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公開番号
2025036715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2025000760,2020085409
出願日
2025-01-06,2020-05-14
発明の名称
減速機付モータ
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H02K
7/116 20060101AFI20250306BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】径方向への小型化を図る。
【解決手段】減速機付モータ10は、マグネット32がリングギヤ60の径方向外側の面に固定されたロータ22と、ステータ20と、第1プラネタリギヤ62と、第1サンギヤ66と、第1キャリヤ64と、第2プラネタリギヤ68と、第2サンギヤ72と、第2キャリヤ70と、を備えている。また、減速機付モータ10は、第2キャリヤ70の回転力が伝達されることで回転する出力軸12を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
環状に形成されていると共に複数の第1内歯(60A)及び複数の第2内歯(60B)が径方向内側の面に形成されたリングギヤ(60)を有し、マグネット(32)及びコイル(28)のうち一方が前記リングギヤの径方向外側の面に固定されたロータ(22)と、
前記マグネット及び前記コイルのうち一方と対向して配置された前記マグネット及び前記コイルのうち他方を含んで構成されたステータ(20)と、
前記ロータの径方向内側に配置され、前記第1内歯と噛合う第1プラネタリギヤ(62)と、
前記第1プラネタリギヤの径方向内側に配置され、前記第1プラネタリギヤと噛合う第1サンギヤ(66)と、
前記ロータの径方向内側に配置され、前記第1プラネタリギヤを支持する第1キャリヤ(64)と、
前記ロータの径方向内側かつ前記第1プラネタリギヤに対して軸方向一方側に配置され、前記第2内歯と噛合う第2プラネタリギヤ(68)と、
前記第2プラネタリギヤの径方向内側に配置され、前記第1サンギヤに対して回転することが不能とされた状態で前記第1サンギヤと係合され、前記第2プラネタリギヤと噛合う第2サンギヤ(72)と、
前記ロータの径方向内側に配置され、前記第2プラネタリギヤを支持し、前記第2プラネタリギヤが前記第2サンギヤまわりを公転することで回転する第2キャリヤ(70)と、
前記第2キャリヤの回転力が伝達されることで回転する出力軸(12)と、
を備え、
前記マグネットの外周面における磁束密度を周方向に沿って測定した際の磁束密度が、N極及びS極の磁極中心においてピーク値となるように前記マグネット内の磁束の配向が設定されていると共に、前記マグネットの内周面における磁束密度を周方向に沿って測定した際の磁束密度が、周方向の各位置でゼロとなるように前記マグネット内の磁束の配向が設定されており、前記リングギヤが磁路である磁気回路の一部とはならない構成となっている減速機付モータ(10、80、82)。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記第1サンギヤ及び前記第2サンギヤの一方のモジュール及びピッチ円直径が、前記第1サンギヤ及び前記第2サンギヤの他方のモジュール及びピッチ円直径よりも大きなモジュール及びピッチ円直径に設定されている請求項1に記載の減速機付モータ。
【請求項3】
前記リングギヤの径方向内側の空間と前記リングギヤの径方向外側の空間とが、前記リングギヤを回転可能に支持するシールベアリング(21)を介して隔てられている請求項1又は請求項2に記載の減速機付モータ。
【請求項4】
前記リングギヤの径方向外側の面には、前記マグネットが固定され、
前記リングギヤの径方向外側には、前記コイル及び前記コイルの端末部が接続されるバスバー(31)が軸方向に重ねられた状態で配置されている請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
【請求項5】
前記第1キャリヤの回転が規制された請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
【請求項6】
前記第1サンギヤ及び前記第2サンギヤの回転が規制された請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
【請求項7】
前記第1サンギヤ及び前記第2サンギヤが、前記第1サンギヤと前記第2サンギヤとの間に設けられた単一のベアリング(76)によって回転可能に支持されている請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
【請求項8】
前記第1サンギヤ及び前記第2サンギヤが、単一の軸部材(74)に固定されている請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
【請求項9】
前記出力軸と前記第2キャリヤとが一体化されている請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、減速機付モータに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、その内部に減速機等のユニットが配置された減速機付モータが開示されている。この文献に記載された減速機付モータは、回転可能に支持されたロータと、ロータの径方向内側に配置された減速機等のユニットと、を備えている。そして、ロータの回転が減速機で減速されて、出力軸に伝達されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6278432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された減速機付モータの構成は、減速機等のユニットをロータの径方向内側に配置することにより、減速機付モータの軸方向への体格の小型化が図られている。しかしながら、この構成には、減速機付モータの径方向への小型化を図るという観点で改善の余地がある。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、径方向への小型化を図ることができる減速機付モータを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する減速機付モータは、環状に形成されていると共に複数の第1内歯(60A)及び複数の第2内歯(60B)が径方向内側の面に形成されたリングギヤ(60)を有し、マグネット(32)及びコイル(28)のうち一方が前記リングギヤの径方向外側の面に固定されたロータ(22)と、前記マグネット及び前記コイルのうち一方と対向して配置された前記マグネット及び前記コイルのうち他方を含んで構成されたステータ(20)と、前記ロータの径方向内側に配置され、前記第1内歯と噛合う第1プラネタリギヤ(62)と、前記第1プラネタリギヤの径方向内側に配置され、前記第1プラネタリギヤと噛合う第1サンギヤ(66)と、前記ロータの径方向内側に配置され、前記第1プラネタリギヤを支持する第1キャリヤ(64)と、前記ロータの径方向内側かつ前記第1プラネタリギヤに対して軸方向一方側に配置され、前記第2内歯と噛合う第2プラネタリギヤ(68)と、前記第2プラネタリギヤの径方向内側に配置され、前記第1サンギヤに対して回転することが不能とされた状態で前記第1サンギヤと係合され、前記第2プラネタリギヤと噛合う第2サンギヤ(72)と、前記ロータの径方向内側に配置され、前記第2プラネタリギヤを支持し、前記第2プラネタリギヤが前記第2サンギヤまわりを公転することで回転する第2キャリヤ(70)と、前記第2キャリヤの回転力が伝達されることで回転する出力軸(12)と、を備えている。
【0007】
この様に構成することで、減速機付モータの径方向への小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の減速機付モータを示す斜視図である。
図1に示された2-2線に沿って切断した減速機付モータを示す断面斜視図である。
図1に示された減速機付モータを軸方向に沿って切断した断面を示す側断面図である。
図1に示された減速機付モータを分解して示す分解斜視図である。
ステータを分解して示す分解斜視図である。
減速機を分解して示す分解斜視図である。
マグネット及びマグネット被覆部材を示す分解斜視図である。
第2実施形態に係る減速機付モータを示す図3に対応する側断面図である。
第3実施形態に係る減速機付モータを示す図3に対応する側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1~図7を用いて第1実施形態に係る減速機付モータ10について説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、出力軸12の回転軸方向一方側、回転径方向外側及び回転周方向一方側をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、出力軸12の回転軸方向、回転径方向、回転周方向を示すものとする。
【0010】
図1~図4に示されるように、本実施形態の減速機付モータ10は、減速機14が内蔵された3相8極12スロットの減速機付モータである。この減速機付モータ10は、モータケース16及びモータカバー18と、モータケース16内に配置されたステータ20、ロータ22及びロータ22の回転を減速する減速機14と、モータカバー18から突出する出力軸12と、を備えている。なお、図3においては、断面部分のみを図示している。
(【0011】以降は省略されています)
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