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公開番号
2025085013
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025036461,2020195878
出願日
2025-03-07,2020-11-26
発明の名称
シート搬送装置および画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
B65H
9/14 20060101AFI20250527BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】二次転写部へのシートを搬送した際に、プレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対の間のシートの座屈を低減させる。
【解決手段】プレレジストレーションローラ対と、プレレジストレーションローラ対よりシートの搬送方向下流側のレジストレーションローラ対とを制御する制御部を有し、制御部は、回転を停止しているレジストレーションローラ対にシートの先端を当接させて、プレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対の間に第1のループを形成し、さらにレジストレーションローラ対が回転を開始した後からシートの先端が転写搬送部に到達するまでの間に、プレレジストレーションローラ対をレジストレーションローラ対よりも遅い搬送速度にして、プレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対の間のシートに第1のループより小さい第2のループを形成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体に担持されたトナー像をシートに転写する転写搬送部にシートを搬送するシート搬送装置であって、
シートを挟持して搬送するプレレジストレーションローラ対と、
前記プレレジストレーションローラ対よりシートの搬送方向下流側に設けられ、シートを挟持して搬送するレジストレーションローラ対と、
前記プレレジストレーションローラ対および前記レジストレーションローラ対を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記プレレジストレーションローラ対によりシートを搬送して、回転を停止している前記レジストレーションローラ対に前記シートの先端を当接させて、前記プレレジストレーションローラ対と前記レジストレーションローラ対の間に前記シートを一方の面側にたわませた第1のループを形成し、
さらに前記レジストレーションローラ対が回転を開始した後から前記シートの先端が前記転写搬送部に到達するまでの間に、前記プレレジストレーションローラ対を前記レジストレーションローラ対よりも遅い搬送速度にして、前記プレレジストレーションローラ対と前記レジストレーションローラ対の間の前記シートに前記第1のループより小さい第2のループを形成する、ことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記第1のループを形成した後に、前記レジストレーションローラ対の回転を開始し、前記レジストレーションローラ対を前記転写搬送部より速い搬送速度にし、
前記第2のループを形成した後に、前記プレレジストレーションローラ対を前記レジストレーションローラ対と同じ搬送速度であり、前記転写搬送部より速い搬送速度にした後、
前記第2のループを形成したシートの先端が前記転写搬送部に到達するまでの間に、前記プレレジストレーションローラ対および前記レジストレーションローラ対を前記転写搬送部と同じ搬送速度にする、ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記レジストレーションローラ対がシートの搬送を開始した後から、前記シートを所定距離搬送するまでの間は、前記プレレジストレーションローラ対を前記レジストレーションローラ対と同じ搬送速度にする、ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記シートを所定距離搬送した後に、前記プレレジストレーションローラ対を前記レジストレーションローラ対より遅い一定の搬送速度にした後、前記転写搬送部より速い搬送速度であって、前記レジストレーションローラ対と同じ搬送速度にする、ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記シートを所定距離搬送した後に、前記プレレジストレーションローラ対を前記レジストレーションローラ対より遅い搬送速度にし、前記レジストレーションローラ対より遅いタイミングで前記転写搬送部より速い搬送速度であって、前記レジストレーションローラ対と同じ搬送速度に達するように加速する、ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記シートを所定距離搬送した後に、前記プレレジストレーションローラ対を前記転写搬送部より速い搬送速度であって、前記レジストレーションローラ対より遅い搬送速度にした後、前記レジストレーションローラ対と同じ搬送速度にする、ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記プレレジストレーションローラ対を、一旦停止した後、前記レジストレーションローラ対の回転開始する前に、回転を再開して、前記レジストレーションローラ対との間に前記第1のループを形成する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記プレレジストレーションローラ対と前記レジストレーションローラ対の間のシートに前記第2のループを形成するか否かを、シートの情報に応じて決める、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
前記シートの情報とは、シートの坪量であり、
前記制御部は、シートの坪量が閾値以下の場合は、前記プレレジストレーションローラ対と前記レジストレーションローラ対の間のシートに前記第2のループを形成し、シートの坪量が閾値を超える場合は、前記プレレジストレーションローラ対と前記レジストレーションローラ対の間のシートに前記第2のループを形成しない、ことを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
【請求項10】
前記シートの情報とは、シートの搬送方向と直交する方向の幅であり、
前記制御部は、シートの幅が閾値以下の場合は、前記プレレジストレーションローラ対と前記レジストレーションローラ対の間のシートに前記第2のループを形成し、シートの幅が閾値を超える場合は、前記プレレジストレーションローラ対と前記レジストレーションローラ対の間のシートに前記第2のループを形成しない、ことを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シートに画像を形成する画像形成装置においては、シートとシートに形成される画像の位置を合わせるために、搬送されるシートの斜行を補正する斜行補正機構が設けられている。
【0003】
特許文献1では、駆動を停止しているレジストレーションローラ対よりシート搬送方向上流側に設けられたプレレジストレーションローラ対によりシートを所定量搬送してシートの斜行を補正している。すなわち、プレレジストレーションローラ対により搬送されるシートの先端をレジストレーションローラ対に突き当て、プレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対の間でシートにループを形成してシートの斜行を補正している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-127753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、斜行が補正された後のシートは、画像信号と同期したレジストレーションローラ対の再駆動により、レジストレーションローラ対とプレレジストレーションローラ対とが同速度で搬送を開始し、二次転写部へ搬送される。この場合、レジストレーションローラ対から二次転写部へ搬送されるシートは、プレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対の間に形成したループの大きさが維持された状態で搬送されることとなる。
【0006】
しかしながら、斜行補正のためのシートのループの大きさと、レジストレーションローラ対から二次転写部への搬送中に維持するシートのループの大きさとでは、それぞれの最適値は異なる。
【0007】
つまり、斜行補正のためのシートのループの大きさは、レジストレーションローラ対へ到達する前のシートの斜行を補正するために必要なものであり、想定すべき最も大きな斜行量に基づいて予め決定される。更に、レジストレーションローラ対の直前のセンサでの検知信号をトリガーに、ループ形成制御を行う場合、斜行したシートを検知することとなるため、そのばらつき分を加味した大きさとなる。
【0008】
一方、搬送中に維持するシートのループの大きさは、大き過ぎるとプレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対との間でループが座屈してしまう。そのため、搬送中に維持するシートのループの大きさは、プレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対との間でシートの引っ張り合いが生じない範囲で小さい方が好ましい。
【0009】
したがって、斜行補正のためのシートのループの大きさを維持した状態で、レジストレーションローラ対から二次転写部へのシートの搬送を行った場合、前記ローラ対間で上述したループが大きいことによるシートの座屈が発生するおそれがある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、二次転写部へのシートの搬送を行った際に、プレレジストレーションローラ対とレジストレーションローラ対の間のシートの座屈を低減させることである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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