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公開番号
2025089987
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2024066627
出願日
2024-04-17
発明の名称
撮像光学レンズ
出願人
エーエーシー オプティックス (ソシュウ) カンパニーリミテッド
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250609BHJP(光学)
要約
【課題】本発明は、光学レンズ分野に関し、撮像光学レンズを提供する。
【解決手段】前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズとによって構成され、且つ条件式1.50≦TTL/f≦2.50、1.00≦f1/f≦1.50、-12.00≦f2/d3<-4.00、n1≧1.70及び1.50≦d7/d5≦5.00を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像光学レンズであって、前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズとによって構成され、
前記撮像光学レンズの焦点距離をfとし、前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第2レンズの焦点距離をf2とし、前記第2レンズの軸上厚みをd3とし、前記第3レンズの軸上厚みをd5とし、前記第4レンズの軸上厚みをd7とし、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとし、前記第1レンズの屈折率をn1としたときに、以下の条件式(1)~(5)を満足することを特徴とする撮像光学レンズ。
1.50≦TTL/f≦2.50 (1)
1.00≦f1/f≦1.50 (2)
-12.00≦f2/d3<-4.00 (3)
n1≧1.70 (4)
1.50≦d7/d5≦5.00 (5)
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5とし、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6としたときに、以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
1.00≦R5/R6≦5.00 (6)
【請求項3】
前記第1レンズの像側面から前記第2レンズの物体側面までの軸上距離をd2としたときに、以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
1.00≦d3/d2≦5.00 (7)
【請求項4】
前記第1レンズは、物体側面が近軸において凸面であり、
前記第1レンズの軸上厚みをd1とし、前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径をR1とし、前記第1レンズの像側面の中心曲率半径をR2としたときに、以下の条件式(8)~(9)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-3.68≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-0.62 (8)
1.27≦d1/TTL≦5.72 (9)
【請求項5】
前記第2レンズは、物体側面が近軸において凹面であり、像側面が近軸において凹面であり、
前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4としたときに、以下の条件式(10)~(12)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-2.24≦f2/f≦-0.41 (10)
0.01≦(R3+R4)/(R3-R4)≦0.66 (11)
0.44≦d3/TTL≦4.97 (12)
【請求項6】
前記第3レンズは、物体側面が近軸において凹面であり、像側面が近軸において凸面であり、
前記第3レンズの焦点距離をf3とし、前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5とし、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6としたときに、以下の条件式(13)~(15)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.77≦f3/f≦8.67 (13)
0.75≦(R5+R6)/(R5-R6)≦120.93 (14)
0.70≦d5/TTL≦10.64 (15)
【請求項7】
前記第4レンズは、物体側面が近軸において凸面であり、
前記第4レンズの焦点距離をf4とし、前記第4レンズの物体側面の中心曲率半径をR7とし、前記第4レンズの像側面の中心曲率半径をR8としたときに、以下の条件式(16)~(18)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.45≦f4/f≦2.63 (16)
-4.89≦(R7+R8)/(R7-R8)≦-0.28 (17)
3.47≦d7/TTL≦16.14 (18)
【請求項8】
前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ及び前記第4レンズは、ガラス材質であることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
【請求項9】
前記撮像光学レンズの絞り値FNOは、2以下であることを特徴とする請求項8に記載の撮像光学レンズ。
【請求項10】
前記撮像光学レンズの像高をIHとしたときに、以下の条件式(19)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
TTL/IH≦6.93 (19)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズ分野に関し、特にスマートフォン、デジタルカメラなどの携帯端末装置と、モニタ、PCレンズ、車載レンズなどの撮像装置とに適用される撮像光学レンズに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、様々なスマートデバイスの勃興に伴い、小型化撮像光学レンズに対するニーズがますます高まっており、且つ感光素子の画素サイズが小さくされることに加えて、現在の電子製品は、機能がよく且つ軽薄・携帯便利の外形を発展傾向とするため、良好な結像品質を有する小型化撮像光学レンズが現在の市場の主流となっている。優れた結像品質を得るために、多枚式のレンズ構造を用いることが多い。また、技術の発展及びユーザの多様化のニーズの増加に伴い、感光素子の画素面積が縮小しつつあり且つ結像品質に対するシステムからの要求が高くなってきている場合には、4枚式のレンズ構造が徐々にレンズの設計に現れている。良好な光学性能を有する撮像光学レンズが強く望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記問題に鑑みて、本発明は、良好な光学性能を有する設計要求を満足する撮像光学レンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術課題を解決するために、本発明の実施形態は、撮像光学レンズを提供し、前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズとによって構成され、前記撮像光学レンズの焦点距離をfとし、前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第2レンズの焦点距離をf2とし、前記第2レンズの軸上厚みをd3とし、前記第3レンズの軸上厚みをd5とし、前記第4レンズの軸上厚みをd7とし、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとし、前記第1レンズの屈折率をn1としたときに、以下の条件式(1)~(5)を満足する。
1.50≦TTL/f≦2.50 (1)
1.00≦f1/f≦1.50 (2)
-12.00≦f2/d3<-4.00 (3)
n1≧1.70 (4)
1.50≦d7/d5≦5.00 (5)
【0005】
好ましくは、前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5とし、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6としたときに、以下の条件式(6)を満足する。
1.00≦R5/R6≦5.00 (6)
【0006】
好ましくは、前記第1レンズの像側面から前記第2レンズの物体側面までの軸上距離をd2としたときに、以下の条件式(7)を満足する。
1.00≦d3/d2≦5.00 (7)
【0007】
好ましくは、前記第1レンズは、物体側面が近軸において凸面であり、前記第1レンズの軸上厚みをd1とし、前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径をR1とし、前記第1レンズの像側面の中心曲率半径をR2としたときに、以下の条件式(8)~(9)を満足する。
-3.68≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-0.62 (8)
1.27≦d1/TTL≦5.72 (9)
【0008】
好ましくは、前記第2レンズは、物体側面が近軸において凹面であり、像側面が近軸において凹面であり、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4としたときに、以下の条件式(10)~(12)を満足する。
-2.24≦f2/f≦-0.41 (10)
0.01≦(R3+R4)/(R3-R4)≦0.66 (11)
0.44≦d3/TTL≦4.97 (12)
【0009】
好ましくは、前記第3レンズは、物体側面が近軸において凹面であり、像側面が近軸において凸面であり、前記第3レンズの焦点距離をf3とし、前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5とし、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6としたときに、以下の条件式(13)~(15)を満足する。
0.77≦f3/f≦8.67 (13)
0.75≦(R5+R6)/(R5-R6)≦120.93 (14)
0.70≦d5/TTL≦10.64 (15)
【0010】
好ましくは、前記第4レンズは、物体側面が近軸において凸面であり、前記第4レンズの焦点距離をf4とし、前記第4レンズの物体側面の中心曲率半径をR7とし、前記第4レンズの像側面の中心曲率半径をR8としたときに、以下の条件式(16)~(18)を満足する。
0.45≦f4/f≦2.63 (16)
-4.89≦(R7+R8)/(R7-R8)≦-0.28 (17)
3.47≦d7/TTL≦16.14 (18)
(【0011】以降は省略されています)
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