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公開番号
2025091847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207354
出願日
2023-12-08
発明の名称
医療用コネクタ及びその医療用コネクタを備えたカテーテル
出願人
朝日インテック株式会社
代理人
個人
主分類
A61M
39/10 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 別途インサーターを準備することなく、先端が湾曲したガイドワイヤであっても、そのガイドワイヤの先端を容易に医療用コネクタ内に挿入することができ、かつ、シリンジ等の他の医療器具を容易に医療用コネクタの基端に挿入することができる医療用コネクタを提供する。
【解決手段】 医療用コネクタ8は、シリンジS1等の他の医療器具を挿入可能に形成された基端側空隙部3g2と、その基端側空隙部3g2の先端側に配置され、基端側空隙部3g2の内径よりも小さな内径の先端側空隙部3g1と、を有し、基端と先端との間を貫通した筐体3と、その筐体3の基端側空隙部3g2内を移動可能であって、基端と先端との間を貫通し、先端が基端側空隙部3g2または先端側空隙部3g1に連通する第1の空隙部5g1と、を有する移動体5と、を備えている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
他の医療器具を挿入可能に形成された基端側空隙部と、その基端側空隙部の先端側に配置され、前記基端側空隙部の内径よりも小さな内径の先端側空隙部と、を有し、基端と先端との間を貫通した筐体と、
その筐体の前記基端側空隙部内、または前記筐体の前記基端側空隙部内及び前記先端側空隙部内を移動可能であって、基端と先端との間を貫通し、先端が前記基端側空隙部または前記先端側空隙部に連通する第1の空隙部と、を有する移動体と、
を備えたことを特徴とする医療用コネクタ。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記移動体の前記第1の空隙部は、基端から先端方向に向かって内径が徐々に小さくなる第2のテーパ空隙部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の医療用コネクタ。
【請求項3】
前記第2のテーパ空隙部は、前記移動体の長手方向に対する角度を、15度以上60度以下としたことを特徴とする請求項2に記載の医療用コネクタ。
【請求項4】
前記移動体と前記筐体との間に配置され、前記移動体を前記筐体の基端側へ付勢する弾性体と、
その弾性体による前記移動体の移動を規制するストッパーと、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の医療用コネクタ。
【請求項5】
前記移動体と前記筐体との間に配置され、前記移動体を前記筐体の基端側へ付勢する弾性体と、
その弾性体による前記移動体の移動を規制するストッパーと、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の医療用コネクタ。
【請求項6】
前記移動体の先端を、前記筐体の前記先端側空隙部内に移動可能に配置したことを特徴とする請求項1に記載の医療用コネクタ。
【請求項7】
前記移動体の先端を、前記筐体の前記先端側空隙部内に移動可能に配置したことを特徴とする請求項2に記載の医療用コネクタ。
【請求項8】
前記移動体の先端を、前記筐体の前記先端側空隙部内に移動可能に配置したことを特徴とする請求項4に記載の医療用コネクタ。
【請求項9】
前記移動体の先端を、前記筐体の前記先端側空隙部内に移動可能に配置したことを特徴とする請求項5に記載の医療用コネクタ。
【請求項10】
前記移動体は、その基端と前記先端側空隙部とを連通する第2の空隙部を有することを特徴とする請求項6に記載の医療用コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、患者の血管等の管腔内に挿入して使用されるカテーテル、及びそのカテーテルに備えられた医療用コネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、患者の血管等の管腔内に挿入して使用されるカテーテルが知られており、手技を行なう医師は、カテーテルの内腔にガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの先端をカテーテルの先端から突出させ、ガイドワイヤの先導によってカテーテルを病変部に到達させ、病変部に到達されたカテーテルの内腔を介してステント、塞栓コイル等のデバイスを病変部に配置してきた。
【0003】
また、カテーテルの基端には、一般に、医療用コネクタが接続されており、その医療用コネクタは、基端から先端に亙って貫通された内腔を介してガイドワイヤを挿入可能なように構成され、医療用コネクタの基端にシリンジ等の他の医療器具を接続可能なように構成されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、内腔21を有するシャフト20と、そのシャフト20の先端に接続されたX線不透過マーカ22と、シャフト20の基端に接続され、内腔21に連通するハブ内腔34を有するカテーテルハブ30と、を備えたカテーテル10が記載されていると認められる(図1等参照)。
【0005】
また、引用文献1に記載されたカテーテルハブ30は、基端開口部35と、その基端開口部35から先端方向へ向かって内径が減少する第1テーパ部38と、その第1テーパ部38よりも先端側に配置され、先端方向へ向かって第1テーパ部38よりも大きい割合で内径が減少する第2テーパ部39と、第1テーパ部38と第2テーパ部39との間に設けられ、挿入されるシリンジ70等の医療器具の先端を係止可能な係止部40と、を備える(図2等参照)。
【0006】
また、引用文献1に記載されたカテーテルハブ30には、シャフト20の基端部が挿入され、シャフト20の基端と第2テーパ部39の先端とが隣接するように固定され、それによって、シャフト20の内腔21とカテーテルハブ30のハブ内腔34とが連通していると認められる(図2等参照)。
【0007】
さらに、引用文献1には、カテーテルハブ30の基端に薬剤等が収容されたシリンジ70が接続されている点、及びカテーテルハブ30のハブ内腔34内にガイドワイヤ60が挿入されている点も記載されていると認められる(図4、図5等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2017-51211号公報
特開2004-202006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載のカテーテル10におけるカテーテルハブ30は、基端開口部35から第1テーパ部38及び第2テーパ部39を介してシャフト20の内腔21までの距離が長いことから、ガイドワイヤ60の先端が湾曲した場合に、ガイドワイヤ60の先端をシャフト20の内腔21にうまく挿入することができないという問題があった。
【0010】
一般に、手技を行なう医師は、患者の患部までの経路に応じてガイドワイヤ60の先端を極端に湾曲させる場合も多いことから、その場合には、特に、ガイドワイヤ60の先端をシャフト20の内腔21にうまく挿入することができない可能性が高かった。
(【0011】以降は省略されています)
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