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公開番号
2025086136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199984
出願日
2023-11-27
発明の名称
印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250530BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷装置の動作中に不揮発メモリへの書込み回数を減らし、当該書き換え回数による、当該印刷装置の寿命に対する影響を少なくする。
【解決手段】本発明の一実施形態は、有線インタフェースと、前記有線インタフェースを介して供給される電力が充電される蓄電部と、揮発性の第1メモリと、不揮発性の第2メモリと、前記蓄電部に充電された電力を用いて、前記第1メモリに保存されているデータを前記第2メモリに書込む書込み処理を実行する書込み手段と、を有する印刷装置であって、前記有線インタフェースを介する電力供給量と、前記蓄電部の充電残量との少なくとも一方に基づいて、前記書込み処理を実行するか否かを決定する、ことを特徴とする印刷装置である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
有線インタフェースと、
前記有線インタフェースを介して供給される電力が充電される蓄電部と、
揮発性の第1メモリと、
不揮発性の第2メモリと、
前記蓄電部に充電された電力を用いて、前記第1メモリに保存されているデータを前記第2メモリに書込む書込み処理を実行する書込み手段と、
を有する印刷装置であって、
前記有線インタフェースを介する電力供給量と、前記蓄電部の充電残量との少なくとも一方に基づいて、前記書込み処理を実行するか否かを決定する、
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記書込み処理でない他の処理が実行されている間は、前記書込み処理を実行せず、
前記他の処理の実行が終了した場合に、前記電力供給量と、前記充電残量との少なくとも一方に基づいて、前記書込み処理を実行するか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記他の処理は、外部装置から受信したジョブを実行する処理を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記電力供給量と、前記充電残量とに基づいて、前記書込み処理を実行するか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記電力供給量が第1閾値以上でない場合、前記書込み処理を実行する、
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記電力供給量が前記第1閾値以上、かつ前記充電残量が第2閾値以上の場合、前記書込み処理を実行しない、
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記電力供給量が前記第1閾値以上、かつ前記充電残量が前記第2閾値以上でない場合、前記蓄電部に充電した後に、前記書込み処理を実行する、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記電力供給量が前記第1閾値以上、かつ前記充電残量が前記第2閾値以上でない場合に前記蓄電部に充電する際、前記印刷装置における動作の一部または全部が一時停止される、
ことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記電力供給量が前記第1閾値以上か否かを判定する前に、ジョブ動作の実行中か否かを判定する判定手段を更に有する、
ことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記他の処理は、給電状態が変動した場合に実行される給電状態変動時処理を含む、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は印刷装置に関し、特に有線インタフェース端子から供給され、電気二重層キャパシタのような蓄電部に充電された電力により動作する印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の印刷装置は、装置内に電源が供給されなくなっても内容を保持可能な不揮発メモリを有し、当該不揮発メモリは、制御プログラムの他に各種設定値や、装置の動作制御に用いるデータ等を保持するために利用される。不揮発メモリの例としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶デバイスが挙げられる。
【0003】
フラッシュメモリは、通電を止めても記憶内容を保持することが可能であるが、メモリ素子ごとに書き換えられる回数に制限がある。不揮発メモリに保持される各種設定値や動作制御データなどの情報は、不慮の停電時にも最新の情報が維持される必要があり、印刷装置の動作中に随時変更される。一方、不揮発メモリの書き換え回数は製品寿命に影響するため、できるだけ書き換え回数を少なくする必要がある。
【0004】
この必要性に応じるための技術として、特許文献1は、書込み回数が上限を超えないように領域ごとの書込み回数をカウントして、規定値を超えたら書き込む領域を変える技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-65550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、規定値を超えるたびに領域を変える必要があり、制御が煩雑になるとともに不揮発メモリの保存容量が増大するという課題がある。
【0007】
そこで本開示は、上記課題に鑑み、印刷装置の動作中に不揮発メモリへの書込み回数を減らし、当該書き換え回数による、当該印刷装置の寿命に対する影響を少なくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態は、有線インタフェースと、前記有線インタフェースを介して供給される電力が充電される蓄電部と、揮発性の第1メモリと、不揮発性の第2メモリと、前記蓄電部に充電された電力を用いて、前記第1メモリに保存されているデータを前記第2メモリに書込む書込み処理を実行する書込み手段と、を有する印刷装置であって、前記有線インタフェースを介する電力供給量と、前記蓄電部の充電残量との少なくとも一方に基づいて、前記書込み処理を実行するか否かを決定する、ことを特徴とする印刷装置である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、印刷装置の動作中に不揮発メモリへの書込み回数を減らし、当該書き換え回数による、当該印刷装置の寿命に対する影響を少なくすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
プリンタの制御系の構成を示すブロック図
プリンタの電源供給系の構成を示すブロック図
接続規格ごとの電力供給量を示す表
プリンタ300のCPU311により実行される処理内容を示すフローチャート
保存データ更新時の処理内容を示すフローチャート
USBケーブルが抜かれたときの処理内容を示すフローチャート
不揮発メモリ書込みの処理内容を示すフローチャート
プリンタ300のCPU311により実行される処理内容を示すフローチャート
保存データ更新時の処理内容を示すフローチャート
給電状態の変動を検出したときの処理内容を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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