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公開番号2025097702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023214045
出願日2023-12-19
発明の名称ソケットボード、ソケットボード組立体、デバイス試験装置、及び、ソケットボードの製造方法
出願人株式会社アドバンテスト
代理人弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類G01R 31/26 20200101AFI20250624BHJP(測定;試験)
要約【課題】設計の容易化を図ることが可能なソケットボードを提供する。
【解決手段】DUT200の試験に用いられるソケットボード23は、下面312に設けられた複数のパッド33を備えた第1の配線板30と、上面411に設けられた複数のパッド42を備えた第2の配線板40と、第1の配線板30の下面312と第2の配線板40の上面411との間に介在するインタポーザ50と、を備え、インタポーザ50は、パッド33に接触すると共にパッド42に接触して、パッド33とパッド42とを接続する複数の粒子分散部51を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
DUTの試験に用いられるソケットボードであって、
第1の主面に設けられた複数の第1のパッドを備えた第1の配線板と、
第2の主面に設けられた複数の第2のパッドを備えた第2の配線板と、
前記第1の配線板の前記第1の主面と前記第2の配線板の前記第2の主面との間に介在する中継部材と、を備え、
前記中継部材は、前記第1のパッドに接触すると共に前記第2のパッドに接触して、前記第1のパッドと前記第2のパッドとを接続する複数の第1の接触子を備えたソケットボード。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のソケットボードであって、
前記ソケットボードは、前記第1の配線板と前記第2の配線板との間の間隔を規定するスペーサを備え、
前記スペーサは、前記第1の配線板の前記第1の主面に接触していると共に、前記第2の配線板の前記第2の主面に接触しているソケットボード。
【請求項3】
請求項2に記載のソケットボードであって、
前記スペーサは、前記第1の配線板と前記第2の配線板との間に重ねられた1以上のプレートを備えたソケットボード。
【請求項4】
請求項3に記載のソケットボードであって、
前記1以上のプレートは、前記中継部材を保持する保持プレートを含むソケットボード。
【請求項5】
請求項1に記載のソケットボードであって、
前記第1の接触子は、前記ソケットボードの厚さ方向に弾性変形可能であり、弾性変形した状態で前記第1のパッドと前記第2のパッドとの間に挟まれているソケットボード。
【請求項6】
請求項1に記載のソケットボードであって、
前記中継部材は、前記ソケットボードの厚さ方向に導通可能な異方導電性ゴムから構成された前記第1の接触子を備えたインタポーザであるソケットボード。
【請求項7】
請求項1に記載のソケットボードであって、
前記第1の配線板は、
前記第1の主面とは反対側の第3の主面に設けられた複数の第3のパッドと、
前記複数の第1のパッドと前記複数の第3のパッドとを個別に接続する複数の第1の導電路と、を備えたソケットボード。
【請求項8】
請求項1に記載のソケットボードであって、
前記ソケットボードは、
複数の前記第1の配線板と、
複数の前記中継部材と、を備え、
前記複数の第1の配線板は、前記複数の中継部材を介して、単一の前記第2の配線板に個別に重ねられているソケットボード。
【請求項9】
DUTの試験に用いられるソケットボード組立体であって、
請求項1~8のいずれか一項に記載のソケットボードと、
前記ソケットボードに実装され、前記DUTの試験時に前記DUTが押し付けられるソケットと、を備えたソケットボード組立体。
【請求項10】
請求項9に記載のソケットボード組立体であって、
前記第1の配線板は、前記ソケットが実装された第3の主面に設けられた複数の第3のパッドを備え、
前記ソケットは、前記DUTの試験時に前記DUTの端子が接触する第2の接触子を備え、
前記第2の接触子は、前記第3のパッドに接触しているソケットボード組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、DUTの試験に用いられるソケットボード、そのソケットボードを備えたソケットボード組立体及びデバイス試験装置、並びに、そのソケットボードの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
半導体集積回路素子等のDUTを試験する電子部品試験装置として、DSA(Device Specific Adapter)と、マザーボードと、テストヘッドと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。DSAは、ハンドラによってDUTが押し付けられるソケットと、当該ソケットが実装されたソケットボードと、を備えている。このDSAはマザーボードに接続されており、当該マザーボードはテストヘッドに電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-117934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のDSAは、DUTの品種に応じて設計されていると共に、マザーボードに着脱可能に装着されており、DUTの品種切替時にはその品種に対応したものに交換される。すなわち、DSAによってDUTの個々の品種に対応しているのに対し、マザーボードは多品種のDUTに共通している。また、上記のソケットボードは、一枚の配線板のみから構成されている。このため、ソケットボードを構成する配線板の設計は、DUTの個々の品種に応じた個別の設計と、マザーボードの仕様に対応した共通の設計との両方を含む必要がある。このように、上記のソケットボードの設計が複雑となっており、当該ソケットボードの設計に要する期間が長くなってしまう場合がある、という問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、設計の容易化を図ることが可能なソケットボード、そのソケットボードを備えたソケットボード組立体及びデバイス試験装置、並びに、そのソケットボードの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の態様1は、DUTの試験に用いられるソケットボードであって、第1の主面に設けられた複数の第1のパッドを備えた第1の配線板と、第2の主面に設けられた複数の第2のパッドを備えた第2の配線板と、前記第1の配線板の前記第1の主面と前記第2の配線板の前記第2の主面との間に介在する中継部材と、を備え、前記中継部材は、前記第1のパッドに接触すると共に前記第2のパッドに接触して、前記第1のパッドと前記第2のパッドとを接続する複数の第1の接触子を備えたソケットボードである。
【0007】
[2]本発明の態様2は、態様1のソケットボードにおいて、前記ソケットボードは、前記第1の配線板と前記第2の配線板との間の間隔を規定するスペーサを備え、前記スペーサは、前記第1の配線板の前記第1の主面に接触していると共に、前記第2の配線板の前記第2の主面に接触しているソケットボードであってもよい。
【0008】
[3]本発明の態様3は、態様2のソケットボードにおいて、前記第1の配線板は、前記第1の主面において前記第1のパッドが配置されていない第1の領域を有し、前記第2の配線板は、前記第2の主面において前記第2のパッドが配置されていない第2の領域を有しており、前記スペーサは、前記第1の領域に接触していると共に、前記第2の領域に接触しているソケットボードであってもよい。
【0009】
[4]本発明の態様4は、態様2又は3のソケットボードにおいて、前記スペーサは、前記第1の接触子が通過している開口を有するソケットボードであってもよい。
【0010】
[5]本発明の態様5は、態様2~4のいずれか一つのソケットボードにおいて、前記スペーサは、前記第1の配線板と前記第2の配線板との間に重ねられた1以上のプレートを備えたソケットボードであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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