TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025057966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167831
出願日2023-09-28
発明の名称拡声システム、拡声指令装置、拡声方法、及びプログラム
出願人TOA株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類G08B 27/00 20060101AFI20250402BHJP(信号)
要約【課題】所定の施設で発生したイベントに関する情報を、当該所定の施設外にも適切に伝達する。
【解決手段】拡声システム100は、拡声部53を有する無人飛行体5と、所定の施設において発生するイベントに関するイベント関連情報を出力するイベント通知部1と、イベント通知部1によるイベント関連情報の出力を検知した場合に、無人飛行体5に対して、所定の施設外の所定の位置まで飛行し、当該所定の位置において拡声部53からイベントに関する音声を拡声するよう指令する拡声指令装置33と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
拡声部を有する無人飛行体と、
所定の施設において発生するイベントに関するイベント関連情報を出力するイベント通知部と、
前記イベント通知部による前記イベント関連情報の出力を検知した場合に、前記無人飛行体に対して、前記所定の施設外の所定の位置まで飛行し、当該所定の位置において前記拡声部から前記イベントに関する音声を拡声するよう指令する拡声指令部と、
を備える拡声システム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記イベント関連情報は複数種類存在し、
前記拡声指令部は、前記無人飛行体に対して、前記イベント関連情報の種類に応じた拡声をするよう指令する、請求項1に記載の拡声システム。
【請求項3】
前記イベント関連情報は、前記所定の施設又はその周囲で発生した災害に関する情報である、請求項1に記載の拡声システム。
【請求項4】
前記イベント通知部は、前記所定の施設又はその周囲で発生した災害を報知する報知設備を含む、請求項3に記載の拡声システム。
【請求項5】
前記イベント通知部は、前記所定の施設内に前記イベントに関する放送を行う拡声設備を含む、請求項1に記載の拡声システム。
【請求項6】
拡声部を有する無人飛行体に拡声を指令する拡声指令装置であって、
所定の施設において発生するイベントに関するイベント関連情報の出力を検知した場合に、前記無人飛行体に対して、前記所定の施設外の所定の位置まで飛行し、当該所定の位置において前記拡声部から前記イベントに関する音声を拡声するよう指令する情報処理部を有する、
拡声指令装置。
【請求項7】
拡声部を有する無人飛行体を用いた拡声方法であって、
所定の施設において発生するイベントに関するイベント関連情報が出力されたか否かを検知するステップと、
前記イベント関連情報の出力を検知した場合に、前記無人飛行体に対して、前記所定の施設外の所定の位置まで飛行し、当該所定の位置において前記拡声部から前記イベントに関する音声を拡声するよう指令するステップと、
を備える拡声方法。
【請求項8】
請求項7に記載の拡声方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、所定の施設に関する情報を拡声する拡声システム、所定の施設に関する情報の拡声を指令する拡声指令装置、所定の施設に関する情報を拡声する拡声方法、拡声方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
所定のビル、商業施設、パビリオンの出展施設などの所定の施設において発生するイベント(例えば、火災などの災害、バーゲンなどのイベントなど)に関する情報を拡声するシステムが知られている。例えば、ビルに含まれる設備に異常が発生した場合に異常発生信号を出力するシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-20361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来の拡声システムでは、所定の施設内の人々に対しては、当該所定の施設で発生するイベントに関する情報を拡声できる一方、当該所定の施設外の人々に対しては、当該イベントに対して関係があるにも関わらず、十分な情報を拡声できないことがある。
【0005】
例えば、所定の施設内で火災が発生した場合には、当該所定の施設内の人々に対しては、所定の施設内から避難するよう指示する拡声を行うことができ、人々は所定の施設外へ避難することができる。その一方で、火災が発生している施設外の人々に対しては、発生した火災に関する十分な情報が拡声されなかった。そのため、所定の施設外の人々は、所定の施設でどのようなことが起こっているか把握できないか、及び/又は、所定の施設外に避難してきたものの次にどのような行動をすべきかを判断できない。
【0006】
また、所定の施設外の人々に、メガホン等で、所定の施設において発生しているイベントの状況等を拡声することも考えられる。しかしながら、この場合には、メガホン等で拡声した音声が、所定の施設外の騒音(例えば、人々の話し声等)によりかき消され、施設外の人々に十分に伝わらない可能性がある。
【0007】
上述した観点に鑑み、本開示の目的は、所定の施設で発生したイベントに関する情報を、当該所定の施設外にも適切に伝達することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本開示の一の観点によれば、拡声システムは、拡声部を有する無人飛行体と、所定の施設において発生するイベントに関するイベント関連情報を出力するイベント通知部と、イベント通知部によるイベント関連情報の出力を検知した場合に、無人飛行体に対して、所定の施設外の所定の位置まで飛行し、当該所定の位置において拡声部からイベントに関する音声を拡声するよう指令する拡声指令部と、を備える。
【0009】
本開示の他の観点によれば、拡声部を有する無人飛行体に拡声を指令する拡声指令装置は、所定の施設において発生するイベントに関するイベント関連情報の出力を検知した場合に、無人飛行体に対して、所定の施設外の所定の位置まで飛行し、当該所定の位置において拡声部からイベントに関する音声を拡声するよう指令する情報処理部を有する。
【0010】
本開示の更に他の観点によれば、拡声部を有する無人飛行体を用いた拡声方法は、所定の施設において発生するイベントに関するイベント関連情報が出力されたか否かを検知するステップと、イベント関連情報の出力を検知した場合に、無人飛行体に対して、所定の施設外の所定の位置まで飛行し、当該所定の位置において拡声部からイベントに関する音声を拡声するよう指令するステップと、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

TOA株式会社
拡声システム、拡声指令装置、拡声方法、及びプログラム
1か月前
個人
安全運転車両
1か月前
個人
自動車ケアフル灯
1か月前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
19日前
ニッタン株式会社
発信機
19日前
個人
逆走・正走車両検出システム
1か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
1か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
10日前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
19日前
個人
磁気・光学誘導路線による車両の運行制御
24日前
株式会社JVCケンウッド
通知システム
1か月前
タック株式会社
安全監視システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
配車システム
23日前
株式会社フィットネスワン
見守りシステム
17日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
ホーチキ株式会社
非常通報システム
13日前
株式会社アジラ
注目行動呼びかけシステム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
Adora株式会社
アプリ使用制御システム
9日前
シャープ株式会社
駐車場管理装置
6日前
東亜電子工業株式会社
警報コントローラ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
能美防災株式会社
非常報知システム
1か月前
愛知時計電機株式会社
生活データ集計装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
5日前
矢崎総業株式会社
路面監視装置
1か月前
株式会社アドヴィックス
走行支援システム
11日前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
20日前
株式会社アイシン
重畳画像表示装置
18日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
火災警報器
1か月前
株式会社アイシン
重畳画像表示装置
18日前
日本信号株式会社
情報提供システム及び情報提供方法
3日前
トヨタ自動車株式会社
配車装置
1か月前
続きを見る