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公開番号2025008589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110867
出願日2023-07-05
発明の名称タイヤ用ゴム組成物、及びタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類C08L 15/00 20060101AFI20250109BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】ゴムの強度に優れたゴム組成物及びタイヤを提供する。
【解決手段】ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つポリマー用変性剤とポリマーとを反応させた変性ポリマーを含むゴム成分と、架橋剤と、カーボンブラックと、可塑剤と、カルボキシル基を有するポリマーを含む温度応答性材料Aとを含み、前記ゴム成分100質量部に対する前記架橋剤の含有量が0質量部を超え10質量部未満、前記カーボンブラックの含有量が0質量部を超え100質量部未満、前記可塑剤の含有量が5質量部を超える、タイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つポリマー用変性剤とポリマーとを反応させた変性ポリマーを含むゴム成分と、
架橋剤と、
カーボンブラックと、
可塑剤と、
カルボキシル基を有するポリマーを含む温度応答性材料Aとを含み、
前記ゴム成分100質量部に対する前記架橋剤の含有量が0質量部を超え10質量部未満、前記カーボンブラックの含有量が0質量部を超え100質量部未満、前記可塑剤の含有量が5質量部を超える、タイヤ用ゴム組成物。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記カチオン性基がアミノ基である請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項3】
前記アミノ基がピリジン基である請求項2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項4】
請求項1に記載のゴム組成物を用いたタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びタイヤに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来からタイヤには種々の性能が求められ、ゴムの強度などの向上が望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、前記課題を解決し、ゴムの強度に優れたゴム組成物及びタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つポリマー用変性剤とポリマーとを反応させた変性ポリマーを含むゴム成分と、架橋剤と、カーボンブラックと、可塑剤と、カルボキシル基を有するポリマーを含む温度応答性材料Aとを含み、前記ゴム成分100質量部に対する前記架橋剤の含有量が0質量部を超え10質量部未満、前記カーボンブラックの含有量が0質量部を超え100質量部未満、前記可塑剤の含有量が5質量部を超える、タイヤ用ゴム組成物に関する。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つポリマー用変性剤とポリマーとを反応させた変性ポリマーを含むゴム成分と、架橋剤と、カーボンブラックと、可塑剤と、カルボキシル基を有するポリマーを含む温度応答性材料Aとを所定配合で含むタイヤ用ゴム組成物であるので、ゴムの強度に優れたゴム組成物及びタイヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つニトリルオキシド化合物の合成法の一例を説明する概略図である。
図1の合計経路における化合物P1、P2、P3の

H-NMR(プロトンNMR)のスペクトルの一例である。
化合物P3の合成時の熱重量分析の結果の一例である。
ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つニトリルオキシド化合物と、二重結合を持つポリマーとが反応し、カチオン性基を持つポリマーが合成されることを示す合成例の一例である。
図4の合計経路におけるポリマーの

H-NMR(プロトンNMR)のスペクトルの一例である。
ニトリルオキシド基及びアニオン性基を持つニトリルオキシド化合物の合成法の一例を説明する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明は、ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つポリマー用変性剤とポリマーとを反応させた変性ポリマーを含むゴム成分と、架橋剤と、カーボンブラックと、可塑剤と、カルボキシル基を有するポリマーを含む温度応答性材料Aとを所定配合で含むタイヤ用ゴム組成物である。
【0008】
上記の作用効果が得られる理由は必ずしも明らかではないが、以下のように推察される。
上記変性ポリマーのカチオン性基と、上記温度応答性材料Aのカルボキシル基とにより水素結合が形成され、該温度応答性材料Aの親水性が低下することで、該温度応答性材料Aのゴム中での分散性が向上すると考えられる。
更に、上記変性ポリマーのニトリルオキシド基とゴムとが結合することで、上記ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つニトリルオキシド化合物を介して、ゴムと、上記温度応答性材料Aとが結合又は相互作用し、ゴムの強度が向上すると考えられる。
また、上記変性ポリマーのカチオン性基と、上記温度応答性材料Aのカルボキシル基とが相互作用して脱落しにくくなり、ゴムの強度が向上すると考えられる。
従って、上記タイヤ用ゴム組成物により、ゴムの強度が向上すると推測される。
【0009】
上記ゴム組成物は、ゴム成分として、ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つニトリルオキシド化合物(ポリマー用変性剤)とポリマーとを反応させた変性ポリマーを含む。
【0010】
上記ニトリルオキシド基及びカチオン性基を持つニトリルオキシド化合物(ポリマー用変性剤)において、該ニトリルオキシド基は、下記式で表される基である。該ニトリルオキシド化合物は、ニトリルオキシド基を1個有する化合物でも、2個以上有する化合物でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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