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公開番号
2025096912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212903
出願日
2023-12-18
発明の名称
測定システム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G01B
11/24 20060101AFI20250623BHJP(測定;試験)
要約
【課題】簡易な構成でレールの摩耗や変形を測定する。
【解決手段】測定システムSは、重量物の搬送体4の進行方向Zに沿って設けられて車輪42が走行する上面113が形成された水平板部111を備えるレール1よりも下方に設けられ、レール1に向けて照射された光がレール1からの反射光に基づいてレール1の位置を測定する測定部3と、水平板部111の上方に設けられ、照射光Cを上面113に向けて反射して、上面113の第1反射光Dを測定部3に反射する反射部2と、第1反射光Dに基づく上面113の虚像の虚像位置Vと、上面113の下面114の第2反射光Eに基づく下面114の下面位置Qと、を取得する取得部521と、反射部2と測定部3との位置関係に基づいて虚像位置Vを補正した上面113の実際の上面位置R及び取得部が取得した下面位置Qを出力する出力部523と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
重量物を搬送する搬送体の進行方向に沿って設けられ前記搬送体の車輪が走行する走行面が形成された水平板部を備えるレールよりも下方に設けられ、前記レールに向けて光を照射すると共に、前記光が前記レールから反射した反射光に基づいて前記レールの位置を測定する測定部と、
前記水平板部よりも上方に設けられ、前記測定部から照射された前記光を前記走行面に向けて反射すると共に、前記走行面から反射した第1反射光を前記測定部に向けて反射する反射部と、
前記測定部が前記第1反射光に基づいて測定した前記走行面の虚像の第1位置と、前記測定部が前記水平板部の前記走行面とは反対側の反対面から反射した第2反射光に基づいて測定した前記反対面の第2位置と、を取得する取得部と、
前記反射部と前記測定部との位置関係に基づいて前記第1位置を補正して、前記走行面の実際の第3位置を算出する補正部と、
前記補正部が算出した前記第3位置及び前記取得部が取得した前記第2位置を出力する出力部と、
を有する測定システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記反射部は、前記走行面に前記光を反射可能であり、かつ前記走行面から反射した前記第1反射光を前記測定部に反射可能である角度で前記水平板部に対して傾斜している反射面を有する、
請求項1の測定システム。
【請求項3】
前記測定部は、前記反射部に対する前記光の入射角を変えながら前記第1位置を測定し、前記反対面に対する前記光の入射角を変えながら前記第2位置を測定する、
請求項2の測定システム。
【請求項4】
前記反射面は、前記進行方向から見て前記測定部と前記反射部とを通る第一直線に垂直な第二直線に対して鋭角で傾斜している、
請求項3の測定システム。
【請求項5】
前記測定部は、前記進行方向に垂直な平面における前記第1位置及び前記第2位置を測定する、
請求項1の測定システム。
【請求項6】
前記補正部は、前記第1位置を、前記平面における前記反射部の前記光を反射する反射面を通る直線に対して線対称の位置に対象変換することで前記第3位置を算出する、
請求項5の測定システム。
【請求項7】
前記補正部は、前記走行面の複数の前記第1位置の各々を表す座標を含む座標行列を前記対象変換するための回転行列と、前記座標行列とを乗算することで、前記走行面の複数の前記第3位置の各々を表す座標を算出する、
請求項6の測定システム。
【請求項8】
前記取得部は、鉛直方向に垂直な水平方向に対する前記測定部の傾斜角を取得し、
前記補正部は、前記第1位置を補正して前記第3位置を算出する前に、前記第1位置及び前記第2位置を前記傾斜角だけ回転移動させる、
請求項1に記載の測定システム。
【請求項9】
前記出力部は、取得された前記第2位置と算出された前記第3位置との実測距離と前記水平板部の基準厚みとの差を前記水平板部の摩耗量として出力する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の測定システム。
【請求項10】
前記出力部は、取得された前記第2位置及び前記水平板部の基準厚みにより定まる前記第3位置の基準位置と、算出された前記第3位置との距離を前記水平板部の変形量として出力する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の測定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送体用のレールの形状を測定する測定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
搬送体が走行するレールであって、開口同士を向き合わせた横断面コ字形状の左右一対のレールの摩耗を測定する技術が知られている。特許文献1には、レールの下フランジの内面に向けて複数の鏡を介して光を照射する第1投光器及び内面からの反射光を複数の鏡を介して受光する第1カメラの画像を基準として、下フランジの外面に向けて複数の鏡を介して光を照射する第2投光器及び外面からの反射光を複数の鏡を介して受光する第2カメラの画像から第1カメラの画像までの下フランジの厚みと、基準の厚みとの差を摩耗量として算出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-207312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、2つの投光器、2つのカメラ及び複数の鏡が、左右一対のレールの各々について必要であり、構成が複雑になっていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成でレールの摩耗や変形を測定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様においては、重量物を搬送する搬送体の進行方向に沿って設けられ前記搬送体の車輪が走行する走行面が形成された水平板部を備えるレールよりも下方に設けられ、前記レールに向けて光を照射すると共に、前記光が前記レールから反射した反射光に基づいて前記レールの位置を測定する測定部と、前記水平板部よりも上方に設けられ、前記測定部から照射された前記光を前記走行面に向けて反射すると共に、前記走行面から反射した第1反射光を前記測定部に向けて反射する反射部と、前記測定部が前記第1反射光に基づいて測定した前記走行面の虚像の第1位置と、前記測定部が前記水平板部の前記走行面とは反対側の反対面から反射した第2反射光に基づいて測定した前記反対面の第2位置と、を取得する取得部と、前記反射部と前記測定部との位置関係に基づいて前記第1位置を補正して、前記走行面の実際の第3位置を算出する補正部と、前記補正部が算出した前記第3位置及び前記取得部が取得した前記第2位置を出力する出力部と、を有する測定システムを提供する。
【0007】
前記反射部は、前記走行面に前記光を反射可能であり、かつ前記走行面から反射した前記第1反射光を前記測定部に反射可能である角度で前記水平板部に対して傾斜している反射面を有してもよい。
【0008】
前記測定部は、前記反射部に対する前記光の入射角を変えながら前記第1位置を測定し、前記反対面に対する前記光の入射角を変えながら前記第2位置を測定してもよい。
【0009】
前記反射面は、前記進行方向から見て前記測定部と前記反射部とを通る第一直線に垂直な第二直線に対して鋭角で傾斜していてもよい。
【0010】
前記測定部は、前記進行方向に垂直な平面における前記第1位置及び前記第2位置を測定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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