TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025097027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213078
出願日
2023-12-18
発明の名称
位置補正装置、位置補正システム、及び、位置補正方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
G01S
19/19 20100101AFI20250623BHJP(測定;試験)
要約
【課題】位置情報を適正に補正する。
【解決手段】移動通信装置1は、コースCUに沿って競技者Uが移動するマラソンに参加する競技者Uに取付けられ、GNSSシステム5から競技者Uの位置を示す競技者位置情報PSMを取得すると共に、コースCUの特定位置PPに配置され、特定位置PPを示す固定位置情報PSFを記憶する固定通信装置2から固定位置情報PSFを取得する第1取得部111と、競技者Uが特定位置PPに到達したときに、競技者位置情報PSMの示す競技者Uの位置と、特定位置PPとの差ΔLが第1閾値TH1以上であるか否かを判定する判定部112と、差ΔLが第1閾値TH1以上であると判定部112が判定した場合に、特定位置PPに基づいて、競技者位置情報PSMを補正する補正部113と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コースに沿って競技者が移動する競技に参加する競技者に取付けられ、GNSSシステムから前記競技者の位置を示す第1位置情報を取得する第1取得部と、
前記コースの特定位置に配置され、前記特定位置を示す第2位置情報を記憶する第2通信装置から前記第2位置情報を取得する第2取得部と、
前記競技者が前記特定位置に到達したときに、前記第1位置情報の示す前記競技者の位置と、前記特定位置との差が第1閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
前記差が第1閾値以上であると前記判定部が判定した場合に、前記特定位置に基づいて、前記第1位置情報を補正する補正部と、
を備える、位置補正装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記補正部は、前記差が第1閾値以上であると前記判定部が判定した場合に、前記第1位置情報の示す位置を、前記特定位置に補正する、
請求項1に記載の位置補正装置。
【請求項3】
前記第1位置情報を、情報処理装置に送信する送信部を備え、
前記送信部は、前記差が第1閾値以上であると前記判定部が判定した場合に、補正された前記第1位置情報と、前記第1位置情報が前記補正部によって補正されたことを示す補正済情報と、を前記情報処理装置に送信する、
請求項1又は請求項2に記載の位置補正装置。
【請求項4】
前記第2位置情報は、前記第2通信装置によって、前記GNSSシステムから取得される、
請求項1又は請求項2に記載の位置補正装置。
【請求項5】
前記コースを示すコース情報を記憶するコース記憶部を備え、
前記第1取得部は、前記第1位置情報として前記コース上の位置を示す情報を取得する、
請求項1又は請求項2に記載の位置補正装置。
【請求項6】
加速度センサー、及びジャイロセンサーの少なくとも一方を備え、
前記加速度センサー、及び前記ジャイロセンサーの少なくとも一方の検出結果に基づき、前記競技者の移動を検出する検出部と、
前記GNSSシステムから前記第1位置情報を前記第1取得部が取得するときに、前記GNSSシステムから、SN比が第2閾値以上である位置信号を受信する衛星の個数が4個未満である場合には、前記第1取得部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1位置情報を取得する、
請求項1又は請求項2に記載の位置補正装置。
【請求項7】
当該位置補正装置を識別する識別情報を記憶する識別記憶部を備え、
前記GNSSシステムから前記第1位置情報を前記第1取得部が取得するときに、前記GNSSシステムから、SN比が第2閾値以上である位置信号を受信する衛星の個数が4個未満である場合には、前記送信部は、前記第2通信装置を介して、前記情報処理装置に、前記第1位置情報、及び前記識別情報を送信する、
請求項3に記載の位置補正装置。
【請求項8】
コースに沿って競技者が移動する競技に参加する競技者に取付けられ、GNSSシステムから前記競技者の位置を示す第1位置情報を取得する第1通信装置と、
前記第1通信装置と通信し、且つ、前記コースの特定位置に配置され、前記特定位置を示す第2位置情報を取得する第2通信装置と、
前記第1通信装置、及び前記第2通信装置と通信する情報処理装置と、
を備え、
前記競技者が前記特定位置に到達したときに、前記第1通信装置は、前記第1位置情報を取得し、
前記第1通信装置、及び、前記情報処理装置の少なくとも一方は、前記第1位置情報の示す前記競技者の位置と、前記特定位置との差が第1閾値以上である場合に、前記特定位置に基づいて、前記第1位置情報を補正する、
位置補正システム。
【請求項9】
前記第1通信装置、及び、前記情報処理装置の少なくとも一方は、前記差が第1閾値以上である場合に、前記第1位置情報の示す位置を、前記特定位置に補正する、
請求項8に記載の位置補正システム。
【請求項10】
前記第1通信装置は、
前記第2通信装置から前記第2位置情報を取得し、
前記第1位置情報の示す前記競技者の位置と前記特定位置との差が第1閾値以上であるか否かを判定し、
前記差が前記第1閾値以上である場合に、補正した前記第1位置情報と、前記第1位置情報が補正されたことを示す補正済情報と、を前記情報処理装置に送信する、
