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公開番号2025033585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139386
出願日2023-08-29
発明の名称荷量管理方法および荷量管理装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】各々のトラックの荷量を信頼性高く把握し得る荷量管理方法および荷量管理装置を提供すること。
【解決手段】
荷物90の積み卸し拠点91におけるトラック92の積み卸しエリア93の側方かつ後方に各々設置されたカメラ2を用いて、前記トラック92の積載部94を撮像した積載画像Im0を取得し、
前記積載画像Im0を基に、前記積載部94に実際に積載されている荷物90の量と、前記積載部94に実際に積載されているパレット95の量と、前記荷物90同士の隙間、前記パレット95同士の隙間、および前記荷物90と前記パレット95との隙間を含む荷隙間96の量と、を含む現在荷量97を算出する、荷量管理方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷物の積み卸し拠点におけるトラックの積み卸しエリアの側方かつ後方に各々設置されたカメラを用いて、前記トラックの積載部を撮像した積載画像を取得し、
前記積載画像を基に、前記積載部に実際に積載されている荷物の量と、前記積載部に実際に積載されているパレットの量と、前記荷物同士の隙間、前記パレット同士の隙間、および前記荷物と前記パレットとの隙間を含む荷隙間の量と、を含む現在荷量を算出する、荷量管理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記積載画像における前記積載部を矩形となるよう加工した加工積載画像を基に、前記現在荷量を算出する、請求項1に記載の荷量管理方法。
【請求項3】
前記カメラは、前記積み卸しエリアを挟んだ両側方に設置されている、請求項1または請求項2に記載の荷量管理方法。
【請求項4】
前記カメラは、経時的に複数の前記積載画像を撮像する、請求項1または請求項2に記載の荷量管理方法。
【請求項5】
前記複数の積載画像は、
集荷便においては前記トラックのウイングの開動作完了後120秒以内の前記積載画像を含み、
納入便においては前記トラックのウイングの閉動作開始前120秒以内の前記積載画像を含む、請求項4に記載の荷量管理方法。
【請求項6】
前記加工積載画像における前記荷物と前記パレットと前記荷隙間とのピクセル数を積算した積算ピクセル数を取得し、前記積算ピクセル数を基に前記現在荷量を算出する、請求項2に記載の荷量管理方法。
【請求項7】
前記トラックの前記積載部を撮像する前に、前記トラックの運行路線および便名と、前記荷物を前記積載部に積み卸しおよび/または前記荷物を運搬するための移動型リフト装置の個別情報と、を紐付け、
前記積載画像に写り込んだ前記移動型リフト装置の画像を基に前記移動型リフト装置の個別情報を取得し、前記運行路線および便名と、前記現在荷量とを紐付ける、請求項1または請求項2に記載の荷量管理方法。
【請求項8】
前記移動型リフト装置にARマーカーを設置し、
前記ARマーカーを用いて、前記積載画像に写り込んだ前記移動型リフト装置の個別情報を取得する、請求項7に記載の荷量管理方法。
【請求項9】
荷物の積み卸し拠点におけるトラックの積み卸しエリアの側方かつ後方に各々設置され、前記トラックの積載部を撮像した積載画像を取得するカメラと、
前記積載画像を基に、前記積載部に実際に積載されている荷物の量と、前記積載部に実際に積載されているパレットの量と、前記荷物同士の隙間、前記パレット同士の隙間、および前記荷物と前記パレットとの隙間を含む荷隙間の量と、を含む現在荷量を算出する荷量管理要素と、を具備する、荷量管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はトラックの積載部に実際積載されている荷量を把握する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
種々の荷物を集荷および納入するためのトラックには、荷物を積載するための積載部が設けられている。
荷物の集荷時または納入時に、トラックの積載部に適正な量の荷物が積載されず、当該積載部の空きスペースが必要以上に大きい状態であると、荷物の集荷または納入に要するトラックの便数が実際よりも多く必要になる問題が生じる。
【0003】
この場合、必要とされるトラックの台数や当該トラックの燃料費が増大し、必要とされるドライバーの人員もまた増大する。そしてその結果、コストや人員調達の観点で不具合が生じるだけでなく、CO

排出量が増大してしまう不具合も生じる。
【0004】
上記不具合を解消するための方法として、従来は、荷物を積載した個々のトラックの積載部における空きスペースを算出し、その結果をフィードバックすることで、当該荷物の集荷および納入を行うための路線や便、各便における荷量を管理する荷量管理方法が採用されていた。
【0005】
上記した従来の荷量管理方法として、具体的には、トラックの積載部における荷物の量すなわち荷量を作業者が目視で確認し、当該目視で確認された荷量を基に積載部の空きスペースを算出する方法が知られている。ここで算出された積載部の空きスペースを基にすれば、当該トラックにさらに積載可能な荷物の量を算出することができる。本明細書では、必要に応じて、上記した値すなわち荷物が積載されたトラックにさらに積載可能な荷物の量を追加可能荷量と称する。
【0006】
上記した追加可能荷量の算出方法によると、作業者毎の習熟度のばらつきに因り、追加可能荷量に作業者毎の大きなばらつきが生じる。また、当該追加可能荷量の算出方法によると、算出された追加可能荷量(見かけの追加可能荷量)と実際の追加可能荷量(真の追加可能荷量)との間に大きな差が出る場合がある。
このため従来は、トラックの積載率を十分に高めて荷物の搬送を効率よく行うことは困難であった。
【0007】
ここで、トラックの積載率を十分に高めて荷物の搬送を効率よく行うためには、見かけの追加可能荷量と真の追加可能荷量との差を低減する必要がある。当該見かけの追加可能荷量と真の追加可能荷量との差には、荷量を目視で確認する作業者毎の習熟度のばらつきが大きく関与する。したがって、荷量管理における作業者の関与を低減すれば、上記の差を低減できる可能性がある。
【0008】
荷量管理における作業者の関与を低減する方法の一つとして、トラックの積載部を撮像し、得られた積載画像を基に積載部の荷量や空きスペースを算出する方法を挙げることができる。
特許文献1および特許文献2には、トラックの積載部を撮像する技術が紹介されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第3711839号
特開2022-170260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1には、トラックのウイングに設置したカメラで積載部を撮像し、得られた積載画像を基に当該積載部に積載されている荷量を算出する技術が紹介されている。
当該特許文献1の技術においては、得られた荷量をトラックから事務所等にある外部装置に連絡する。特許文献1には、これにより、当該トラックに実際に積載されている荷量を把握できるため、特に荷物の数が多く便数も多い場合において、荷物の搬送を効率よく行うことができる旨が説明されている。
(【0011】以降は省略されています)

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