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公開番号
2025080612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193878
出願日
2023-11-14
発明の名称
航空機の位置制御システム、航空機及び航空機の位置制御方法
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B64U
10/13 20230101AFI20250519BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】船舶等の移動体から航空機を好適に離脱させる。
【解決手段】移動する移動体に搭載された航空機の離脱時に、前記移動体に対する前記航空機の相対的な位置を制御する航空機の位置制御システムであって、前記航空機に設けられ、前記航空機の位置を取得する位置検出部と、前記航空機の飛行動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動体の移動速度及び移動方向を取得し、取得した前記移動体の移動速度及び移動方向に基づいて、前記航空機を上昇飛行動作させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
移動する移動体に搭載された航空機の離脱時に、前記移動体に対する前記航空機の相対的な位置を制御する航空機の位置制御システムであって、
前記航空機に設けられ、前記航空機の位置を取得する位置検出部と、
前記航空機の飛行動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動体の移動速度及び移動方向を取得し、
取得した前記移動体の移動速度及び移動方向に基づいて、前記航空機を上昇飛行動作させる航空機の位置制御システム。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記制御部は、目標位置を設定し、設定した前記目標位置へ向かって、前記航空機を上昇飛行動作させる請求項1に記載の航空機の位置制御システム。
【請求項3】
前記移動体は、船舶である請求項1に記載の航空機の位置制御システム。
【請求項4】
前記位置検出部は、前記航空機の方位をさらに取得する請求項1に記載の航空機の位置制御システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動体の動揺の変化を取得し、
取得した前記移動体の動揺の変化に基づいて、前記上昇飛行動作が実行可能であるか否かを判定する請求項1に記載の航空機の位置制御システム。
【請求項6】
前記航空機の上昇飛行動作時において、前記移動体に対して、前記航空機を相対的にピッチダウンさせるピッチダウン部を、さらに備える請求項1に記載の航空機の位置制御システム。
【請求項7】
前記ピッチダウン部は、前記航空機が離脱する前記移動体の離脱地点に設けられる載置台であり、
前記載置台は、前記離脱地点の設置面に対する、前記航空機が載置される載置面の傾斜角を変化させる請求項6に記載の航空機の位置制御システム。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の航空機の位置制御システムを備える航空機。
【請求項9】
移動する移動体に搭載された航空機の離脱時に、前記移動体に対する前記航空機の相対的な位置を制御する位置制御システムにより実行される航空機の位置制御方法であって、
前記位置制御システムは、
前記航空機に設けられる位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動体の移動速度及び移動方向を取得し、
取得した前記移動体の移動速度及び移動方向に基づいて、前記航空機を上昇飛行動作させることを実行する航空機の位置制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、航空機の位置制御システム、航空機及び航空機の位置制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、船舶に航空機を発着させるための管制装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の管制装置は、船舶の船体運動を予測する船体運動予測装置と、船体運動予測装置の出力を受け、船舶への航空機の発着状態を算出する発着状態指示装置と、発着状態指示装置の出力を送信する指示送信装置と、指示送信装置の出力を受信する指示受信装置と、指示受信装置の出力を受けて飛行運動を制御する飛行運動制御装置とを備えている。船体運動予測装置、発着状態指示装置及び指示送信装置は、船舶に設けられ、指示受信装置及び飛行運動制御装置は、航空機に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-71998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、固定翼機における発着であり、離船時において、航空機は船舶上を滑走する。一方で、回転翼機は、発着地点から上昇して離陸することが一般的である。このため、従来において、回転翼機は、船舶の動きとは連動せず、離船が指示されたタイミングの位置を基準として、その位置を保持しつつ上昇を行う。この場合、船舶が前進しながら、回転翼機が離船して上昇する。すると、回転翼機は、船舶の後方へ相対的に移動するため、船舶と物理的に干渉してしまう恐れがあった。
【0005】
そこで、本開示は、船舶等の移動体から航空機を好適に離脱させることができる航空機の位置制御システム、航空機及び航空機の位置制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の航空機の位置制御システムは、移動する移動体に搭載された航空機の離脱時に、前記移動体に対する前記航空機の相対的な位置を制御する航空機の位置制御システムであって、前記航空機に設けられ、前記航空機の位置を取得する位置検出部と、前記航空機の飛行動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動体の移動速度及び移動方向を取得し、取得した前記移動体の移動速度及び移動方向に基づいて、前記航空機を上昇飛行動作させる。
【0007】
本開示の航空機は、上記の航空機の位置制御システムを備える。
【0008】
本開示の航空機の位置制御方法は、移動する移動体に搭載された航空機の離脱時に、前記移動体に対する前記航空機の相対的な位置を制御する位置制御システムにより実行される航空機の位置制御方法であって、前記位置制御システムは、前記航空機に設けられる位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動体の移動速度及び移動方向を取得し、取得した前記移動体の移動速度及び移動方向に基づいて、前記航空機を上昇飛行動作させることを実行する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、船舶等の移動体から航空機を好適に離脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第一実施形態に係る航空機の位置制御システムの一例を示す概略構成図である。
図2は、第一実施形態に係る航空機の位置制御に関する説明図である。
図3は、第一実施形態に係る航空機の動揺判定に関する説明図である。
図4は、第一実施形態に係る航空機の位置制御システムの離船台に関する説明図である。
図5は、第一実施形態に係る航空機の位置制御方法に関するフローチャートである。
図6は、第二実施形態に係る航空機の位置制御システムの一例を示す概略構成図である。
図7は、第二実施形態に係る航空機の位置制御に関する説明図である。
図8は、第二実施形態に係る推定器に関する説明図である。
図9は、第三実施形態に係る航空機の位置制御に関する説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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