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公開番号
2025085003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025035847,2024561980
出願日
2025-03-06,2024-02-22
発明の名称
配線基板及びヘッドマウントディスプレイ
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
1/38 20060101AFI20250527BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】光芒による視認性の低下を抑制するとともに、反射光によるちらつきを抑制する配線基板及びヘッドマウントディスプレイを提供する。
【解決手段】ヘッドマウントディスプレイやスマートフォン、タブレット等の携帯端末機器に用いられる配線基板10は、透明性を有する基板11と、基板11上に配置されたメッシュ配線層20と、を備えている。配線基板10は、電磁波送受信機能を有している。メッシュ配線層20は、電磁波の送受信部として構成されているとともに、配線を有している。配線の平面形状は、複数の曲線を接続した形状である。曲線は、円弧又は楕円弧である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
配線基板であって、
透明性を有する基板と、
前記基板上に配置されたメッシュ配線層と、を備え、
前記メッシュ配線層は、配線を有し、
前記配線の平面形状は、複数の曲線を接続した形状であり、
前記配線に取り囲まれることにより、開口部が形成され、
前記開口部を取り囲む前記配線において、複数の前記曲線の弦の端部同士を接続した形状は、多角形であり、
前記多角形の一辺は2N(Nは1以上の自然数)個の弦で構成され、
前記一辺上において、前記一辺を2N等分した分割点のうち、前記一辺の一方の端部から数えてM番目(Mは1以上、(2N-1)以下の自然数)の分割点を第M分割点とし、
前記一辺上において、前記弦同士の接続点のうち、前記一辺の前記一方の端部から数えてM番目の接続点を第M接続点としたとき、
前記第M分割点から前記第M接続点までの距離は、前記一辺の長さの0.1/N倍以下であり、
前記第M接続点は、前記第M分割点上に位置していない、配線基板。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記配線は、160°以上200°以下の中心角で切り取った複数の円弧を接続した形状を有する、請求項1に記載の配線基板。
【請求項3】
前記配線は、80°以上100°以下の中心角で切り取った複数の円弧を接続した形状を有する、請求項1に記載の配線基板。
【請求項4】
前記多角形の角部は、不規則に配置されている、請求項1に記載の配線基板。
【請求項5】
前記多角形は、正方形又は菱形である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板。
【請求項6】
互いに接続される前記弦同士が、互いに非平行な方向に延びている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板。
【請求項7】
前記多角形は、六角形である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板。
【請求項8】
前記多角形が形成する平面構造は、ボロノイパターンである、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板。
【請求項9】
前記配線は、第1方向に延びる第1方向配線と、前記第1方向とは異なる第2方向に延びる第2方向配線とを有し、前記第1方向配線と前記第2方向配線とに取り囲まれることにより、前記開口部が形成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板。
【請求項10】
前記配線は、第1方向に延びる第1方向配線と、前記第1方向とは異なる第2方向に延びる第2方向配線と、前記第1方向及び前記第2方向のいずれに対しても非平行な第3方向に延びる第3方向配線とを有し、前記第1方向配線と前記第2方向配線と前記第3方向配線とに取り囲まれることにより、前記開口部が形成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の実施の形態は、配線基板及びヘッドマウントディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、スマートフォン、タブレット、スマートグラス(AR、MR等)等の携帯端末機器の高機能、小型化、薄型化及び軽量化が進んでいる。これら携帯端末機器は、複数の通信帯域を使用する。このため、通信帯域に応じた複数のアンテナが必要とされる。例えば、携帯端末機器には、電話用アンテナ、WiFi(Wireless Fidelity)用アンテナ、3G(Generation)用アンテナ、4G(Generation)用アンテナ、5G(Generation)用アンテナ、LTE(Long Term Evolution)用アンテナ、Bluetooth(登録商標)用アンテナ、NFC(Near Field Communication)用アンテナ等の複数のアンテナが搭載されている。しかしながら、携帯端末機器の小型化に伴い、アンテナの搭載スペースは限られており、アンテナ設計の自由度は狭まっている。また、限られたスペース内にアンテナを内蔵していることから、電波感度が必ずしも満足できるものではない。
【0003】
このため、携帯端末機器の表示領域又はスマートグラスの透過領域に搭載できるフィルムアンテナが開発されている。このフィルムアンテナは、透明基材上にアンテナパターンが形成された透明アンテナである。アンテナパターンは、メッシュ状の導電体メッシュ層によって形成されている。導電体メッシュ層は、不透明な導電体層の形成部としての導体部と、非形成部としての多数の開口部とを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-66610号公報
特許第5636735号明細書
特許第5695947号明細書
【0005】
ところで、従来のフィルムアンテナにおいては、透明基材上に、導電体メッシュ層(アンテナパターン)が形成された領域が存在する。そして、導電体メッシュ層の配線が、規則的かつ格子状に配置されている場合、点光源を観察した際に、配線の方向に依存した光の筋(光芒)が観察される可能性がある。このように、光芒が発生した場合、携帯端末機器等において、画像の視認性が低下してしまうおそれがある。
【0006】
光芒を解消するために、配線の周期性をなくすことも考えられる。しかしながら、配線の周期性をなくした場合、配線の方向が様々になり、光の反射によるちらつきを生むおそれがある。
【0007】
本実施の形態は、光芒による視認性の低下を抑制するとともに、反射光によるちらつきを抑制することが可能な、配線基板及びヘッドマウントディスプレイを提供することを目的の一つとする。
【発明の開示】
【0008】
本開示の第1の態様は、透明性を有する基板と、前記基板上に配置されたメッシュ配線層と、を備え、前記配線基板は、電磁波送受信機能を有し、前記メッシュ配線層は、電磁波の送受信部として構成されているとともに、配線を有し、前記配線の平面形状は、複数の曲線を接続した形状であり、前記曲線は、円弧又は楕円弧である、配線基板である。
【0009】
本開示の第2の態様は、上述した第1の態様による配線基板において、前記メッシュ配線層の開口率は、94%以上であっても良い。
【0010】
本開示の第3の態様は、上述した第1の態様又は上述した第2の態様による配線基板において、前記配線に取り囲まれることにより、開口部が形成されていても良く、前記開口部を取り囲む前記配線において、複数の前記曲線の弦の端部同士を接続した形状は、多角形であっても良く、前記配線は、160°以上200°以下の中心角で切り取った複数の円弧を接続した形状を有していても良く、前記多角形の一辺は2N(Nは1以上の自然数)個の弦で構成されていても良く、前記一辺上において、前記一辺を2N等分した分割点のうち、前記一辺の一方の端部から数えてM番目(Mは1以上、(2N-1)以下の自然数)の分割点を第M分割点とし、前記一辺上において、前記弦同士の接続点のうち、前記一辺の前記一方の端部から数えてM番目の接続点を第M接続点としたとき、前記第M分割点から前記第M接続点までの距離は、前記一辺の長さの0.1/N倍以下であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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