TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025086090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199904
出願日
2023-11-27
発明の名称
回転コネクタ装置
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
35/04 20060101AFI20250530BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フラットケーブルの摺動音を低減させる。
【解決手段】回転コネクタ装置はステータとロテータと可撓シートとフラットケーブルとを備えている。ロテータは、ステータに対して回転軸線周りに回転可能に設けられる。可撓シートは、ステータとロテータとの間に形成されるケーブル収容空間内に設けられる。可撓シートは、回転軸線に沿う軸方向に第1幅を有する。フラットケーブルは、ケーブル収容空間内に設けられる。フラットケーブルは、軸方向に第1幅よりも大きい第2幅を有する少なくとも1枚の第1フィルムと少なくとも1枚の第1フィルムに包まれた導体とを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータと、
前記ステータに対して回転軸線周りに回転可能に設けられたロテータと、
前記ステータと前記ロテータとの間に形成されるケーブル収容空間内に設けられる、前記回転軸線に沿う軸方向に第1幅を有する可撓シートと、
前記ケーブル収容空間内に設けられる、前記軸方向に前記第1幅よりも大きい第2幅を有する少なくとも1枚の第1フィルムと前記少なくとも1枚の第1フィルムに包まれた導体とを含むフラットケーブルと、
を備える、
回転コネクタ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記フラットケーブルと前記可撓シートとの間に設けられる粘性体をさらに備える、
請求項1に記載の回転コネクタ装置。
【請求項3】
前記可撓シートは、絶縁体の第1材質から成る、
請求項1に記載の回転コネクタ装置。
【請求項4】
前記少なくとも1枚の第1フィルムは、絶縁体の第2材質から成る2枚のフィルムから成り、
前記フラットケーブルは、前記導体の外部で前記2枚のフィルムを接着する接着剤をさらに含む、
請求項3に記載の回転コネクタ装置。
【請求項5】
前記第1材質と前記第2材質とは、樹脂から成る、
請求項4に記載の回転コネクタ装置。
【請求項6】
前記第1材質と前記第2材質とは、それぞれ、ポリエチレンテレフタレート、または、ポリフェニレンサルファイドから成る、
請求項4に記載の回転コネクタ装置。
【請求項7】
前記第1材質と前記第2材質とは同一の材質である、
請求項4に記載の回転コネクタ装置。
【請求項8】
前記可撓シートの少なくとも1つの角が丸められている、
請求項1から7に記載の回転コネクタ装置。
【請求項9】
前記ケーブル収容空間は、
前記ステータと前記ロテータとのうちの前記回転軸線に対する径方向内側に設けられる一方の部材に設けられ、前記回転軸線に沿う軸方向に延びる第1壁と、
前記ステータと前記ロテータとのうちの前記一方の部材と異なる他方の部材に設けられ、前記軸方向に延び、前記回転軸線に対して垂直な径方向において前記第1壁と反対の第2壁と、
前記第1壁と前記第2壁とを接続し、前記径方向に延びるベースプレートと、
前記軸方向において前記ベースプレートと反対のカバーと、
によって規定され、
前記丸められた角は、前記ベースプレートに向き、且つ、前記径方向において、前記回転軸線から離れる方向に向いた角である、
請求項8に記載の回転コネクタ装置。
【請求項10】
前記ベースプレートは、前記カバーよりも鉛直方向下方に位置し、
前記丸められた角は、前記鉛直方向において前記フラットケーブルの下端よりも前記ベースプレートに近い、
請求項9に記載の回転コネクタ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願に開示される技術は、回転コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に用いられる回転コネクタ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/121741号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転コネクタは、導体を2枚の樹脂フィルムを接着剤で止めたフラットケーブルが摺動するように構成されているが、摺動の際に摺動音が発生することがある。
【0005】
本願に開示される技術の課題は、フラットケーブルが摺動するときの摺動音を抑止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の特徴に係る回転コネクタ装置は、ステータとロテータと可撓シートとフラットケーブルとを備えている。ロテータは、ステータに対して回転軸線周りに回転可能に設けられる。可撓シートは、ステータとロテータとの間に形成されるケーブル収容空間内に設けられる。可撓シートは、回転軸線に沿う軸方向に第1幅を有する。フラットケーブルは、ケーブル収容空間内に設けられる。フラットケーブルは、軸方向に第1幅よりも大きい第2幅を有する少なくとも1枚の第1フィルムと少なくとも1枚の第1フィルムに包まれた導体とを含む。
【0007】
第1の特徴に係る回転コネクタ装置では、接着剤等が加えられて摺動音が高くなる少なくとも1枚の第1フィルムに比べて、可撓シートがケーブル収容空間を規定する筐体に接するため、フラットケーブルの摺動音を低減することができる。また、可撓シートを介して、フラットケーブルの電流によって発熱する電流を放熱することができる。
【0008】
第2の特徴に係る回転コネクタ装置は、第1の特徴に係る回転コネクタ装置において、フラットケーブルと可撓シートとの間に設けられる粘性体をさらに備える。
【0009】
第2の特徴に係る回転コネクタ装置では、互いに径方向に接する、異なるフラットケーブルまたはフラットケーブルと可撓シートとが周方向にずれず、U字状に撓むときに互いに離間しやすい程度に、異なるフラットケーブル間の摩擦力、またはフラットケーブルと可撓シートと間の摩擦力が調整される。
【0010】
第3の特徴に係る回転コネクタ装置は、第1または第2の特徴に係る回転コネクタ装置において、可撓シートは、絶縁体の第1材質から成ることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日東精工株式会社
端子部品
12日前
レナタ・アーゲー
電池
7日前
株式会社クオルテック
空気電池
4日前
豊田鉄工株式会社
コイル部品
6日前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
11日前
三洲電線株式会社
撚線
11日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
中国電力株式会社
移動用変圧器
6日前
株式会社GSユアサ
極板積層装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
12日前
三菱電機株式会社
半導体装置
5日前
三菱電機株式会社
半導体装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
電極及び電池
5日前
株式会社フジクラ
ファイバレーザ装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
電池モジュール
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池
13日前
トヨタバッテリー株式会社
電池スタック
11日前
大宮工業株式会社
テープ剥離装置
6日前
富士電機株式会社
半導体装置の製造方法
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
4日前
澁谷工業株式会社
ボンディング装置
5日前
日産自動車株式会社
全固体二次電池
12日前
株式会社アイシン
温度調節器
4日前
住友電装株式会社
シールドコネクタ
7日前
住友電気工業株式会社
多芯ケーブル
4日前
日産自動車株式会社
全固体二次電池
6日前
TDK株式会社
積層コイル部品
6日前
矢崎総業株式会社
端子付き電線
7日前
株式会社村田製作所
ウエハの製造方法
5日前
富士通商株式会社
リチウムイオンキャパシタ
11日前
ヒロセ電機株式会社
平型導体用電気コネクタ
11日前
トヨタ自動車株式会社
粘着シート
5日前
株式会社SUBARU
イオン風発生装置
11日前
トヨタバッテリー株式会社
電源装置の固定構造
11日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池の製造方法
4日前
続きを見る
他の特許を見る