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公開番号
2025098848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215249
出願日
2023-12-20
発明の名称
車両充放電制御システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
H02J
13/00 20060101AFI20250625BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】予報情報に基づいてバッテリの残量の調整を行うことで、緊急時に十分な電力が確保可能な車両充放電制御システムを提供する。
【解決手段】車両充放電制御システム10は、予報情報を受信可能な通信部12と、車両20に搭載されたバッテリの充放電を制御する制御部14と、を備える。制御部14は、通信部12が前記予報情報を受信した場合に、受信した前記予報情報から、車両20に搭載されたバッテリの充電量についてその増加を含む低下防止が可能な動作モードの切り替えの提案を行うか否かを判断し、前記動作モードの切り替えの提案を行うと判断した場合に、ユーザへ通知し、ユーザからの許可を受け付けると、前記動作モードを切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
予報情報を受信可能な通信部と、
車両に搭載されたバッテリの充放電を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記通信部が前記予報情報を受信した場合に、
受信した前記予報情報から、前記バッテリの充電量についてその増加を含む低下防止が可能な動作モードの切り替えの提案を行うか否かを判断し、
前記提案を行うと判断した場合に、ユーザへ通知し、
前記ユーザからの許可を受け付けると、前記動作モードを切り替える、
ことを特徴とする車両充放電制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両充放電制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、停電や災害発生などの緊急時に、電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に搭載されたバッテリを活用する技術がある。例えば、特許文献1には、車両の緊急事態の発生を検知したときに、バッテリの電源で動作する緊急通報用車載端末が開示されている。
【0003】
また、車両に搭載したバッテリを非常用の電源として使用し、外部へ給電する技術がある。例えば、特許文献2には、車両用電源制御システムが開示されている。特許文献2のシステムによれば、緊急通報を受信した場合に、バッテリにおける電力供給の範囲を拡大するための制御を行うことで、バッテリを効率的に使用できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-239202号公報
特開2021-35088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、停電や災害が発生し車両に搭載されたバッテリを走行以外の用途、例えば、家庭の電力機器の電源やライトとして使いたいときに、バッテリの残量が少なく、充分な活用ができない場合がある。バッテリの残量は、電気代が高い時間帯は充電を避ける、バッテリの保護のために低速充電を行うなど、走行による消費以外の要素によっても左右される。平時においては、バッテリの残量の確保を優先事項としない上記のような制御は有効である。一方で、緊急時には十分な電力が活用できるように準備しておきたい、すなわち、バッテリの残量を可能な限り確保しておきたいという要望もある。
【0006】
そこで、本明細書では、予報情報に基づいてバッテリの残量の調整を行うことで、緊急時に十分な電力が確保可能な車両充放電制御システムを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示する車両充放電制御システムは、予報情報を受信可能な通信部と、車両に搭載されたバッテリの充放電を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信部が前記予報情報を受信した場合に、受信した前記予報情報から、前記バッテリの充電量についてその増加を含む低下防止が可能な動作モードの切り替えの提案を行うか否かを判断し、前記提案を行うと判断した場合に、ユーザへ通知し、前記ユーザからの許可を受け付けると、前記動作モードを切り替える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本明細書で開示の車両充放電制御システムによれば、予報情報に基づいて動作モードを切り替えることで予めバッテリの残量の調整ができるため、緊急時にバッテリの残量を少しでも増やしておくことができる。また、ユーザの許可を得てから動作モードを切り替えるため、ユーザが望まない動作モードの切り替えを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両充放電制御システムの構成を示すブロック図である。
車両充放電制御システムの処理シーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して車両充放電制御システムについて説明する。実施形態においては、車両充放電制御システムは、車両に搭載されるとして説明するが、これに限らない。例えば、車両充放電制御システムは、その一部が車両の外部の車両管理センターなどに設置されてもよく、また、クラウド上に構築されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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