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公開番号
2025059841
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170184
出願日
2023-09-29
発明の名称
野菜類用洗浄剤組成物
出願人
シーバイエス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11D
1/825 20060101AFI20250403BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】本発明は、低温条件下においても優れた抑泡性や消泡性を有し、及び/又は高い安定性を有する新たな野菜類の洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】所定の曇点と所定の炭素数で規定される特定のノニオン界面活性剤と所定の炭素数で規定されるアミンオキシドを含んでなる野菜類用洗浄剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(a)式で表され、1質量%水溶液の曇点が35.5℃未満10.5℃超であるノニオン界面活性剤(A):
R-O-[(EO)x/(AO)y]-H ・・・(a)
[式中、Rは、炭素数8~12のアルキル基及びアルキレン基からなる群から選択される一又は複数の基を表し、
EOはオキシエチレン基を表し、xはEOの平均繰り返し数を表し、
AOは炭素数3~4のオキシアルキレン基を表し、yはAOの平均繰り返し数を表し、
[(EO)x/(AO)y]は、EOとAOとがブロック重合してもランダム重合してもよいことを示し、EOとAOとの順序は問わない。]ならびに
炭素数8~12のアミンオキシド(B)を含む、
野菜類用洗浄剤組成物。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記[(EO)x/(AO)y]において、xとyの比(x/y)が、AOが炭素数3のオキシアルキレン基である場合には0.5-3であり、AOが炭素数4のオキシアルキレン基である場合には7-10である、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項3】
前記AOの炭素数が異なる複数種のノニオン界面活性剤を含む、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項4】
前記Rが、炭素数8~12の分岐鎖のアルキル基及びアルキレン基より選択される、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項5】
前記[(EO)x/(AO)y]において、xとyの数の合計が6以上である、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項6】
前記1質量%水溶液の曇点が、15~34℃である、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項7】
前記ノニオン界面活性剤(A)を25質量%以下の量で含む、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項8】
さらに、溶剤を含む、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項9】
脂肪酸を含まない、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項10】
請求項1に記載の洗浄剤組成物を含有する洗浄液を野菜類と接触させる洗浄工程を含む、野菜類の洗浄方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定のノニオン界面活性剤とアミンオキシドとを含む野菜類用洗浄剤組成物ならびに、それを用いた野菜類の洗浄方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、野菜や果物等(以下、単に「野菜類」と記載する)を喫食サイズにカットして、容器に収容されて提供されるカット野菜類が販売されており、食品ロスを減らせることや、料理の時短につながることなどから、人気を博している。カット野菜類の製造においては、野菜類をそのまま、又はカットした状態で、洗浄剤組成物を含む洗浄液に浸漬させ、エアレーション等を用いて物理力を付与しその表面に付着した異物(例えば、虫、毛髪、樹脂片、木片、土、砂、小石等)を除去する洗浄工程が用いられている。
【0003】
このような野菜類の洗浄工程に用いられる洗浄剤組成物としては、ノニオン界面活性剤やカルボン酸塩等を有効成分とする洗浄剤組成物が報告されている(特許文献1-3)。これらの洗浄剤組成物は、異物に対する洗浄力を高めるために野菜類の濡れ性を高めたり、適度な泡立ちと消泡性を備えることにより、野菜類の効率的な洗浄を可能とすることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018- 2859号公報
特開2019-214645号公報
特開2022-185477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の野菜類の洗浄剤組成物は、低温条件下(例えば、5℃~15℃)において抑泡性や消泡性が低下してしまい、上記エアレーション等を用いた洗浄工程において泡がオーバーフローを生じ、洗浄工程の妨げとなる場合があった。
【0006】
また、従来の野菜類の洗浄剤組成物は、消泡成分として配合される脂肪酸が、洗浄工程に用いた水に含まれる硬度成分と結合し、スケール汚れを生じるリスクがあった。
【0007】
また、従来の野菜類の洗浄剤組成物は、溶剤として配合されるエタノール等の一価アルコールにより、被洗浄物である野菜類の品質を損なうリスクがあった。
【0008】
また、従来の野菜類の洗浄剤組成物は、配合される所定のノニオン界面活性剤の一部は、プロピレングリコールやグリセリン等の多価アルコールとの併用により白濁し、保存安定性を低下させる場合があった。
【0009】
したがって、本発明は、上記課題の一又は複数を解決することを可能とする、新たな野菜類の洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、所定の曇点と所定の炭素数で規定される特定のノニオン界面活性剤と所定の炭素数で規定されるアミンオキシドを含んでなる野菜類用洗浄剤組成物が、低温条件下、かつエアレーション条件下においても優れた抑泡性や消泡性を有し、泡切れに優れ、泡の残留も少ないことを見出した。
(【0011】以降は省略されています)
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