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公開番号2025091732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207160
出願日2023-12-07
発明の名称充電リッド構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E05D 5/12 20060101AFI20250612BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】充電時に充電リッドが邪魔になることを防止した充電リッド構造を提供すること。
【解決手段】充電リッド構造は、本体側と係合するリッド側ヒンジ部に設けられており、リッド側ピン穴が側面に形成されているリッド側軸受け部を有する充電リッドと、前記リッド側ピン穴と連通する本体側ピン穴が側面に形成されている本体側軸受け部を有する本体側ヒンジ部と、前記リッド側ピン穴と連通する軸側ピン穴が軸部に形成されており、前記軸部が前記リッド側軸受け部、及び前記本体側軸受け部に挿入され、前記リッド側ヒンジ部と前記本体側ヒンジ部とを回転可能に支持する回転軸と、前記本体側ピン穴、前記リッド側ピン穴、及び前記軸側ピン穴に挿抜可能な固定ピンと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
本体側と係合するリッド側ヒンジ部に設けられており、リッド側ピン穴が側面に形成されているリッド側軸受け部を有する充電リッドと、
前記リッド側ピン穴と連通する本体側ピン穴が側面に形成されている本体側軸受け部を有する本体側ヒンジ部と、
前記リッド側ピン穴と連通する軸側ピン穴が軸部に形成されており、前記軸部が前記リッド側軸受け部、及び前記本体側軸受け部に挿入され、前記リッド側ヒンジ部と前記本体側ヒンジ部とを回転可能に支持する回転軸と、
前記本体側ピン穴、前記リッド側ピン穴、及び前記軸側ピン穴に挿抜可能な固定ピンと、
を備える充電リッド構造。
続きを表示（約 120 文字）【請求項２】
前記固定ピンは、
前記本体側ピン穴、前記リッド側ピン穴、及び前記軸側ピン穴に挿入される挿入部と、
指を引掛けて前記挿入部を引き抜く操作が可能な操作用紐と、
を有する請求項１に記載の充電リッド構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、充電リッド構造に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、リッドの上からラッチを押すと、リッドが浮き上がって半開きになり、その縁部を引くと全開になるプッシュラッチが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０２１／０７０２８４号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
スペースが十分に無い場所で車両の充電を実施しようとする場合、充電リッドが邪魔になり充電が実施できない場合がある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、充電時に充電リッドが邪魔になることを防止した充電リッド構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る充電リッド構造は、本体側と係合するリッド側ヒンジ部に設けられており、リッド側ピン穴が側面に形成されているリッド側軸受け部を有する充電リッドと、前記リッド側ピン穴と連通する本体側ピン穴が側面に形成されている本体側軸受け部を有する本体側ヒンジ部と、前記リッド側ピン穴と連通する軸側ピン穴が軸部に形成されており、前記軸部が前記リッド側軸受け部、及び前記本体側軸受け部に挿入され、前記リッド側ヒンジ部と前記本体側ヒンジ部とを回転可能に支持する回転軸と、前記本体側ピン穴、前記リッド側ピン穴、及び前記軸側ピン穴に挿抜可能な固定ピンと、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、充電時に充電リッドが邪魔になることを防止した充電リッド構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る充電リッド構造の概略的な構成図である。
図２は、図１に示す充電リッド構造の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る充電リッド構造について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（実施形態）
図１は、実施形態に係る充電リッド構造の概略的な構成図である。図１に示すように、充電リッド構造１は、開閉可能な充電リッド２により充電インレットを保護する。充電リッド２は、ＢＥＶ（ＢａｔｔｅｒｙＥｌｅｃｔｒｉｃＶｅｈｉｃｌｅ）又はＰＨＥＶ（Ｐｌｕｇ－ｉｎＨｙｂｒｉｄＥｌｅｃｔｒｉｃＶｅｈｉｃｌｅ）等の充電インレットを有する車両のクォータ又はフェンダーに設けられている。なお、充電リッド２のサイズは、充電インレットのサイズや作業スペース等に応じて規格が定められている。ＤＣ急速充電機能を備える場合、充電リッド２のサイズは大きくなる。
（【００１１】以降は省略されています）

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