TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025091806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207272
出願日2023-12-07
発明の名称電動車両
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60L 53/14 20190101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】充電コネクタとケーブルとの接続を検知する機能の異常に対する対処性を向上させる。
【解決手段】外部電源によりバッテリを充電可能な電動車両は、外部電源と接続するケーブルと接続可能な充電コネクタと、充電コネクタとケーブルとの接続の有無を検知するセンサと、充電コネクタとケーブルとの接続が検知された場合に走行禁止状態にする走行制御部と、充電コネクタとケーブルとの接続が検知され、且つユーザにより充電コネクタとケーブルとが接続していないことを示す入力があった状態である異常状態になった場合に、車両の状態を示す車両情報を所定の対応機関に送信する通信処理部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部電源によりバッテリを充電可能な電動車両であって、
前記外部電源と接続するケーブルと接続可能な充電コネクタと、
前記充電コネクタと前記ケーブルとの接続の有無を検知するセンサと、
前記充電コネクタと前記ケーブルとの接続が検知された場合に走行禁止状態にする走行制御部と、
前記充電コネクタと前記ケーブルとの接続が検知され、且つユーザにより前記充電コネクタと前記ケーブルとが接続していないことを示す入力があった状態である異常状態になった場合に、車両の状態を示す車両情報を所定の対応機関に送信する通信処理部と、
を備える電動車両。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記通信処理部は、前記異常状態になった場合に、認証コードを前記対応機関に送信し、
前記走行制御部は、前記ユーザにより前記認証コードが入力された場合に、前記走行禁止状態を解除する、
請求項1に記載の電動車両。
【請求項3】
前記通信処理部は、前記異常状態になった場合に、前記ユーザと前記対応機関との連絡を補助するための処理を行う、
請求項1又は2に記載の電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
外部電源によりバッテリを充電可能な電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車等の電動車両において、充電コネクタとケーブルとが接続している場合には、車両の走行を禁止するシステムが利用されている。このようなシステムにおいては、充電コネクタとケーブルとの接続を検知するセンサに異常が発生した場合には、充電コネクタにケーブルが接続されていないにも関わらず車両を走行させることができなくなる可能性がある。そこで、センサにより充電コネクタとケーブルとの接続が検知されている場合であっても、特定の条件が満たされた場合には、車両の走行を許可する技術が利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-65728号公報
特開2009-100565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような充電コネクタとケーブルとの接続を検知するセンサの異常は、できるだけ迅速且つ適切に修復されるべきものである。上記のような従来技術によれば、センサに異常が発生した場合であっても車両を走行させることが可能となるが、当該異常に対する対処性を向上させるという点で改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、充電コネクタとケーブルとの接続を検知する機能の異常に対する対処性を向上させることが可能な電動車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、外部電源によりバッテリを充電可能な電動車両であって、外部電源と接続するケーブルと接続可能な充電コネクタと、充電コネクタとケーブルとの接続の有無を検知するセンサと、充電コネクタとケーブルとの接続が検知された場合に走行禁止状態にする走行制御部と、充電コネクタとケーブルとの接続が検知され、且つユーザにより充電コネクタとケーブルとが接続していないことを示す入力があった状態である異常状態になった場合に、車両の状態を示す車両情報を所定の対応機関に送信する通信処理部と、を備えることを特徴とするものである。
【0007】
上記構成によれば、センサに異常が発生した場合には、電動車両の状態を示す車両情報が電動車両から所定の対応機関に送信される。これにより、当該異常を修復させるための対応を迅速且つ適切に行うことが可能となり、当該異常に対する対処性を向上させることが可能となる。
【0008】
また、上記構成において、通信処理部は、異常状態になった場合に、認証コードを所定の対応機関に送信し、走行制御部は、ユーザにより認証コードが入力された場合に、走行禁止状態を解除してもよい。
【0009】
上記構成によれば、センサに異常が発生した場合には、電動車両内で生成された認証コードが対応機関に送信され、ユーザが当該認証コードを電動車両に入力することにより、走行禁止状態が解除される。これにより、センサの異常により充電コネクタにケーブルが接続されていると誤検知されて電動車両が走行禁止状態になっている場合に、ユーザが対応機関から通知された認証コードを電動車両に入力することにより、電動車両を走行させることが可能となる。
【0010】
また、上記構成において、通信処理部は、異常状態になった場合に、ユーザと対応機関との連絡を補助するための処理を行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ダイハツ工業株式会社
回転電機
5日前
ダイハツ工業株式会社
積載装置
4日前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
今日
ダイハツ工業株式会社
恒温装置
4日前
ダイハツ工業株式会社
エンジン
12日前
ダイハツ工業株式会社
電動車両
4日前
ダイハツ工業株式会社
締結構造
6日前
ダイハツ工業株式会社
エンジン
今日
ダイハツ工業株式会社
車両構造
4日前
ダイハツ工業株式会社
ロータ構造
4日前
ダイハツ工業株式会社
電池システム
12日前
ダイハツ工業株式会社
水素製造装置
6日前
ダイハツ工業株式会社
蓄電システム
14日前
ダイハツ工業株式会社
車両制御装置
4日前
ダイハツ工業株式会社
車両制御装置
4日前
ダイハツ工業株式会社
車両制御装置
4日前
ダイハツ工業株式会社
充放電システム
14日前
ダイハツ工業株式会社
ステータ製造装置
7日前
ダイハツ工業株式会社
車両用制御システム
4日前
ダイハツ工業株式会社
電池残量表示システム
4日前
ダイハツ工業株式会社
副燃焼室付きエンジン
12日前
ダイハツ工業株式会社
エンジン用フック装置
今日
ダイハツ工業株式会社
車両用部品及び車両用部品組立体
11日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
13日前
株式会社豊田中央研究所
電力変換装置及び電力変換装置の制御方法
11日前
ダイハツ工業株式会社
車両用メータユニット
11日前
個人
カーテント
20日前
個人
車窓用防虫網戸
1か月前
個人
警告装置
2か月前
個人
小型EVシステム
2か月前
個人
車輪清掃装置
24日前
日本精機株式会社
ケース
2か月前
個人
アンチロール制御装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
続きを見る