請求項8又は請求項9に記載の位置補正システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、位置補正装置、位置補正システム、及び、位置補正方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、競技者に取付けられるGPS受信装置によって、競技者の位置情報を取得することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-56634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術では、GPS受信機が取得する位置情報に誤差が含まれている場合であっても、位置情報を補正することができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、コースに沿って競技者が移動する競技に参加する競技者に取付けられ、GNSSシステムから前記競技者の位置を示す第1位置情報を取得する第1取得部と、前記コースの特定位置に配置され、前記特定位置を示す第2位置情報を記憶する第2通信装置から前記第2位置情報を取得する第2取得部と、前記第1位置情報の示す前記競技者の位置と、前記特定位置との差が第1閾値以上であるか否かを判定する判定部と、前記差が第1閾値以上であると前記判定部が判定した場合に、前記特定位置に基づいて、前記第1位置情報を補正する補正部と、を備える、位置補正装置である。
【0006】
本開示の他の一態様は、コースに沿って競技者が移動する競技に参加する競技者に取付けられ、GNSSシステムから前記競技者の位置を示す第1位置情報を取得する第1通信装置と、前記第1通信装置と通信し、且つ、前記コースの特定位置に配置され、前記特定位置を示す第2位置情報を取得する第2通信装置と、前記第1通信装置、及び前記第2通信装置と通信する情報処理装置と、を備え、前記競技者が前記特定位置に到達したときに、前記第1通信装置は、前記第1位置情報を取得し、前記第1通信装置、及び、前記情報処理装置の少なくとも一方は、前記第1位置情報の示す前記競技者の位置と、前記特定位置との差が第1閾値以上である場合に、前記特定位置に基づいて、前記第1位置情報を補正する、位置補正システムである。
【0007】
本開示の更に別の一態様は、コースに沿って競技者が移動する競技に参加する競技者に取付けられ、GNSSシステムから前記競技者の位置を示す第1位置情報を取得する第1通信装置と、前記第1通信装置と通信し、且つ、前記コースの特定位置に配置され、前記特定位置を示す第2位置情報を取得する第2通信装置と、前記第1通信装置、及び前記第2通信装置と通信する情報処理装置と、を備える位置補正システムの位置補正方法であって、前記競技者が前記特定位置に到達したときに、前記第1通信装置が、前記第1位置情報を取得する取得ステップと、前記第1通信装置、及び、前記情報処理装置の少なくとも一方が、前記第1位置情報の示す前記競技者の位置と前記特定位置との差が第1閾値以上である場合に、前記特定位置に基づいて、前記第1位置情報を補正する補正ステップと、を含む、位置補正方法である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る位置補正システムの構成の一例を示す図。
移動通信装置の構成の一例を示す図。
固定通信装置の構成の一例を示す図。
サーバー装置の構成の一例を示す図。
移動通信装置の処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
【0010】
まず、図1を参照して、本実施形態に係る位置補正システム100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る位置補正システム100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、位置補正システム100は、移動通信装置1、固定通信装置2、及びサーバー装置3、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
計器装置
6日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
株式会社東光高岳
計器
2日前
日本精機株式会社
液面検出装置
8日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
8日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
8日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
14日前
有限会社原製作所
検出回路
28日前
日本無線株式会社
レーダ装置
29日前
個人
フロートレス液面センサー
21日前
株式会社リコー
光学機器
28日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
20日前
キヤノン株式会社
放射線撮像装置
23日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
9日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
9日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
試験用治具
14日前
富士電機株式会社
エンコーダ
1日前
大同特殊鋼株式会社
座標系較正方法
23日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
富士電機株式会社
エンコーダ
1日前
TDK株式会社
計測装置
7日前
株式会社フジキン
流量測定装置
15日前
大同特殊鋼株式会社
ラベル色特定方法
23日前
新電元メカトロニクス株式会社
位置検出装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
歯車の検査方法
9日前
旭光電機株式会社
漏出検出装置
20日前
株式会社ノーリツ
通信システム
6日前
NISSHA株式会社
ガス検出器
1か月前
株式会社アステックス
ラック型負荷装置
21日前
株式会社島津製作所
発光分析装置
6日前
日本電気株式会社
測位装置及びその方法
2日前
住友化学株式会社
積層基板
20日前
株式会社デンソー
電流センサ
20日前
株式会社セシアテクノ
気象観測装置
2日前
大和ハウス工業株式会社
計測用治具
20日前
続きを見る
他の特許を見る