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公開番号
2025097864
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214327
出願日
2023-12-19
発明の名称
光学測定治具、光学測定装置および光学測定方法
出願人
株式会社東海テクノ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
21/359 20140101AFI20250624BHJP(測定;試験)
要約
【課題】近赤外分光法において簡便でかつ精度良く測定可能な光学測定治具、光学測定装置および光学測定方法を提供する。
【解決手段】光学測定治具1は、容器6に充填された測定対象物Sに対して近赤外光を照射する照射部51を有するセンサ本体5を用い、測定対象物Sで反射または透過された近赤外光を検出する近赤外分光法に用いられる光学測定治具であって、容器6が水平に載置される載置面22と該載置面22から凹んで設けられセンサ本体5が照射部51を上方に向けて装着される凹部23とを有する台座部材2と、載置面22を容器6ごと覆う蓋部材3とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に充填された測定対象物に対して近赤外光を照射する照射部を有するセンサ本体を用い、前記測定対象物で反射または透過された近赤外光を検出する近赤外分光法に用いられる光学測定治具であって、
前記光学測定治具は、前記容器が水平に載置される載置面と該載置面から凹んで設けられ前記センサ本体が前記照射部を上方に向けて装着される凹部とを有する台座部材と、前記載置面を前記容器ごと覆う蓋部材とを備えることを特徴とする光学測定治具。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記台座部材において、前記凹部は、前記センサ本体の前記照射部の位置が、前記容器の平面視中心位置から偏心した位置となるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の光学測定治具。
【請求項3】
前記光学測定治具は、前記容器が嵌合可能な貫通孔が形成された平板状のスペーサ部材をさらに有し、前記スペーサ部材は、前記載置面に前記容器とともに載置され前記貫通孔内に載置される前記容器の移動を規制することを特徴とする請求項1または請求項2記載の光学測定治具。
【請求項4】
前記スペーサ部材は黒色部材であることを特徴とする請求項3記載の光学測定治具。
【請求項5】
前記台座部材は外周面の一部に切欠部を有し、前記スペーサ部材は、前記切欠部に係止する係止部を有することを特徴とする請求項3記載の光学測定治具。
【請求項6】
容器に充填された測定対象物に対して近赤外光を照射する照射部を有するセンサ本体を備え、前記測定対象物で反射または透過された近赤外光を検出する光学測定装置であって、
前記光学測定装置は、前記容器が水平に載置される載置面と該載置面から凹んで設けられ前記センサ本体が前記照射部を上方に向けて装着される凹部とを有する台座部材と、前記載置面を前記容器ごと覆う蓋部材とを備えることを特徴とする光学測定装置。
【請求項7】
請求項6記載の光学測定装置を用いて近赤外分光法を行う光学測定方法であって、
前記測定対象物で反射または透過された近赤外光に基づいて、前記測定対象物に含まれる成分の含量を定量することを特徴とする光学測定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、近赤外分光法に用いられる光学測定治具、光学測定装置、および光学測定方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、試料の分析方法として近赤外分光法(near-infrared spectroscopy;NIR法)が広く用いられている。近赤外分光法は、試料に近赤外光を照射し、得られた反射光や透過光のスペクトルから、試料の物理的または化学的な性質についての情報を得る手法である。例えば、試料中の特定の成分分量を試料を破壊することなく、短時間で予測することが可能である。
【0003】
例えば、特許文献1には、波長400nm~2500nmの範囲またはその一部範囲の波長光を検査対象の野菜、果物または肉類などの食物に照射し、その反射光、透過光または透過反射光を検出して吸光度スペクトルデータを得た後、その中の測定全波長あるいは特定波長の吸光度を、予め作成した計測モデルに代入することによって当該食物中の成分を定量的または定性的に分析する非破壊検査法が記載されている。この方法は、野菜などの生葉を直接測定対象とできることから、測定が容易であるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/111583号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近赤外分光法は、操作性に優れ、また迅速な測定が可能な非破壊の分析方法であり、食品分野や農業分野、工業分野など幅広い分野で利用されている。一方で、目的とする成分などを高精度で測定するためには、繰り返し再現性が重要である。しかしながら、現場レベルの外乱(測定手技、外光など)の多い条件などでは測定結果がバラつくおそれがあり、高精度な測定が困難になる。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、近赤外分光法において簡便でかつ精度良く測定可能な光学測定治具、光学測定装置および光学測定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の光学測定治具は、容器に充填された測定対象物に対して近赤外光を照射する照射部を有するセンサ本体を用い、上記測定対象物で反射または透過された近赤外光を検出する近赤外分光法に用いられる光学測定治具であって、上記光学測定治具は、上記容器が水平に載置される載置面と該載置面から凹んで設けられ上記センサ本体が上記照射部を上方に向けて装着される凹部とを有する台座部材と、上記載置面を上記容器ごと覆う蓋部材とを備えることを特徴とする。なお、本発明において、反射には拡散反射も含まれる。
【0008】
上記台座部材において、上記凹部は、上記センサ本体の上記照射部の位置が、上記容器の平面視中心位置から偏心した位置となるように形成されていることを特徴とする。なお、容器の平面視中心位置は、例えば容器がシャーレの場合はその円中心である。
【0009】
上記光学測定治具は、上記容器が嵌合可能な貫通孔が形成された平板状のスペーサ部材をさらに有し、上記スペーサ部材は、上記載置面に上記容器とともに載置され上記貫通孔内に載置される上記容器の移動を規制することを特徴とする。さらに、上記スペーサ部材は黒色部材であることを特徴とする。
【0010】
上記台座部材は外周面の一部に切欠部を有し、上記スペーサ部材は、上記切欠部に係止する係止部を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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