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公開番号2025083241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023197033
出願日2023-11-20
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06T 7/215 20170101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】 物体が誤検出されうる領域をユーザが容易に設定できるようにする。
【解決手段】 画像処理装置104は、画像内の対象物体を検出する第1の検出処理の結果に基づく解析情報を取得する人数推定部306と、画像内の領域のうち、第1の検出処理の結果が解析情報に含まれない第1の領域に関する設定を行うパラメータ取得部302と、解析情報と、第1の検出処理の結果および画像内の動体を検出する第2の検出処理の結果に基づいて特定される画像内の第2の領域と第1の領域との比較結果に応じて設定を変更させるための設定情報と、を生成する情報生成部307とを有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像内の対象物体を検出する第1の検出処理の結果に基づく解析情報を取得する取得手段と、
前記画像内の領域のうち、前記第1の検出処理の結果が前記解析情報に含まれない第1の領域に関する設定を行う設定手段と、
前記取得手段により取得される解析情報と、前記第1の検出処理の結果および前記画像内の動体を検出する第2の検出処理の結果に基づいて特定される前記画像内の第2の領域と前記設定手段により設定される前記第1の領域との比較結果に応じて前記設定を変更させるための設定情報と、を生成する生成手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記設定手段は、前記第1の領域に関する設定を変更することを指示する入力が行われた場合、前記第1の領域に関する設定を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記生成手段は、前記第1の領域と前記第2の領域とが重複しない、又は、重複する領域の面積が所定の閾値よりも小さい場合、前記第2の領域を前記第1の領域として追加すべきであることを示す情報を、表示手段に表示させるための情報として生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記第1の領域を示す情報と前記第2の領域を示す情報は、異なる表示形式で表示される情報であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1の領域と前記第2の領域とが重複しない、又は、重複する領域の面積が所定の閾値よりも小さい場合、前記生成手段は、前記設定手段により設定された前記第1の領域を解除すべきであることを示す情報を表示手段に表示させるための情報として生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記設定手段により設定された前記第1の領域を示す情報が所定の表示形式で表示される場合、解除すべき前記第1の領域の表示形式は前記所定の表示形式とは異なることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第1の領域と前記第2の領域との少なくとも一部が重複する、又は、前記第1の領域と前記第2の領域とが重複する領域の面積が所定の閾値よりも大きい場合、前記生成手段は、前記設定手段により設定された前記第1の領域を維持すべきであることを示す情報を、表示手段に表示させるための情報として生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記取得手段は、前記第1の検出処理の結果に基づく解析情報として、前記画像内において検出される前記対象物体の数を示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記取得手段により取得される解析情報が示す前記対象物体の数は、前記第1の領域において前記第1の検出処理により検出される前記対象物体の数を含まないことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記取得手段は、前記第1の検出処理の結果に基づく解析情報として、前記画像内において前記対象物体が検出されたことを示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像における物体を検出する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ネットワークカメラにより撮像された画像から物体(例えば、人物など)を検出するシステムが提案されている。画像内の任意の物体を検出する手法としては、パターンマッチングおよび機械学習等が使用される。しかしながら、これらの手法では、例えば人物を検出する際にマネキン、ポスター、植木鉢等の物体を人物として誤って検出してしまう場合がある。特許文献1には、画像中において対象物体が誤検出しそうな領域をユーザに指定させることにより、対象物体の検出精度を向上させる方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-93639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、誤検出物体の位置が変わる度にユーザが領域を再設定する必要があり、ユーザ側の処理が煩雑であった。
【0005】
本開示は上記の課題に鑑みてなされたものである。その目的は、物体が誤検出されうる領域をユーザが容易に設定できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る画像処理装置は、画像内の対象物体を検出する第1の検出処理の結果に基づく解析情報を取得する取得手段と、前記画像内の領域のうち、前記第1の検出処理の結果が前記解析情報に含まれない第1の領域に関する設定を行う設定手段と、前記取得手段により取得される解析情報と、前記第1の検出処理の結果および前記画像内の動体を検出する第2の検出処理の結果に基づいて特定される前記画像内の第2の領域と前記設定手段により設定される前記第1の領域との比較結果に応じて前記設定を変更させるための設定情報と、を生成する生成手段とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、物体が誤検出されうる領域をユーザが容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像処理システムの概要を説明するための図である。
画像処理システムにおける装置のハードウェア構成を説明するための図である。
画像処理装置および端末装置の機能構成を説明するための図である。
画像処理システムの処理を説明するためのフローチャートである。
カウント除去領域推定部の処理を説明するためのフローチャートである。
ユーザに提示される表示の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態に記載される構成要素は、本開示の実施の形態の一例を示すものであり、本開示をそれらのみに限定するものではない。
【0010】
本実施形態においては、撮像装置により撮像された画像から人物を検出し、画像内の人数を計数(カウント)する画像処理システムを例に説明する。本システムによれば、画像内の人数に基づいて、おおよその人体間の距離および混雑度等を推定することができる。このため、本システムは、例えば、オフィスおよび商業施設等における混雑度の把握および密集状態の回避に活用されうる。なお、以下で説明する実施形態は、人数をカウントするシステム以外に適用されてもよく、また、検出対象とする対象物体は、人物以外であってもよい。また、以下の説明においては、連続して撮像される画像(動画)における対象物体を検出するシステムの例について説明するが、これに限定されない。本システムは、連続で撮像されていない画像を含む複数の任意の画像(静止画)における対象物体を検出するシステムであってもよい。また、以下の説明においては、複数の画像(動画)を構成する各画像を、画像フレームとも表記する。
(【0011】以降は省略されています)

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