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公開番号2025087197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201693
出願日2023-11-29
発明の名称撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置の表示インタフェースがHDMI出力によるもののみで、HDMI RAW非対応機器に接続した場合であっても、撮像装置が操作不能になることを防止する。
【解決手段】撮像装置は、RAW画像データを生成する第1の生成手段と、RAW画像データを現像処理して現像データを生成する第2の生成手段と、RAW画像データ又は現像データを外部に出力する出力手段と、撮像装置とは着脱可能で現像データを表示する表示手段の撮像装置に対する装着状態と、出力手段の出力に関する設定とに基づいて、RAW画像データ又は現像データを出力手段により出力するように制御する制御手段とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
RAW画像データを生成する第1の生成手段と、
前記RAW画像データを現像処理して現像データを生成する第2の生成手段と、
前記RAW画像データ又は前記現像データを外部に出力する出力手段と、
撮像装置とは着脱可能で前記現像データを表示する表示手段の撮像装置に対する装着状態と、前記出力手段の出力に関する設定とに基づいて、前記RAW画像データ又は前記現像データを前記出力手段により出力するように制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御手段は、撮像装置の起動時の設定が前記出力手段より前記RAW画像データを出力する設定である場合に、前記撮像装置に前記表示手段が装着されていなければ、前記現像データを前記出力手段により出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御手段は、撮像装置が起動した後に、前記出力手段より前記RAW画像データを出力する設定が指示された場合、前記RAW画像データを前記出力手段により出力するように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、撮像装置が起動してから所定時間が経過した場合、前記RAW画像データを前記出力手段により出力するように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記RAW画像データを前記出力手段により出力するように制御するとともに、撮像装置に対する操作を受け付け禁止に設定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、撮像装置に対する電源に関する操作以外の操作を受け付け禁止に設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御手段は、撮像装置に対する操作を受け付け禁止に設定した状態で、前記撮像装置に前記表示手段が装着された場合、撮像装置に対する操作を受け付け可能に設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記撮像装置に前記表示手段が装着されていないときに、前記出力手段より前記RAW画像データを出力する設定が指示された場合、前記現像データを前記出力手段により出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記RAW画像データを出力する設定が指示された状態で、前記撮像装置に前記表示手段が装着された場合、前記RAW画像データを前記出力手段により出力するように制御することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記撮像装置に前記表示手段が装着されていないときに、前記出力手段より前記RAW画像データを出力する設定が指示された場合、前記撮像装置に対する前記表示手段の装着を促す警告表示を行う表示情報を前記出力手段により出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置がRAW画像を外部に転送する技術として、HDMI(登録商標)のYCC4:2:2形式のビデオフォーマットにおける画像領域にRAW画像のベイヤーデータを配置して外部機器に出力する技術がある。これを受けた外部機器は、入力されるHDMIのYCC4:2:2形式のビデオフォーマットにおける画像領域にRAW画像のベイヤーデータが配置されていることを解釈し、RAW画像のベイヤーデータを記録したり、現像してモニタ表示したりすることができる。このような機器をHDMI RAW対応機器と定義する。
【0003】
一方で、HDMIは汎用フォーマットであるため、RAW画像のベイヤーデータがYCC4:2:2形式のビデオフォーマットにおける画像領域に配置されたHDMI信号をYCC4:2:2形式の信号と解釈し、そのままモニタ表示を行おうとする機器もある。YCC形式の画像データとRAW画像データはデータフォーマットが異なるため、このような機器のモニタ上には壊れた画像が表示される。このような機器をHDMI RAW非対応機器と定義する。
【0004】
特許文献1には、外部デバイスの接続により本体動作を変更する技術が開示されており、接続されたUSBキーボードの種類によってキー入力操作に関連する動作モードを変える技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-118509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
撮像装置は、HDMI出力以外にも、液晶パネル等の表示部を有する構成が一般的である。そのため、HDMI出力では壊れた画像が表示された際も、液晶パネル等の表示部上で操作を行うことが可能である。しかし、近年、装置の小型化の要望等により撮像装置から液晶パネル等の表示部を着脱可能にした撮像装置がある。このような撮像装置は、液晶パネル等の表示部が外された状態での表示インタフェースがHDMI出力によるもののみとなり、HDMI出力が壊れた画像になってしまうと撮像装置の操作が不能になってしまう。本発明は、撮像装置の表示インタフェースがHDMI出力によるもののみで、HDMI RAW非対応機器に接続した場合であっても、撮像装置が操作不能になることを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る撮像装置は、RAW画像データを生成する第1の生成手段と、前記RAW画像データを現像処理して現像データを生成する第2の生成手段と、前記RAW画像データ又は前記現像データを外部に出力する出力手段と、撮像装置とは着脱可能で前記現像データを表示する表示手段の撮像装置に対する装着状態と、前記出力手段の出力に関する設定とに基づいて、前記RAW画像データ又は前記現像データを前記出力手段により出力するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像装置の表示インタフェースがHDMI出力によるもののみで、HDMI RAW非対応機器に接続した場合であっても、撮像装置が操作不能になることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像装置の構成例を示す図である。
第1の実施形態における撮像装置の処理例を示すフローチャートである。
HDMI RAW出力の処理例を示すフローチャートである。
RAW画像データを説明する図である。
RAW画像データの詳細を説明する図である。
HDMI出力用のメモリ領域を説明する図である。
HDMI出力用のメモリ領域にRAW画像データを格納した状態を説明する図である。
HDMI YCC出力の処理例を示すフローチャートである。
HDMI RAW設定処理の例を示すフローチャートである。
第1の実施形態におけるOSD表示の例を説明する図である。
第2の実施形態における撮像装置の処理例を示すフローチャートである。
起動時HDMI RAW出力処理の例を示すフローチャートである。
第2の実施形態におけるOSD表示の例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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