤の水分率、地盤の硬度、地盤の分類、のうちのいずれか1種以上である、
請求項1に記載の地盤の性状決定方法。
【請求項4】
相互に隣接する調査ポイントの間の地盤の性状を決定するにあたり、
深さ方向に関して地盤を区分し、各区分内における前記特定地盤の割合を算出し、この算出値に基づいて地盤の性状を決定する、
請求項1に記載の地盤の性状決定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地盤の性状決定方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
地盤の性状を調査する方法としては、例えば、コアボーリング、標準貫入試験、動的貫入試験、ベーン試験、円すい貫入試験などの種々の方法がある。また、近年では、削孔時に種々のデータを測定し、これらのデータをコンピューター等で解析することによって、上記調査方法と併用して地盤の分類等を判定する掘削パラメーターを用いた調査方法が提案され実施されている。この掘削パラメーターを用いた地盤性状の調査方法としては、特許文献1に記載された地盤強度測定方法や、特許文献2に記載された掘削オーガー用土質硬度測定方法などがある。
【0003】
しかしながら、これらの方法はいずれも地盤を削孔し、あるいはボーリング調査する等の貫入作業を必要とするものであり、非常に手間と時間がかかる。したがって、実際の施工においては、1つの構造物につき1か所、あるいは数か所程度実施するにとどまっており、構造物の重要性に応じて施工の数を変えているのが現状である。しかるに、一般に地盤の性状は、沖積層や洪積層等が組み合わさった複雑な構成となっている。したがって、隣接した貫入作業箇所で地層の構成が異なることもあり、中間位置における補完的な性状調査や、高密度での性状調査が要望されている。特に、中間位置において上記したような掘削パラメーターを用いて地盤性状の調査を行う場合は、調査結果が大きく向上することになるため、要望がより大きなものとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平6-57935号公報
特開昭57-123389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、地盤全体の性状をより正確に把握することができる地盤の性状決定方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
地盤の性状を決定するにあたっては、従来、土の分類というという学術的な観点で場合分けし、決定するのが一般的であった。しかしながら、地盤改良するにおいては、改良に必要な分類ができていれば十分である。そこで、このような考え方を基礎として想到するに至ったのが、以下に示す手段である。
【0007】
(請求項1に記載の手段)
縦方向及び横方向並びに深さ方向に広がる地盤の性状を決定するにあたり、
縦方向及び横方向にそれぞれ複数、深さ方向に関する地盤の性状を調査し、
次いで、相互に隣接する前記調査を行った調査ポイントにおいて、所定の条件を満たす地盤をそれぞれ特定し、この特定地盤同士を繋ぎ合わせる、
ことを特徴とする地盤の性状決定方法。
【0008】
(請求項2に記載の手段)
前記特定地盤同士の繋ぎ合わせは、
一方の調査ポイントにおける特定地盤の深度範囲内に、他方の調査ポイントにおける特定地盤が2層以上存在する場合と、その他の場合とに分けて行う、
請求項1に記載の地盤の性状決定方法。
【0009】
(請求項3に記載の手段)
前記所定の条件が、地盤の水分率、地盤の硬度、地盤の分類、のうちのいずれか1種以上である、
請求項1に記載の地盤の性状決定方法。
【0010】
(請求項4に記載の手段)
相互に隣接する調査ポイントの間の地盤の性状を決定するにあたり、
深さ方向に関して地盤を区分し、各区分内における前記特定地盤の割合を算出し、この算出値に基づいて地盤の性状を決定する、
請求項1に記載の地盤の性状決定方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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