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公開番号2025079367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023191932
出願日2023-11-10
発明の名称縮環ジアマンタン化合物、有機電界発光素子用材料および有機電界発光素子
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類C07D 251/24 20060101AFI20250515BHJP(有機化学)
要約【課題】駆動電圧を低減し得る有機電界発光素子の形成に資する化合物を提供する。
【解決手段】下記式(1)及び式(2)で表される基を有する縮環ジアマンタン化合物。
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(式(1)中、*は結合手を、aは1~6の整数を表す。環A及び環Bは、それぞれ独立して、(i)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、又は(ii)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基を示す。)
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025079367000037.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">12</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">41</com:WidthMeasure> </com:Image>
(式(2)中、*は結合手を、bは1~6の整数を表す。Arは、それぞれ独立して、(I)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、(II)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、(III)置換されてもよい窒素原子、又は、(IV)上記(I)~(III)の基が組み合わされた基、を示す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(1)、及び式(2)で表される基を有する縮環ジアマンタン化合物:
JPEG
2025079367000029.jpg
30
49
(式(1)中、ジアマンタン環における炭素原子には、炭素原子数6~12のアリール基が置換されていてもよい。式(1)中、*は結合手を示す。aは、1~6の整数を表す。
式(1)中の環A、及び環Bは、それぞれ独立して、
(i)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、又は、
(ii)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、
を示す。)
JPEG
2025079367000030.jpg
12
41
(式(2)中、*は結合手を示す。bは、1~6の整数を表す。
式(2)中のArは、それぞれ独立して、
(I)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、
(II)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、
(III)置換されてもよい窒素原子、又は、
(IV)上記(I)~(III)の基が組み合わされた基、
を示す。)
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記縮環ジアマンタン化合物が、下記式(3)、又は(4)で表される、請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
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2025079367000031.jpg
34
57
(式(3)中のジアマンタン環における炭素原子には、炭素原子数6~12のアリール基が置換されていてもよい。
式(3)中の環A、及び環Bは、それぞれ独立して、
(i)炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、又は、
(ii)炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基を示し、
-Ar基に結合する炭素原子以外の炭素原子は置換基を有していてもよい。
式(3)中のArは、それぞれ独立して、
(I)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、
(II)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、
(III)置換されてもよい窒素原子、又は、
(IV)上記(I)~(III)の基が組み合わされた基、
を示す。
mは、1~6の整数を表す。)
JPEG
2025079367000032.jpg
36
61
(式(4)中のジアマンタン環における炭素原子には、炭素原子数6~12のアリール基が置換されていてもよい。
式(4)中の環A、及び環Bは、それぞれ独立して、
(i)炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、又は、
(ii)炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基を示し、
-Ar基に結合する炭素原子以外の炭素原子は置換基を有していてもよい。
式(4)中のArは、
(I)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、
(II)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、
(III)置換されてもよい窒素原子、又は、
(IV)上記(I)~(III)の基が組み合わされた基、
を示す。
nは、2~3の整数を表す。)
【請求項3】
前記縮環ジアマンタン化合物が、下記式(5-1)~(5-3)のいずれかで表される、請求項2に記載の縮環ジアマンタン化合物。
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2025079367000033.jpg
34
62
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2025079367000034.jpg
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73
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2025079367000035.jpg
37
73
(式(5-1)~(5―3)中のジアマンタン環における炭素原子には、炭素原子数6~12のアリール基が置換されていてもよい。
式(5-1)~(5―3)中の環A、及び環Bは、それぞれ独立して、
(i)炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、又は、
(ii)炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基を示し、
-Ar基に結合する炭素原子以外の炭素原子は置換基を有していてもよい。
式(5-1)~(5―3)中のArは、それぞれ独立して、
(I)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、
(II)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、
(III)置換されてもよい窒素原子、又は、
(IV)上記(I)~(III)の基が組み合わされた基、
を示す。)
【請求項4】
上記(ii)のヘテロ芳香族基が、窒素原子、酸素原子、及び硫黄原子のいずれかを含む請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
【請求項5】
上記(II)のヘテロ芳香族基が、窒素原子、酸素原子、及び硫黄原子のいずれかを含む請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
【請求項6】
式(2)中のArが、
上記(III)の置換されてもよい窒素原子、及び、
上記(I)の置換されてもよい6~60の芳香族炭化水素基、又は上記(II)の置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、
で構成される請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
【請求項7】
上記(i)の置換されてもよい芳香族炭化水素基、又は上記(ii)の置換されてもよいヘテロ芳香族基でいう置換基が、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、ホルミル基、シアノ基、ニトロ基、炭素原子数1~20のアルキル基、炭素原子数1~20のアルケニル基、炭素原子数1~20のシクロアルキル基、炭素原子数1~20のビシクロアルキル基、炭素原子数1~20のトリシクロアルキル基、炭素原子数1~10のアルコキシ基、P(=O)(Ar



、C(=O)Ar

、B(Ar



、B(OAr



、OSO

Ar

、S(=O)Ar

、Si(Ar



、P(=S)(Ar



、及びC(=C(CN)

)Ar


の群より選ばれる基である、請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
(上記Ar

は、炭素原子数1~10のアルキル基、炭素原子数6~60のアリール基、及び炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基からなる群から選択される基である。)
【請求項8】
上記(ii)のヘテロ芳香族基が、窒素原子を含む請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
【請求項9】
上記(II)のヘテロ芳香族基が、窒素原子を含む、請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
【請求項10】
上記式(2)中のArが、炭素原子数14~60の縮合環芳香族炭化水素基を有する、請求項1に記載の縮環ジアマンタン化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縮環ジアマンタン化合物、縮環ジアマンタン化合物を含む有機電界発光素子用材料および有機電界発光素子に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
有機電界発光素子は、小型モバイル用途を中心に実用化が始まっている。しかしながら、更なる用途拡大には性能向上が必須であり、低駆動電圧、高い発光効率特性、長寿命特性を有する材料が求められている。特許文献1、2は、有機電界発光素子用の材料である、ジアマンタン化合物を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-530802公報
国際公開WO2017/047993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1~2にかかるジアマンタン化合物は駆動電圧特性および発光効率特性を十分に満たしているとはいえない。
【0005】
そこで、本発明の一態様は、縮環ジアマンタン化合物であって、駆動電圧を低減し、発光効率を向上し得る有機電界発光素子の形成に資する、新たな縮環ジアマンタン化合物を提供することに向けられている。
【0006】
さらに、本発明のさらに他の態様は、駆動電圧が低減し発光効率が向上された有機電界発光素子を提供することに向けられている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様にかかる縮環ジアマンタン化合物は、式(1)で表される縮環ジアマンタン化合物である:
下記式(1)、及び式(2)で表される基を有する縮環ジアマンタン化合物:
【0008】
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30
49
【0009】
式(1)中、ジアマンタン環における炭素原子には、炭素原子数6~12のアリール基が置換されていてもよい。式(1)中、*は結合手を示す。aは、1~6の整数を表す。
【0010】
式(1)中の環A、及び環Bは、それぞれ独立して、
(i)置換されてもよい炭素原子数6~60の芳香族炭化水素基、又は、
(ii)置換されてもよい炭素原子数3~60のヘテロ芳香族基、を示し、
上記(i)、及び(ii)において、*の結合手を有する炭素原子以外の炭素原子は置換基を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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