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公開番号
2025096038
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212496
出願日
2023-12-15
発明の名称
デッキプレートの製造方法
出願人
日鉄建材株式会社
代理人
個人
主分類
E04B
5/40 20060101AFI20250619BHJP(建築物)
要約
【課題】単位重量を上げずに所定の断面性能を確保できるデッキプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態におけるデッキプレート1の製造方法は、鋼板に千鳥配置されたスリット40を押し広げて開口部4を形成する開口部形成工程を備える。前記開口部形成工程の前に、前記鋼板にスリット40を形成するスリット形成工程を更に備えてもよい。前記鋼板を所定の形状に曲げ加工する前記曲げ加工工程を更に備え、前記開口部形成工程では、曲げ加工した前記鋼板におけるスリット40を押し広げて開口部4を形成してもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
鋼板に千鳥配置されたスリットを押し広げて開口部を形成する開口部形成工程を備えること
を特徴とするデッキプレートの製造方法。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記開口部形成工程の前に、前記鋼板に前記スリットを形成するスリット形成工程を更に備えること
を特徴とする請求項1記載のデッキプレートの製造方法。
【請求項3】
前記鋼板を所定の形状に曲げ加工する曲げ加工工程を更に備え、
前記開口部形成工程では、曲げ加工した前記鋼板における前記スリットを押し広げて前記開口部を形成すること
を特徴とする請求項2記載のデッキプレートの製造方法。
【請求項4】
前記曲げ加工工程では、前記鋼板を曲げ加工して平板状の平板部と、前記平板部から長手方向に沿って突設される複数のリブと、を形成し、
前記開口部形成工程では、前記平板部と前記リブの少なくとも何れかに形成された前記スリットを押し広げて前記開口部を形成すること
を特徴とする請求項3記載のデッキプレートの製造方法。
【請求項5】
前記曲げ加工工程では、前記鋼板を曲げ加工して山部と谷部と、前記山部と前記谷部とに連なる傾斜部と、を形成し、
前記開口部形成工程では、前記山部、前記谷部及び前記傾斜部の少なくとも何れかに形成された前記スリットを押し広げて前記開口部を形成すること
を特徴とする請求項3記載のデッキプレートの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デッキプレートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
デッキプレートは、コンクリート用型枠のフラットデッキとして用いられる他、コンクリートと一体となって合成スラブとして用いられる。例えばデッキプレートに関する技術として特許文献1、2が開示される。
【0003】
特許文献1のフラットデッキは、鋼板がロール成形加工されて幅方向に平面部と脚部リブとが交互に連続して形成されたフラットデッキであって、平面部は、幅方向一端部寄りの第一平面部と、第一平面部以外の第二平面部とを備える。
【0004】
特許文献2のデッキプレートは、鋼板から折り曲げられて平面視で長方形状に成形されたコンクリートスラブ用のデッキプレートにおいて、コンクリートスラブの下面を支持する長方形平板状のスラブ支持部と、このスラブ支持部の片面から面外方向に向け長手方向に沿って突設された補強リブと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-120014号公報
特許第6437625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2の開示技術のように、デッキプレートの断面性能を向上させるためのリブが形成される。例えばフラットデッキ用のデッキプレートでは、一般にリブの高さが75mmのものが用いられるが、近年、ロングスパン化に対応するために、75mmよりも高さの高い90~100mmのリブを有するデッキプレートも市販され始めている。
【0007】
一般に、デッキプレートの断面性能を向上させる場合には、リブの高さを高くすることが効果的である。しかしながら、デッキプレートは、通常、薄板のコイルから複数のコマが並んだローラー間に通して連続的に曲げ加工を行って所定の断面形状に加工する冷間ロール成形によって製造される。このため、従来よりもリブの高さが高いデッキプレートを製造するためには、従来よりも幅広の薄板のコイルと、この幅広のコイルを加工するための専用の新たな設備(ロール成形機)が必要となる。
【0008】
このように所定の断面性能を確保するために、リブの高さやデッキプレートの幅の長さが既存のものと異なるデッキプレートを製造するには、断面形状毎に専用のロール成形機が必要となるため、大規模な設備投資が必要となる。したがって、所定の断面性能を確保するために、板厚を厚くして対応することが多いのが現状である。しかしながら、板厚を厚くした場合には、単位面積当たりの重量が増加し、コストアップや施工性の低下が惹起される。このため、単位重量を上げずに所定の断面性能を有するデッキプレートが求められている。
【0009】
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、単位重量を上げずに所定の断面性能を確保できるデッキプレートの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るデッキプレートの製造方法は、鋼板に千鳥配置されたスリットを押し広げて開口部を形成する開口部形成工程を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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