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公開番号
2025092847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208218
出願日
2023-12-11
発明の名称
応力発光強度増強用シート、応力発光強度の増強方法および計測方法
出願人
株式会社島津製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G01L
1/00 20060101AFI20250616BHJP(測定;試験)
要約
【課題】鉄系材料からなる対象物においても、アルミニウム系材料からなる対象物に匹敵する発光強度が得られる応力発光強度増強用シートおよび応力発光強度の増強方法、ならびに応力発光強度の計測方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウム含有層と、応力発光層とを備え、
前記応力発光層は、応力発光材料を含む組成物の塗膜を含む、応力発光強度増強用シート。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アルミニウム含有層と、応力発光層とを備え、
前記応力発光層は、応力発光材料を含む組成物の塗膜を含む、応力発光強度増強用シート。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記アルミニウム含有層はアルミ箔である、請求項1に記載の応力発光強度増強用シート。
【請求項3】
前記アルミニウム含有層の前記応力発光層とは反対側に第1貼合層をさらに備える、請求項2に記載の応力発光強度増強用シート。
【請求項4】
前記アルミニウム含有層は、アルミニウム粒子を含有する組成物の塗膜である、請求項1に記載の応力発光強度増強用シート。
【請求項5】
前記応力発光層、基材および第2貼合層をこの順に備える応力発光シートを備え、
前記応力発光シートは、前記第2貼合層を介して前記アルミニウム含有層に貼付されている、請求項2~4のいずれか一項に記載の応力発光強度増強用シート。
【請求項6】
前記応力発光層は、前記応力発光材料を含む組成物の塗膜が前記アルミニウム含有層上に直接的に接して形成されている、請求項2~4のいずれか一項に記載の応力発光強度増強用シート。
【請求項7】
前記第1貼合層は、粘着剤層または接着剤層である、請求項3に記載の応力発光強度増強用シート。
【請求項8】
前記第2貼合層は、粘着剤層または接着剤層である、請求項5に記載の応力発光強度増強用シート。
【請求項9】
対象物に配置する応力発光層の応力発光強度を増強する方法であって、
前記対象物と前記応力発光層との間にアルミニウム含有層を設ける工程を含む、応力発光強度の増強方法。
【請求項10】
前記対象物は鉄系材料である、請求項9に記載の応力発光強度の増強方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、応力発光強度増強用シートに関し、さらには応力発光強度の増強方法および応力発光強度の計測方法にも関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
外部から加えられた力(引張、圧縮、変位、摩擦、衝撃等)の機械的な刺激によって発光する応力発光材料を対象物の表面に配置することにより、対象物のひずみ状態等を可視化する方法が知られている(非特許文献1~3)。対象物に荷重がかかると、対象物の変形と共に応力発光体も変形し、応力発光体が発光する。応力発光体の発光強度に基づいて、対象物に生じる応力を計測することができる。応力発光材料として、アルミニウムの酸化物を含む組成物が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-67780号公報
【非特許文献】
【0004】
“応力発光体を用いた構造物の安全管理モニタリングシステム”、2009年11月9日、産総研マガジン
“応力発光材料を用いた6061アルミニウム合金の変形における力学的挙動の可視化”、島津評論、Vol.79[1・2]、2022年
K.Kanamaru,et al.,“In Situ Quantitative Measurement of Stress Distribution in Tensile Specimen Using a Detachable Mechanoluminescence Film”,Materials Transactions,Vol.64,2023,p.527-534
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
応力発光材料の応用分野として金属材料の荷重負荷状態下での応力・ひずみ状態の可視化が挙げられる。しかしながら、応力発光材料を用いた対象物に生じる応力やひずみの測定において、応力発光体の発光強度は、対象物の材質により影響を受け易い傾向にある。図3に示すように、対象物が鉄系材料からなる場合、対象物がアルミニウム系材料からなる場合に比べ発光強度が低い傾向にある。一般に広く用いられている鉄系材料に対して発光強度が低いことは応力発光材料の広範な応用を考えるのに問題となる。図3についての説明は後述される。
【0006】
本開示の目的は、鉄系材料からなる対象物においても、アルミニウム系材料からなる対象物に匹敵する発光強度が得られる応力発光強度増強用シートおよび応力発光強度の増強方法、ならびに応力発光強度の計測方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、アルミニウム含有層と、応力発光層とを備え、応力発光層は、応力発光材料を含む組成物(以下、応力発光層形成用組成物ともいう)の塗膜を含む応力発光強度増強用シートである。
【0008】
本開示の第2の態様は、対象物の第1表面に形成する応力発光層の応力発光強度を増強する方法であって、対象物の第1表面と応力発光層との間にアルミニウム含有層を設ける応力発光強度の増強方法である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、鉄系材料からなる対象物においても、アルミニウム系材料からなる対象物に匹敵する発光強度が得られる応力発光強度増強用シートおよび応力発光強度の増強方法、ならびに応力発光強度の計測方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る応力発光強度増強用シートの断面を示す概略図である。
応力発光強度増強用シートを対象物に貼付したときの断面を示す概略図である。
鉄系材料およびアルミニウム系材料についての応力発光強度を示すグラフである。
本実施の形態に係る応力発光強度増強用シートの断面を示す概略図である。
応力発光強度増強用シートを対象物に貼付するときの断面を示す概略図である。
応力発光強度増強用シートを対象物に貼付したときの断面を示す概略図である。
応力発光強度増強用シートを対象物に貼付するときの断面を示す概略図である。
応力発光強度増強用シートを対象物に貼付するときの断面を示す概略図である。
本実施の形態に係る計測方法を説明するフローチャートである。
本実施の形態に係る計測方法に用いられる計測装置の構成例を示す図である。
実施例および比較例において計測した発光強度を示すグラフである。
実施例および比較例において計測した発光強度を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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