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公開番号2025095561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211645
出願日2023-12-15
発明の名称情報処理装置および情報処理プログラム
出願人フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G01C 21/36 20060101AFI20250619BHJP(測定;試験)
要約【課題】他のユーザの承認を要する操作が発生したときに、当該操作に応じた処理を他のユーザの承認なしで実行されるのを防ぐこと。
【解決手段】情報処理装置は、第1のオブジェクトと、第1のオブジェクトに対応する第1の操作子を、第1のユーザに対応する第1表示領域に表示する表示制御部と、第1のオブジェクトに対して第2のユーザの承認を要する第1の操作が発生すると、第1の操作に応じた処理の実行を保留して、第1の操作子の表示形態を変更する、表示形態変更部と、表示形態が変更された第1の操作子に対して第2の操作が行われると、第2のユーザに対応する第2表示領域に第1の操作子を表示する操作子表示制御部と、第1の操作を承認する第3の操作が第2表示領域に表示された第1の操作子に対して行われると、保留された処理を実行する処理実行部と、を備える。
【選択図】図7

特許請求の範囲【請求項1】
第1のオブジェクトと、前記第1のオブジェクトに対応する第1の操作子を、第1のユーザに対応する第1表示領域に表示する表示制御部と、
前記第1のオブジェクトに対して第2のユーザの承認を要する第1の操作が発生すると、前記第1の操作に応じた処理の実行を保留して、前記第1の操作子の表示形態を変更する、表示形態変更部と、
表示形態が変更された前記第1の操作子に対して第2の操作が行われると、前記第2のユーザに対応する第2表示領域に前記第1の操作子を表示する操作子表示制御部と、
前記第1の操作を承認する第3の操作が前記第2表示領域に表示された前記第1の操作子に対して行われると、前記保留された処理を実行する処理実行部と、を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第2の操作は、前記第1表示領域において、前記表示形態が変更された前記第1の操作子を、前記第2表示領域が位置する側へスライドする操作である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理実行部は、
前記第3の操作が行われると、前記保留された処理を実行し、
第4の操作が行われると、前記保留された処理の実行をキャンセルし、
前記第3の操作は、前記第2表示領域に表示された前記第1の操作子を、前記第1表示領域が位置する側とは反対側へスライドする操作であり、
前記第4の操作は、前記第2表示領域に表示された前記第1の操作子を、前記第1表示領域が位置する側へスライドする操作である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1表示領域と前記第2表示領域を含む画面を有する表示装置と接続されており、
前記表示装置は、車両内に設置され、
前記車両内に、前記第1表示領域と対向して位置する第1の座席と、前記第2表示領域と対向して位置する第2の座席と、を含む座席列が設置され、
前記画面は、前記座席列の前方に位置し、前記車両の車幅方向に延びて形成される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の操作が発生したことを前記第2のユーザに報知する報知部を更に備える、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記車両に関する情報を取得する情報取得部と、
取得された前記情報に基づいて前記第2のユーザが前記第3の操作を行うことが難しいか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記第3の操作を行うことが難しくないと判定されるまで、前記報知部は、前記第1の操作が発生したことについて前記第2のユーザへの報知を保留する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記画面は、前記第1表示領域と前記第2表示領域との間に第3表示領域を含み、
前記表示制御部は、第2のオブジェクトと、前記2のオブジェクトに対応する第2の操作子を、前記第3表示領域に表示し、
前記第2のオブジェクトに対して前記第2のユーザの承認を要する第5の操作が発生すると、前記表示形態変更部は、前記第5の操作に応じた処理の実行を保留して、前記第2の操作子の表示形態を変更し、
表示形態が変更された前記第2の操作子に対して第6の操作が行われると、前記操作子表示制御部は、前記第2表示領域に前記第2の操作子を表示し、
前記処理実行部は、前記第2表示領域に表示された前記第2の操作子に対して前記第5の操作を承認する第7の操作が行われると、前記保留された処理を実行する、
請求項4から請求項6の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
第1のオブジェクトと、前記第1のオブジェクトに対応する第1の操作子を、第1のユーザに対応する第1表示領域に表示し、
前記第1のオブジェクトに対して第2のユーザの承認を要する第1の操作が発生すると、前記第1の操作に応じた処理の実行を保留して、前記第1の操作子の表示形態を変更し、
表示形態が変更された前記第1の操作子に対して第2の操作が行われると、前記第2のユーザに対応する第2表示領域に前記第1の操作子を表示し、
前記第1の操作を承認する第3の操作が前記第2表示領域に表示された前記第1の操作子に対して行われると、前記保留された処理を実行する、処理を、コンピュータに実行させる、
情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
大型な画面をもつ表示装置が実用化されている。例えば特許文献1に、この種の表示装置を用いて各種処理を実行する情報処理装置が記載されている。
【0003】
特許文献1に記載の情報処理装置では、例えば、同乗者が同乗者用画面を操作することで一連の処理のうちの一部の処理を進めて、ドライバがドライバ用画面を操作することで残りの処理を進めることができる。ドライバと同乗者が分担して操作を行うことで、目的の処理を完了させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-117846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、ナビゲーションシステム上での目的地の変更や経由地点の設定など、ドライバの承認を得たうえで実行されることが望ましい処理がある。しかし、特許文献1に記載の情報処理装置では、このような処理を同乗者の判断で実行できてしまう。
【0006】
本開示の実施形態は上記の事情に鑑み、他のユーザの承認を要する操作が発生したときに、当該操作に応じた処理を他のユーザの承認なしで実行されるのを防ぐことができる、情報処理装置および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、第1のオブジェクトと、第1のオブジェクトに対応する第1の操作子を、第1のユーザに対応する第1表示領域に表示する表示制御部と、第1のオブジェクトに対して第2のユーザの承認を要する第1の操作が発生すると、第1の操作に応じた処理の実行を保留して、第1の操作子の表示形態を変更する、表示形態変更部と、表示形態が変更された第1の操作子に対して第2の操作が行われると、第2のユーザに対応する第2表示領域に第1の操作子を表示する操作子表示制御部と、第1の操作を承認する第3の操作が第2表示領域に表示された第1の操作子に対して行われると、保留された処理を実行する処理実行部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、他のユーザの承認を要する操作が発生したときに、当該操作に応じた処理を他のユーザの承認なしで実行されるのを防ぐことができる、情報処理装置および情報処理プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る車載システムが設置された車両を模式的に示す図である。
本開示の一実施形態に係る車載システムのハードウエア構成を示すブロック図である。
本開示の一実施形態において表示部の画面に表示される表示画面例を示す図である。
図3に示される画面に対してタッチ操作を行ったときの表示画面例を示す図である。
本開示の一実施形態において同乗者が経由地点の追加操作を行ったときの表示画面例を示す図である。
図5に示される画面に対して同乗者がタッチ操作を行ったときの表示画面例を示す図である。
図6に示される画面に対してドライバがタッチ操作を行ったときの表示画面例を示す図である。
本開示の一実施形態において車載システムに含まれる制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
本開示の一実施形態において車載システムに含まれる制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
本開示の一実施形態において表示部の画面に表示される表示画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の説明は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置および情報処理プログラムに関する。共通の又は対応する要素については、同一又は類似の符号を付して、重複する説明を適宜簡略又は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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