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公開番号
2025096043
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212501
出願日
2023-12-15
発明の名称
後退支援装置及び車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250619BHJP(信号)
要約
【課題】運転者がより簡単に車両の側方の障害物から適切な距離を空けて駐車できるようにする。
【解決手段】後退支援装置20は、車両10の運転席側及び助手席側の各座席の使用状況を監視し、使用状況に応じて、運転席側及び助手席側それぞれの参照距離を設定し、車両10の後退時に、車両10の進行先として予測されるスペースの側方に障害物を検知すると、車両10の後退を支援するために車両10の後方の画像を映し出す画面上に、検知した障害物から参照距離だけ離れた位置を示すガイド要素を表示する制御部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の運転席側及び助手席側の各座席の使用状況を監視し、
前記使用状況に応じて、前記運転席側及び前記助手席側それぞれの参照距離を設定し、
前記車両の後退時に、前記車両の進行先として予測されるスペースの側方に障害物を検知すると、前記車両の後退を支援するために前記車両の後方の画像を映し出す画面上に、検知した障害物から前記参照距離だけ離れた位置を示すガイド要素を表示する
制御部を備える後退支援装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記使用状況として、前記車両の前記運転席側の後部座席に乗員が座っているか又は荷物が置かれている状況を検知すると、前記車両の運転席のドアの、運転者が降りるのに必要な最小開度となるときの突出長さと、前記運転席側の後部座席のドアの、前記乗員が降りるか又は前記荷物を降ろすのに必要な最小開度となるときの突出長さとに基づいて、前記運転席側の参照距離を設定する、請求項1に記載の後退支援装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記使用状況として、前記車両の運転席側の後部座席に子供が座っている状況を検知すると、前記車両の運転席のドアの、運転者が降りるのに必要な最小開度となるときの突出長さと、前記運転席側の後部座席のドアの、最大開度となるときの突出長さとに基づいて、前記運転席側の参照距離を設定する、請求項1に記載の後退支援装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記使用状況として、前記車両の助手席側の後部座席に乗員が座っている状況を検知すると、前記助手席側の後部座席のドアの、前記乗員が降りるのに必要な最小開度となるときの突出長さに基づいて、前記助手席側の参照距離を設定し、
前記車両の後退時に、前記スペースの前記助手席側に対応する側に前記障害物を検知し、かつ前記障害物から前記スペースまでの距離が前記助手席側の参照距離よりも短いと判定すると、前記車両の運転席側の後部座席から降りるよう前記乗員に促すメッセージを出力する、請求項1に記載の後退支援装置。
【請求項5】
前記画像を撮影するカメラと、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の後退支援装置と
を備える車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、後退支援装置及び車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の駐車操作を支援するために、カメラにより撮影された車両の後方の映像と、車両から所定距離離間した位置を示す距離目安線とをディスプレイに重畳して表示する装置が開示されている。特許文献2には、駐車前の車両を検出すると、車両の特性又は車両の運転者の特性を判定し、特性に応じて車両の駐車枠を設定し、駐車枠を示す情報を車両に送信する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-063770号公報
特開2022-164077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の乗員が車両から降りるために、駐車後にサイドドアを開閉する場合がある。サイドドアの構造によっては、サイドドアが開けられたときに車両の側方の障害物に接触し得る。そのような事態を避けるため、障害物から一定の距離を空けて駐車することが望ましい。しかし、従来の装置では、車両の側方の障害物から適切な距離を空けて駐車することを必ずしも支援できない。
【0005】
本開示の目的は、運転者がより簡単に車両の側方の障害物から適切な距離を空けて駐車できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る後退支援装置は、
車両の運転席側及び助手席側の各座席の使用状況を監視し、
前記使用状況に応じて、前記運転席側及び前記助手席側それぞれの参照距離を設定し、
前記車両の後退時に、前記車両の進行先として予測されるスペースの側方に障害物を検知すると、前記車両の後退を支援するために前記車両の後方の画像を映し出す画面上に、検知した障害物から前記参照距離だけ離れた位置を示すガイド要素を表示する
制御部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、運転者がより簡単に車両の側方の障害物から適切な距離を空けて駐車することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る車両の構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る参照距離の例を示す図である。
本開示の実施形態に係る障害物の例を示す図である。
本開示の実施形態に係る画面の例を示す図である。
本開示の実施形態に係る後退支援装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る後退支援装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
【0010】
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
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