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公開番号
2025085253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199002
出願日
2023-11-24
発明の名称
情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250529BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想カメラの撮影において被写体アバターの前に意図しないアバターが映り込むのを防止することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置101には、表示部113を備えるHMD111が接続されている。情報処理装置101は、アバターが配置された仮想空間を表示部113に表示する制御を行う。情報処理装置101は、仮想空間に含まれるアバターを撮影する仮想カメラの視界領域を示すカメラ視界領域情報207と、指定された基準被写体アバターの位置情報とに基づいて仮想カメラの撮影領域を分割する。情報処理装置101は、被写体アバター以外のアバターが分割された領域の何れに含まれるかに基づいて、当該アバターが被写体アバターの前に映り込むのを防止する表示制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アバターが配置された仮想空間を表示手段に表示する制御を行う情報処理装置であって、
前記仮想空間において撮影対象となる被写体アバターを決定する手段と、
前記表示手段にアバターを表示する制御を行う手段とを備え、
前記制御を行う手段は、
前記仮想空間に含まれるアバターを撮影する仮想カメラの視界領域を示す情報を取得し、
前記仮想空間に含まれるアバターの位置情報を取得し、
前記仮想カメラの視界領域を示す情報及び前記被写体アバターの位置情報に基づいて前記仮想カメラの撮影領域を分割し、
前記被写体アバター以外のアバターが前記分割された領域の何れに含まれるかに基づいて、前記仮想カメラの撮影において当該アバターが前記被写体アバターの前に映り込むのを防止する表示制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御を行う手段は、前記仮想カメラの撮影領域を、前記被写体アバターを基準に前記仮想カメラ側の領域である第1の領域と、前記被写体アバターを基準に前記仮想カメラの反対側の領域である第2の領域とに分割することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御を行う手段は、前記被写体アバター以外のアバターが前記第1の領域に含まれる場合、当該アバターを透過表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御を行う手段は、前記情報処理装置と異なる他の情報処理装置であって前記被写体アバターに対応するユーザが操作する他の情報処理装置に対し、直接的又は間接的に、前記第1の領域に含まれ且つ前記被写体アバター以外のアバターを透過表示する指示を送信することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御を行う手段は、前記被写体アバター以外のアバターが前記第1の領域に含まれる場合、当該アバターについて輪郭のみを表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御を行う手段は、前記情報処理装置と異なる他の情報処理装置であって前記被写体アバターに対応するユーザが操作する他の情報処理装置に対し、直接的又は間接的に、前記第1の領域に含まれ且つ前記被写体アバター以外のアバターについて輪郭のみを表示する指示を送信することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御を行う手段は、前記被写体アバター以外のアバターが前記第2の領域に含まれる場合、当該アバターにブラー処理を施して表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記仮想空間に複数の仮想カメラが配置された場合、前記制御を行う手段は、前記複数の仮想カメラにそれぞれ対応する複数の前記仮想カメラの視界領域を示す情報を取得し、複数の前記仮想カメラの視界領域を示す情報に基づいてそれぞれ前記アバターを表示する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
複数のアバターが前記被写体アバターに決定された場合、前記制御を行う手段は、前記複数のアバターのうち、前記仮想カメラに最も近いアバターを基準として前記仮想カメラの撮影領域を分割することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
複数のアバターが前記被写体アバターに決定された場合、前記制御を行う手段は、前記複数のアバターのうち、前記仮想カメラから最も離れたアバターを基準として前記仮想カメラの撮影領域を分割することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、複数のユーザが同じインターネット上の仮想空間内でコミュニケーションやコンテンツ体験を行うメタバースが注目されている。メタバースでは、場所や時間が制限されずに交流が可能となっている。ユーザは、自身の分身であるアバターを仮想空間内に配置して操作することで、あたかもそこに自分が存在しているかのようにコミュニケーションや作業を行うことができる。また、ユーザは、メタバース内に表示されたアバターやオブジェクトを、仮想カメラを使用して撮影することもできる。例えば、特許文献1では、ユーザが指定した仮想空間におけるキャプチャ範囲を撮影可能なシステムについて記載されている。
【0003】
ところで、仮想空間での撮影を行う場合、現実空間での撮影と同様に仮想カメラへの映り込みを防止したい場合がある。メタバースでは、多数のアバターが存在するため、他のアバターが映り込まないように仮想カメラを配置するのは容易ではない。また、仮想カメラに映り込まないように全てのアバターを操作するのも容易ではない。これに対し、例えば、仮想空間での撮影において、知人以外のアバターの映り込みを防止する技術が提案されている(例えば、非特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-006502号公報
【非特許文献】
【0005】
https://www.moguravr.com/vrchat-20/
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した非特許文献1の技術では、例えば、知人以外のアバターを撮影する際に、知人のアバターが仮想カメラと被写体アバターの間に入り込んでしまうと、知人のアバターが被写体アバターの前に意図せず映り込んでしまう。
【0007】
本発明は、仮想カメラの撮影において被写体アバターの前に意図しないアバターが映り込むのを防止することができる情報処理装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、アバターが配置された仮想空間を表示手段に表示する制御を行う情報処理装置であって、前記仮想空間において撮影対象となる被写体アバターを決定する手段と、前記表示手段にアバターを表示する制御を行う手段とを備え、前記制御を行う手段は、前記仮想空間に含まれるアバターを撮影する仮想カメラの視界領域を示す情報を取得し、前記仮想空間に含まれるアバターの位置情報を取得し、前記仮想カメラの視界領域を示す情報及び前記被写体アバターの位置情報に基づいて前記仮想カメラの撮影領域を分割し、前記被写体アバター以外のアバターが前記分割された領域の何れに含まれるかに基づいて、前記仮想カメラの撮影において当該アバターが前記被写体アバターの前に映り込むのを防止する表示制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、仮想カメラの撮影において被写体アバターの前に意図しないアバターが映り込むのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
図1の情報処理装置の機能構成を概略的に示す機能ブロック図である。
仮想体験コンテンツに参加するユーザが操作するアバター及び仮想カメラが配置された仮想空間の一例を示す図である。
図1の情報処理装置によって実行される仮想空間表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
図4のS405の撮影領域分割処理の手順を示すフローチャートである。
図4のS406のアバター表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
図6のS605の表示制御を説明するための図である。
図6のS610の表示制御を説明するための図である。
図1のHMDを装着したユーザが複数の仮想カメラを操作する場合におけるアバターの表示制御を説明するための図である。
図4のS406のアバター表示制御処理の別の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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