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公開番号
2025005008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104982
出願日
2023-06-27
発明の名称
サンプリングボックス
出願人
住友化学株式会社
代理人
弁理士法人ブナ国際特許事務所
主分類
B25J
21/02 20060101AFI20250108BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】出荷環境に近い状態で、検品用の製品をサンプリング容器に採取することができるサンプリングボックスを提供する。
【解決手段】本発明に係るサンプリングボックスは、サンプリング容器を洗浄する第1室と、サンプリング容器に試料を採取する第2室と、外気側から第1室内に向かって位置する第1グローブと、外気側から第2室内に向かって位置する第2グローブと、第1室の外面に位置する第1扉と、第2室の外面のうち、第1グローブを用いて開閉可能な場所に位置する第2扉とを含み、第1室および第2室が陽圧室である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
サンプリング容器を洗浄する第1室と、
前記サンプリング容器に試料を採取する第2室と、
外気側から前記第1室内に向かって位置する第1グローブと、
前記外気側から前記第2室内に向かって位置する第2グローブと、
前記第1室の外面に位置する第1扉と、
前記第2室の外面のうち、前記第1グローブを用いて開閉可能な場所に位置する第2扉と、
を含み、
前記第1室および前記第2室が陽圧室である、
サンプリングボックス。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記第2室の外面は、前記試料が流れるノズルの先端開口を通す開口部を、さらに有する、請求項1に記載のサンプリングボックス。
【請求項3】
前記第2室の床面の下部に第2廃液室が、さらに位置し、
前記第2室の床面は、前記第2廃液室まで貫通する複数の貫通孔を有する、
請求項1または2に記載のサンプリングボックス。
【請求項4】
前記第1室の床面の下部に第1廃液室が、さらに位置し、
前記第1室の床面は、前記第1廃液室まで貫通する複数の貫通孔を有する、
請求項1または2に記載のサンプリングボックス。
【請求項5】
前記第2室は、前記第1室の内部に位置する、請求項1または2に記載のサンプリングボックス。
【請求項6】
前記第1室の外面に第1HEPAフィルターが、さらに位置している、請求項5に記載のサンプリングボックス。
【請求項7】
前記第2室の外面に第2HEPAフィルターが、さらに位置している、請求項5に記載のサンプリングボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サンプリングボックスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体工場などで使用されるシリコンウエハーなどの洗浄液として、高純度の硫酸が使用されている。このような高純度の硫酸は、例えば、特許文献1に記載のような方法で製造される。製造後、サンプリングを行い、製造された硫酸の検品が行われる。
【0003】
サンプリングは、製品を検品するために行われる。そのため、サンプリング容器に不純物などが付着していると、サンプリング容器に採取した製品の検品を高精度で行うことができない。例えば、外気と接触しているサンプリング容器は、外気によって汚染される可能性がある。そのため、サンプリング容器に採取した製品は、実際に製造された製品よりも多くの不純物などが検出される場合があり、不純物が、サンプリング容器の汚染に起因するものなのか、あるいは実際の製品に含まれるものなのか区別することができない。その結果、サンプリング容器の汚染に起因する不純物であったとしても、最悪の場合、製品が廃棄処分されることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平4-21604号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、出荷環境に近い状態で、検品用の製品をサンプリング容器に採取することができるサンプリングボックスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を行った結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)サンプリング容器を洗浄する第1室と、サンプリング容器に試料を採取する第2室と、外気側から第1室内に向かって位置する第1グローブと、外気側から第2室内に向かって位置する第2グローブと、第1室の外面に位置する第1扉と、第2室の外面のうち、第1グローブを用いて開閉可能な場所に位置する第2扉とを含み、第1室および第2室が陽圧室であるサンプリングボックス。
(2)第2室の外面は、試料が流れるノズルの先端開口を通す開口部を、さらに有する、上記(1)に記載のサンプリングボックス。
(3)第2室の床面の下部に第2廃液室が、さらに位置し、第2室の床面は、第2廃液室まで貫通する複数の貫通孔を有する、上記(1)または(2)に記載のサンプリングボックス。
(4)第1室の床面の下部に第1廃液室が、さらに位置し、第1室の床面は、第1廃液室まで貫通する複数の貫通孔を有する、上記(1)~(3)のいずれかに記載のサンプリングボックス。
(5)第2室は、第1室の内部に位置する、上記(1)~(4)のいずれかに記載のサンプリングボックス。
(6)第1室の外面に第1HEPAフィルターが、さらに位置している、上記(1)~(5)のいずれかに記載のサンプリングボックス。
(7)第2室の外面に第2HEPAフィルターが、さらに位置している、上記(1)~(6)のいずれかに記載のサンプリングボックス。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るサンプリングボックスは、上記のような構成を有することによって、出荷環境に近い状態で、検品用の製品をサンプリング容器に採取することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るサンプリングボックスの一部を示す説明図である。
図1に示す矢印A方向から見たサンプリングボックスの外観を示す説明図である。
図1に示す面(正面)と反対の面(背面)から見たサンプリングボックスの外観を示す説明図である。
図1に示す矢印A方向から見たサンプリングボックスの内部を示す説明図である。
本発明の他の実施形態に係るサンプリングボックスの一部を示す説明図である。
図5に示す矢印B方向から見たサンプリングボックスの内部を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係るサンプリングボックスを、図1~4に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るサンプリングボックス10の一部を示す説明図である。
【0010】
図1に示す一実施形態に係るサンプリングボックス10は、第1室1および第2室2の2つの室で構成されている。具体的には、第1室1の内部に第2室2が位置している。
(【0011】以降は省略されています)
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