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公開番号2025088612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203421
出願日2023-11-30
発明の名称会計支援装置、会計支援方法、及び会計支援プログラム
出願人株式会社オービック
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 40/12 20230101AFI20250604BHJP(計算;計数)
要約【課題】購買品の処理であるか外注品の処理であるかを意識せずに処理する会計支援装置、会計支援方法、及び会計支援プログラムを提供する。
【解決手段】会計支援装置であるPC100は、品目識別情報を含む入荷情報レコードが格納された入荷情報ファイルを受け付ける入荷情報受付部と、入荷情報レコードが、購買品の入荷情報レコードであるか、外注品の入荷情報レコードであるかを分類又は判定する分類判定部と、当該製造実績完成品レコードが格納された製造実績完成品データを生成するデータ生成部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備える会計支援装置であって、
前記制御部が、
品目識別情報を含む入荷情報レコードが格納された入荷情報ファイルを受け付ける入荷情報受付手段と、
前記入荷情報受付手段が受け付けた入荷情報ファイルにおける入荷情報レコード毎に、マスタによって予め規定された購買品か外注品かの区分と品目識別情報との対応関係に従い、入荷情報レコードが、購買品の入荷情報レコードであるか、外注品の入荷情報レコードであるかを分類又は判定する分類判定手段と、
前記分類判定手段による分類又は判定に従って、購買品の入荷情報レコードが存在する場合は、購買品の入荷情報レコード毎に、購買品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた仕入識別情報を有する仕入レコードを作成し、当該仕入レコードが格納された仕入データを生成し、外注品の入荷情報レコードが存在する場合は、外注品の入荷情報レコード毎に、外注品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた製造実績識別情報を有する製造実績完成品レコードを作成し、当該製造実績完成品レコードが格納された製造実績完成品データを生成するデータ生成手段と、を備える
ことを特徴とする会計支援装置。
続きを表示(約 2,800 文字)【請求項2】
前記分類判定手段が、
入荷情報ファイル中に購買品の入荷情報レコードに分類されるべき入荷情報レコードが存在する場合は、当該入荷情報レコードを全て格納した購買品入荷情報ファイルを生成し、入荷情報ファイル中に外注品の入荷情報レコードに分類されるべき入荷情報レコードが存在する場合は、当該入荷情報レコードを全て格納した外注品入荷情報ファイルを生成することによって、入荷情報レコードを分類する
ことを特徴とする請求項1に記載の会計支援装置。
【請求項3】
前記制御部が、
前記分類判定手段が購買品入荷情報ファイルを生成した場合は、当該ファイル中の入荷情報レコード毎に、仕入日を受け付け、前記分類判定手段が外注品入荷情報ファイルを生成した場合は、当該ファイル中の入荷情報レコード毎に、製造日を受け付けるデータ情報受付手段をさらに備え、
前記データ生成手段によって作成される仕入レコードが、入荷情報の少なくとも一部及び仕入識別情報に加えて、前記データ情報受付手段が受け付けた仕入日を有し、
前記データ生成手段によって作成される製造実績完成品レコードが、入荷情報の少なくとも一部及び製造実績識別情報に加えて、前記データ情報受付手段が受け付けた製造日を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の会計支援装置。
【請求項4】
前記分類判定手段が、
入荷情報ファイルにおける入荷情報レコードの情報に対し、入荷情報レコード毎に、購買品か外注品かの区分が加えられたレコードを別途作成することによって、入荷情報レコードを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の会計支援装置。
【請求項5】
前記データ生成手段が、
外注品の入荷情報レコードが存在する場合に、製造実績完成品レコードの作成及び製造実績完成品データの生成に加えて、製造実績完成品データ中の製造実績完成品レコードの品目識別情報に対応する商品を製造するための部品又は材料に関する払出品識別情報、及び当該製造実績完成品レコードと同一の製造実績識別情報を有する製造実績払出品レコードを作成し、当該製造実績完成品レコードが格納された製造実績払出品データを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の会計支援装置。
【請求項6】
前記データ生成手段によって作成される仕入レコードが、入荷情報の一部である受入数、及びマスタによって予め規定された品目識別情報に対応する仕入単価を有し、
前記データ生成手段によって作成される製造実績完成品レコードが、入荷情報の一部である受入数、及びマスタによって予め規定された品目識別情報に対応する外注単価を有し、
前記データ生成手段によって作成される製造実績払出品レコードが、マスタによって予め規定された商品を製造するために必要な商品に対する部品又は材料の量比を、対応する製造実績完成品レコードの受入数に対して、乗じて得られる払出数、及びマスタによって予め規定された払出品識別情報に対応する原価単価を有し、
前記制御部が、
前記データ生成手段によって仕入レコードが作成された場合は、作成された仕入レコードに基づき、受入数に対して仕入単価を乗じて得られる仕入金額を仕訳し、前記データ生成手段によって製造実績完成品レコード及び製造実績払出品レコードが作成された場合は、作成された製造実績完成品レコードに基づき、受入数に対して外注単価を乗じて得られる外注金額を仕訳し、作成された製造実績払出品レコードに基づき、払出数に対して原価単価を乗じて得られる原価金額を仕訳する仕訳手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項5に記載の会計支援装置。
【請求項7】
制御部を備える会計支援装置において実行される会計支援方法であって、
前記制御部で実行される、
品目識別情報を含む入荷情報レコードが格納された入荷情報ファイルを受け付ける入荷情報受付ステップと、
前記入荷情報受付ステップで受け付けた入荷情報ファイルにおける入荷情報レコード毎に、マスタによって予め規定された購買品か外注品かの区分と品目識別情報との対応関係に従い、入荷情報レコードが、購買品の入荷情報レコードであるか、外注品の入荷情報レコードであるかを分類又は判定する分類判定ステップと、
