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公開番号
2025096913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212905
出願日
2023-12-18
発明の名称
野菜収穫機
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01D
27/04 20060101AFI20250623BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】野菜の茎葉部を挟持しながら引き抜いて搬送する収穫物搬送部を各条に対応して複数備えた構成において、機体の左右両側における圃場面の高低差が存在する場合であっても、収穫物搬送部の搬送入り口の高さを適切な高さにすることができる野菜収穫機を提供する。
【解決手段】土壌からニンニク2を収穫するための野菜収穫機であって、走行機体と、走行機体に対して機体左右方向に並列的に配設され、ニンニク2を搬送する複数の収穫物搬送部と、を備え、複数の収穫物搬送部は、機体左右方向について少なくとも1つの収穫物搬送部を含む複数の支持ユニット201,202に分割構成され、支持ユニット201,202毎に、走行機体に対して収穫物搬送部の先端部の対地高さが調節可能に支持されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
土壌から野菜を収穫するための野菜収穫機であって、
走行機体と、
前記走行機体に対して機体左右方向に並列的に配設され、野菜を搬送する複数の収穫物搬送部と、を備え、
前記複数の収穫物搬送部は、機体左右方向について少なくとも1つの前記収穫物搬送部を含む複数のユニットに分割構成され、前記ユニット毎に、前記走行機体に対して前記収穫物搬送部の先端部の対地高さが調節可能に支持されている
ことを特徴とする野菜収穫機。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記複数のユニットは、前記走行機体に対して一体的に昇降可能に支持されている
ことを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
【請求項3】
前記収穫物搬送部は、土壌から野菜を引き抜き、引き抜いた野菜の茎葉部を挟持しながら搬送する引抜搬送装置を含む
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の野菜収穫機。
【請求項4】
前記複数の収穫物搬送部を前記走行機体に対して支持する作業フレームを備え、
前記複数の収穫物搬送部は、前記作業フレームに対して、前記複数の収穫物搬送部の後部に設けられた回動軸を中心として揺動可能に支持されている
ことを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
【請求項5】
各前記ユニットに対して設けられ、前記ユニットを構成する一または複数の前記収穫物搬送部の前記対地高さを調節するための対地高さ調節機構を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
【請求項6】
前記作業フレームは、前記走行機体に対してフレーム回動軸を中心として回動可能に支持されている
ことを特徴とする請求項4に記載の野菜収穫機。
【請求項7】
前記作業フレームには、前記複数のユニットを下側から支持する支持装置が設けられており、
前記複数のユニットは、前記支持装置から作用を受けることで前記走行機体に対する前記作業フレームの上昇回動に連動して前記フレーム回動軸を中心として上昇回動するように設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の野菜収穫機。
【請求項8】
前記走行機体の前方に設けられ、野菜の茎葉部を引き起こす茎葉引起し装置を備え、
前記茎葉引起し装置は、前記作業フレームに対して昇降可能に支持されている
ことを特徴とする請求項4に記載の野菜収穫機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ニンニク、タマネギ、百合根等の鱗茎菜やニンジン等の根菜を収穫するための野菜収穫機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えばニンニク等の鱗茎菜(鱗茎作物)やニンジン等の根菜等の野菜を収穫する野菜収穫機として、圃場に栽培された野菜を、土壌内から地上に延び出ている茎葉部を挟持しながら引き抜いて搬送し、その搬送中に茎葉部や根部等の不要部分を切断して野菜本体部を収穫する構成のものが知られている。この種の野菜収穫機は、地中から引き抜いた野菜を、茎葉部を挟持したまま吊り下げた状態で搬送する引抜搬送装置と、野菜の茎葉部や根部を切断して野菜本体部から切り離す切断装置とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1には、条植えされている野菜を収穫するための構成として、引抜搬送装置や茎葉部切断装置等を含む収穫用の作業装置である収穫物搬送部を各条に対応するように複数組備え、条別に野菜を収穫していく構成を備えた野菜収穫機が記載されている。特許文献1に記載された野菜収穫機は、収穫物搬送部を2組備え、2条分の野菜を同時的に収穫する構成を備えている。
【0004】
また、特許文献1に開示されているように、野菜収穫機においては、引抜搬送装置による茎葉部の挟持位置を適正な高さ位置とするために、収穫物搬送部の前部に、上下位置調節用の接地輪であるゲージ輪が備えられている。収穫物搬送部は、機体後部に設けられた支軸により先端側を上下動させるように回動可能に設けられており、収穫物搬送部に対するゲージ輪の高さ調節により、引抜搬送装置によって茎葉部を挟持する収穫物搬送部の先端部の対地高さ(搬送入り口の高さ)の調節が行われる。特許文献1には、左右一対の引抜搬送装置の前部の左右両側に配置された左右一対のゲージ輪を備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-319025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された構成によれば、次のような問題がある。圃場においては、畝の形状や地面の傾斜等の地形により、機体の左右両側で地面(圃場面)の高低差が存在する場合がある。このような場合、例えば左右のゲージ輪のうち一方のゲージ輪のみが接地した状態となることがあり、かかる状態においては、接地している方のゲージ輪によって、複数の引抜搬送装置による茎葉部の挟持高さ(搬送入り口の高さ)が保持されることになる。
【0007】
このように、複数のゲージ輪がすべての引抜搬送装置に対して共通の高さに位置する構成によれば、機体の左右両側における圃場面の高低差に応じて引抜搬送装置の搬送入り口の高さを適切な高さに調節することが困難となることがある。引抜搬送装置の搬送入り口の高さが不適切であることは、野菜の掘残しや搬送中の落下等の収穫損失や、切断装置による茎葉部のカット長さの不良等の不具合を生じさせる原因となる。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、野菜の茎葉部を挟持しながら引き抜いて搬送する収穫物搬送部を各条に対応して複数備えた構成において、機体の左右両側における圃場面の高低差が存在する場合であっても、収穫物搬送部の搬送入り口の高さを適切な高さにすることができる野菜収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る野菜収穫機は、土壌から野菜を収穫するための野菜収穫機であって、走行機体と、前記走行機体に対して機体左右方向に並列的に配設され、野菜を搬送する複数の収穫物搬送部と、を備え、前記複数の収穫物搬送部は、機体左右方向について少なくとも1つの前記収穫物搬送部を含む複数のユニットに分割構成され、前記ユニット毎に、前記走行機体に対して前記収穫物搬送部の先端部の対地高さが調節可能に支持されているものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る野菜収穫機は、前記野菜収穫機において、前記複数のユニットは、前記走行機体に対して一体的に昇降可能に支持されているものである。
(【0011】以降は省略されています)
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