TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025082505
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195876
出願日2023-11-17
発明の名称水性インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C09D 11/38 20140101AFI20250522BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 光沢性に優れる画像を記録することができる銀粒子を含有する水性インクなどの提供。
【解決手段】 銀粒子、樹脂、及びアルカノールアミンを含有する水性インクである。銀粒子の結晶子径が、8.0nm以上であり、樹脂の酸価が、5mgKOH/g以上50mgKOH/g以下である。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
銀粒子、樹脂、及びアルカノールアミンを含有する水性インクであって、
前記銀粒子の結晶子径が、8.0nm以上であり、
前記樹脂の酸価が、5mgKOH/g以上50mgKOH/g以下であることを特徴とする水性インク。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記樹脂の含有量(質量%)が、前記銀粒子の含有量(質量%)に対する質量比率で、0.20倍以上1.00倍以下である請求項1に記載の水性インク。
【請求項3】
前記アルカノールアミンの含有量(質量%)が、前記銀粒子の含有量(質量%)に対する質量比率で、0.05倍以上である請求項1に記載の水性インク。
【請求項4】
前記アルカノールアミンが、メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、及びトリエタノールアミンからなる群より選択される少なくとも1種である請求項1に記載の水性インク。
【請求項5】
前記銀粒子の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、2.5質量%以上10.0質量%以下である請求項1に記載の水性インク。
【請求項6】
前記水性インクが、インクジェット用である請求項1に記載の水性インク。
【請求項7】
インクと前記インクと収容するインク収容部とを備えたインクカートリッジであって、
前記インクが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の水性インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
【請求項8】
インクをインクジェット方式の記録ヘッドから吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、
前記インクが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の水性インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水性インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
金属粒子を含有するインクは、用いる金属粒子の特徴(導電性など)を利用して、電気回路の形成に使用されてきたが、近年では、クリスマスカードなどのメタリック感を表現する用途においても使用されるようになってきている。特に、画像の装飾を高めるために、メタリック感のある画像(以下、「メタリック画像」と記載する)を記録することが求められている。メタリック画像を記録するために、銀粒子、及びpH調整剤としての各種の成分を含有する水性インクを用いて、多孔質層を有する印刷媒体に記録する印刷方法が提案されている(特許文献1参照)。また、銀粒子の結晶子サイズと粒径との比を規定した水性インクが提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-075828号公報
特開2022-099275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、特許文献1及び2に記載された銀粒子を含有するインクを用いて、画像を記録し、各種特性を調査した。その結果、特許文献1及び2に記載されたインクは、記録される画像の光沢性が不十分であることがわかった。これは、特許文献1に記載の印刷媒体を用いても同様であった。
【0005】
したがって、本発明の目的は、光沢性に優れる画像を記録することができる銀粒子を含有する水性インク、前記水性インクを用いたインクカートリッジ、及びインクジェット記録方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的は、以下の本発明によって達成される。すなわち、本発明にかかる水性インクは、銀粒子、樹脂、及びアルカノールアミンを含有する水性インクであって、前記銀粒子の結晶子径が、8.0nm以上であり、前記樹脂の酸価が、5mgKOH/g以上50mgKOH/g以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光沢性に優れる画像を記録することができる銀粒子を含有する水性インクを提供することができる。また、本発明によれば、この水性インクを用いたインクカートリッジ、及びインクジェット記録方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のインクカートリッジの一実施形態を模式的に示す断面図である。
本発明のインクジェット記録方法に用いられるインクジェット記録装置の一例を模式的に示す図であり、(a)はインクジェット記録装置の主要部の斜視図、(b)はヘッドカートリッジの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、好ましい実施の形態を挙げて、さらに本発明を詳細に説明する。本発明においては、化合物が塩である場合は、インク中では塩はイオンに解離して存在しているが、便宜上、「塩を含有する」と表現する。また、水性インクのことを、単に「インク」と記載することがある。物性値は、特に断りのない限り、常温(25℃)における値である。
【0010】
メタリック画像は、記録媒体に銀粒子を含有するインクを付与して得ることができる。本発明者らは、まず、特許文献1及び2に記載された技術を利用した場合に、画像の光沢性の低下が生ずる原因を検討した。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
電子機器
25日前
キヤノン株式会社
通信装置
20日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
清掃装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
20日前
キヤノン株式会社
通信装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
20日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
20日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
光走査装置
13日前
キヤノン株式会社
記録素子基板
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
撮影システム
12日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
4日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
冊子作製装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
21日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
21日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
21日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
続きを見る