前記分類判定ステップによる分類又は判定に従って、購買品の入荷情報レコードが存在する場合は、購買品の入荷情報レコード毎に、購買品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた仕入識別情報を有する仕入レコードを作成し、当該仕入レコードが格納された仕入データを生成し、外注品の入荷情報レコードが存在する場合は、外注品の入荷情報レコード毎に、外注品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた製造実績識別情報を有する製造実績完成品レコードを作成し、当該製造実績完成品レコードが格納された製造実績完成品データを生成するデータ生成ステップと、を含む
ことを特徴とする会計支援方法。
【請求項8】
制御部を備える会計支援装置に実行させるための会計支援プログラムであって、
前記制御部に、
品目識別情報を含む入荷情報レコードが格納された入荷情報ファイルを受け付ける入荷情報受付ステップと、
前記入荷情報受付ステップで受け付けた入荷情報ファイルにおける入荷情報レコード毎に、マスタによって予め規定された購買品か外注品かの区分と品目識別情報との対応関係に従い、入荷情報レコードが、購買品の入荷情報レコードであるか、外注品の入荷情報レコードであるかを分類又は判定する分類判定ステップと、
前記分類判定ステップによる分類又は判定に従って、購買品の入荷情報レコードが存在する場合は、購買品の入荷情報レコード毎に、購買品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた仕入識別情報を有する仕入レコードを作成し、当該仕入レコードが格納された仕入データを生成し、外注品の入荷情報レコードが存在する場合は、外注品の入荷情報レコード毎に、外注品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた製造実績識別情報を有する製造実績完成品レコードを作成し、当該製造実績完成品レコードが格納された製造実績完成品データを生成するデータ生成ステップと、を
実行させるための会計支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、会計支援装置、会計支援方法、及び会計支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
仕入先に対する注文品が購買品であるか或いは外注品であるかを区別して会計を行っている製造業においては、購買品か外注品かで発生する仕訳や原価管理の手法が異なることから、購買品は在庫として管理を行い、外注品は仕掛品として管理を行う等、注文品ごとに区別して管理をする必要がある。
【0003】
しかし、注文数が膨大になると、購買品の処理と外注品の処理を区別して行うと、会計処理を行う上でかなりの負担となっていた。
【0004】
このようなことから、購買品か外注品かの分類を手動で行う必要が無く、購買品の処理であるか外注品の処理であるかを意識せずに処理することが可能となり、入力や運用面での負荷の軽減が可能となるシステムが求められてる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-123725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、購買品か外注品かの分類を手動で行う必要が無く、購買品の処理であるか外注品の処理であるかを意識せずに処理することが可能となり、入力や運用面での負荷の軽減が可能となる新たな機能を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る会計支援装置は、制御部を備える会計支援装置であって、前記制御部が、品目識別情報を含む入荷情報レコードが格納された入荷情報ファイルを受け付ける入荷情報受付手段と、前記入荷情報受付手段が受け付けた入荷情報ファイルにおける入荷情報レコード毎に、マスタによって予め規定された購買品か外注品かの区分と品目識別情報との対応関係に従い、入荷情報レコードが、購買品の入荷情報レコードであるか、外注品の入荷情報レコードであるかを分類又は判定する分類判定手段と、前記分類判定手段による分類又は判定に従って、購買品の入荷情報レコードが存在する場合は、購買品の入荷情報レコード毎に、購買品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた仕入識別情報を有する仕入レコードを作成し、当該仕入レコードが格納された仕入データを生成し、外注品の入荷情報レコードが存在する場合は、外注品の入荷情報レコード毎に、外注品の入荷情報レコードに格納された品目識別情報を含む入荷情報の少なくとも一部に加えて、新たに振り分けられた製造実績識別情報を有する製造実績完成品レコードを作成し、当該製造実績完成品レコードが格納された製造実績完成品データを生成するデータ生成手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る会計支援装置は、前記分類判定手段が、入荷情報ファイル中に購買品の入荷情報レコードに分類されるべき入荷情報レコードが存在する場合は、当該入荷情報レコードを全て格納した購買品入荷情報ファイルを生成し、入荷情報ファイル中に外注品の入荷情報レコードに分類されるべき入荷情報レコードが存在する場合は、当該入荷情報レコードを全て格納した外注品入荷情報ファイルを生成することによって、入荷情報レコードを分類することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る会計支援装置は、前記制御部が、前記分類判定手段が購買品入荷情報ファイルを生成した場合は、当該ファイル中の入荷情報レコード毎に、仕入日を受け付け、前記分類判定手段が外注品入荷情報ファイルを生成した場合は、当該ファイル中の入荷情報レコード毎に、製造日を受け付けるデータ情報受付手段をさらに備え、前記データ生成手段によって作成される仕入レコードが、入荷情報の少なくとも一部及び仕入識別情報に加えて、前記データ情報受付手段が受け付けた仕入日を有し、前記データ生成手段によって作成される製造実績完成品レコードが、入荷情報の少なくとも一部及び製造実績識別情報に加えて、前記データ情報受付手段が受け付けた製造日を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る会計支援装置は、前記分類判定手段が、入荷情報ファイルにおける入荷情報レコードの情報に対し、入荷情報レコード毎に、購買品か外注品かの区分が加えられたレコードを別途作成することによって、入荷情報レコードを判定することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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